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算数ができる子を育てる
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算数ができる子を育てる

発売日 : 2011年8月1日
想定ページ数 : 168ページ
ISBN : 9784799310427
全文検索 : 非対応
きれいなノートを書く子どもというのは、たいてい先生や親の目を気にしています。「きれいにノートが書けたね」とほめられるのを期待しているのです。
たいていの科目では知識の整理が大切ですから、先生の板書のとおりきれいにノートをとっていれば、ある程度は勉強ができます。
ところが、算数は違います。自分の言葉でノートに練習問題を解いていくことが重要だということに気づかせる必要があるのです。
つまり、こういうことです。
「算数とは、問題を解く能力を養う教科。きれいにノートをとることではなく、ひたすら自分の言葉でノートに練習問題を解いていくことが重要」
では、「放っておいても、自分から問題を解こうという気持ちにさせるにはどうすればいいのか、そこができなくて困っている」という方は、どうすればいいのでしょうか。
高校生を中心に、小学生から大学生まで、さまざまな学生を指導している本書の著者は、「自ら問題を解く力」=「算数力」というものは、次のように因数分解できると考えています。
算数力=なんでもメモ方式(基礎体力)×計算力(暗記力・計算視力)
要は、これら2つの要素を伸ばしていけばいいのです。
本書では、家庭でもできる、その具体的な方法についてまとめたものです。
「うちの子は算数ができない!」とお悩みの方は、ぜひご一読をお勧めします。
「うちの子はなぜ、算数が苦手なの?」
「授業をまじめに聞いているのに、成績がイマイチ……」
とお悩みの方へ。
私は、学生たちを観察しているうちに、あることに気づくようになりました。
算数の得意な生徒は、とにかくいつも、うるさいぐらいに手を動かしている、
ということに。
彼らは、そんなに手を動かして、いったい何を書いているのでしょうか?

目次

表紙
表題紙
はじめに
もくじ
第1章 算数ができる生徒はここが違う
できるクラスは教室の音が違う
できる生徒は問題用紙のメモが違う
できる生徒は答案用紙が違う
できる生徒は計算用紙が違う
できるクラスは授業中が違う
できる生徒は家での過ごし方が違う
この章のポイント
第2章 「なんでもメモ方式」が算数の基礎体力をつくる
「なんでもメモ方式」が算数の実力を上げる——できない生徒ができる生徒に変わるために
「なんでもメモ方式」で問題を読む
「なんでもメモ方式」で答案を書く
「なんでもメモ方式」で計算をする
「なんでもメモ方式」で授業を聞く
「なんでもメモ方式」で家で勉強する
この章のポイント
第3章 計算力を伸ばす「暗記力」と「計算視力」!
「なんでもメモ方式」が身についたら、「計算力」の強化を
「暗記力」を鍛えて計算力を伸ばす
たし算の結果を暗記する
かけ算の結果を暗記する
累乗計算の結果を暗記する
「計算視力」を強くして計算間違いを減らす
算数の最初のつまずきは分数
分数の計算にも役立つ「暗記力」と「計算視力」
【コラム】分数トランプで遊ぶ
電卓vsフラッシュ計算vs計算力
「地図帳」と「パズル」で算数力トレーニング
数字に強くなるために——数字の特徴をよく知っておこう
この章のポイント
第4章 算数力は、将来役に立つ「仕事力」!
仕事のエッセンスは算数に詰まっている
仕事の順序と「確かめ」で、速度も正確さも大きく変わる
難しそうな問題を簡略化して、イメージをつかむ
「ミスを防ぐ」も仕事力のうち——計算間違いを防ぐための5つのポイント
この章のポイント
おわりに 算数ができる子を育てるための3つのアドバイス
練習問題の解答
著作権

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