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スマホ時代の哲学 深い集中を取り戻し豊かな時間を生きる (新装版) 【増補改訂版】

発売日: 2025/11/25 ISBN: 9784799332290 全文検索: 非対応
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【累計9万部突破】
スマホの刺激から離れ、深い集中を取り戻し、豊かな時間を生きるために。
時代を象徴するベストセラーが新装版で登場!


エール株式会社 取締役 『LISTEN』監訳者
篠田真貴子氏推薦!
「自己啓発書が好きな人に、ぜひ。
新たな「自身の捉え方」に出合えます。」

私たちは、いつから「集中する」ことができなくなったのでしょうか。

リアルタイムのやりとりが当たり前になった今、
すぐに対応しなければと追い立てられ、 複数のデバイスで並行処理する日々。
メールを返しながら、SNSをチェックし、 目の前の相手と会話する。

そしてスマホがもたらすさまざまな刺激、
際限なく流れるコンテンツに時間を奪われていく。

こうして私たちは、深い集中と豊かな時間を失っています。
本書は、スマホが変えてしまった私たちの思考と時間の使い方を問い直し、
本当に大切なものを見つめ直すヒントを伝える1冊です。

【こんな状況に心当たりのある人に】
・大量のメールを処理するだけで1日が終わる
・スマホの通知が気になってしまい、いつも気が散っている
・せっかくの自由時間を、SNSを眺めるだけで消費している
・集中が続かず、本が最後まで読めない
・信号待ちの時間にすら、無意識にスマホをひらいている

※ 本書は2025年4月に弊社より刊行の『スマホ時代の哲学 「常時接続の世界」で失われた孤独をめぐる冒険 (ディスカヴァー携書)』の特装版です。カバー以外のコンテンツは同じですので、あらかじめご了承ください。
目次プレビュー
  • はじめに
  • 第1章 迷うためのフィールドガイド、あるいはゾンビ映画で死なない生き方
  • 第2章 自分の頭で考えないための哲学――天才たちの問題解決を踏まえて考える力
  • 「君たちは自分を忘れて、自分自身から逃げようとしている」
  • 哲学を学びたいという声
  • 哲学という「未知の大地」の観光案内
  • 人は人生のどこかで必ず立ち止まる
  • 今病院に行く必要がなくても、医者はいたほうがいい
  • 困ったときのために、哲学をそばに置いておく
  • 哲学は2500年続くヒットコンテンツ
  • ごちゃごちゃ集まって、(人の話も聞かずに)がちゃがちゃ話す社会
  • 現代人は自己完結している
  • 自分を疑わない人ほど落ち着いている
  • 私たちはゾンビ映画ですぐ死ぬやつみたいな生き方をしている
  • 現代人はインスタントで断片的な刺激に取り巻かれている
  • 不明瞭で複雑ですぐには消化しきれないことの大切さ
  • 「スッキリ」と「モヤモヤ」を使い分ける――東畑開人の議論
  • 「モヤモヤが大事」の先へ行くために
  • 自分を疑うという「冒険」
  • 【コラム】大衆社会論とメディア論と対象関係論
  • 「哲学=自分の頭で考える」なのか?
  • 哲学者だってNetflix を観るし、ドクターマーチンを履く
  • 自力思考が生み出すのは、平凡なアウトプット
  • 自力かどうかより、注意深さが大切
  • 森の歩き方を学ぶときのように、考える技術を学ぶ
  • 「一問一答で動いちゃいねェんだ世の中は!!」
  • 〈知識〉と〈想像力〉の両輪で学ぶ
  • 2500年分、問題解決の知見をインストールする
  • いきなり「自分なりに」理解するのは無茶
  • 哲学を学ぶときの二つの躓き方
  • アンラーン(脱学習)する前に、ラーン(学習)せよ
  • センスメイキングにも、知識と想像力が必要
  • 「想像力を豊かにする」とは、想像力のレパートリーを増やすこと
  • 自分の中に多様な他者を住まわせる
  • 哲学を歩くときの三つの注意点
  • 1 考えることにも練習は必要(すぐに結果を得ようとしない)
  • 2 使われている通りの言葉遣いをする(独自の使い方はしない)
  • 3 その哲学者の想像力に沿って読む(日常の語感を投影しない)
  • 【コラム】プラグマティズムの哲学観
  • スマホが変えてしまった、私たちの社会
  • 「常時接続の世界」で忘れられた感覚
  • 〈孤立〉の喪失――反射的なコミュニケーションがもたらした注意の分散
  • アテンションエコノミーとスマホが集中を奪っていく
  • 〈孤独〉の喪失――自分自身と過ごせない状態
  • 〈孤立〉の中で〈孤独〉になれる――ハンナ・アーレントの哲学
  • 常時接続の世界における〈孤独〉と〈寂しさ〉の行方
  • ちゃんと傷つくための孤独
  • 自分の情緒を押し殺さないために
  • うれしい経験をしたときにも孤独は必要
  • 空いた時間をまた別のマルチタスクで埋めていないか?
  • スマホは感情理解を鈍らせる
  • 感覚を押し殺さずにいるために――「燃えよドラゴン」の教え ①
  • 「考えるな、感じろ!」の本当の意味――「燃えよドラゴン」の教え ②
  • 指先に目を奪われるな――「燃えよドラゴン」の教え ③
  • 【コラム】孤独や孤立の価値を復権する意味
  • 居合わせる価値の高まりが、取り残される不安を高める
  • 情動理解はインスタントに済ませられない
  • 寂しさに振り回される私たち――「エヴァ」から考える ①
  • 寂しさの対処法としての趣味――「エヴァ」から考える ②
  • 自分の中には複数の人がいる――「エヴァ」から考える ③
  • 趣味は孤独をもたらす――「エヴァ」から考える ④
  • 趣味は謎との対話である――「エヴァ」から考える ⑤
  • 「書かれた私」と「書き直す私」の対話
  • 何かを作ることが自己対話の可能性を開く
  • 自分がいいと思えるまで、何度でも作ること
  • 「モヤモヤ」を抱えておく能力――ネガティヴ・ケイパビリティ
  • 時代を超えて様々な人を惹きつけたネガティヴ・ケイパビリティ
  • 不確実性の中で生きる私たちに必要なこと
  • ネガティヴ・ケイパビリティの二つの方向性
  • 哲学することは、ネガティヴ・ケイパビリティを育てること
  • 孤独の中で、モヤモヤと付き合っていく
  • 【コラム】異なるイメージの言葉を重ねる意味、文化と哲学を織り交ぜる理由
  • 活動的であることは虚しい?――パスカルと気晴らしの哲学
  • 活動で、退屈や不安から気を逸らしている
  • 新型コロナウイルスで、私たちは「気晴らし」を奪われた
  • 自分の奥底で眠る倦怠や不安から目を逸らすべきではない
  • テンションを上げないとまともに生活できない
  • メンタルヘルスが自己責任化されると、問題の社会背景が見えなくなる
  • 絶えざる成長を求めることとメンタルヘルスは関係している
  • スティーヴ・ジョブズの助言は当てにならない
  • 心の声に従ってはいけない
  • チェーホフから考える「自分の心に従う」ことの危うさ
  • フレキシブルな働き方は、自己啓発と相性がいい(が、これは福音ではない)
  • 自分への過剰な関心は自己対話を阻む
  • 自分への関心は、アテンションエコノミーとの相性がいい(悪い意味で)
  • 【コラム】ポストフォーディズムにおける実存と寂しさ
  • 不安に対処するために「快楽的なダルさ」に浸っている
  • スマホが可能にする、やわらかな昏睡
  • 刺激から切り離されると退屈を感じてしまう
  • 注意を停止し、単純で魅力的なものに飛びついている
  • 気分というモヤモヤに目を凝らすことの大切さ
  • 心の声は必ずしも「ポジティヴ」ではない
  • 情報呪術による不安の悪魔祓いを止めてみる
  • 感覚の変化は行動を変えろというシグナル
  • 退屈に向き合うための姿勢――隔離生活下で裁縫するルソー
  • 自治の領域を持つ、孤独を楽しむ
  • 趣味は時に「つらいこと」も浮き上がらせる
  • 「つらいこと」に向き合うことが、優しさにつながる
  • 過去に対峙するプロセスが大切――映画「ドライブ・マイ・カー」
  • 高ストレス環境で柔軟な変化を求められ続けるシンジ=私たち
  • 知ることには限界があり、私たちは常に不完全である
  • 完全には知りえないからこそ人は知ろうとする
  • 知り続けることの楽しさとしての哲学
  • 【コラム】実存主義・対象関係論・消費社会論の取り合わせ
  • 寂しさは私たちを一人ぼっちにする
  • 孤独と趣味のつくりかた
  • 自己の多様性が見えにくくなるとき
  • 仲間と信頼の重要性
  • 自己の多様性を作曲すること
あとがき
購入者限定特典 スマホ時代を考えるためのブックガイド
増補改訂版 限定付録 『スマホ時代の哲学』を実践する人のためのQ&A
あとがき──増補改訂版によせて
『スマホ時代の哲学』の発酵 解説:ドミニク・チェン(発酵メディア研究者)
谷川嘉浩
1990年生まれ。京都市在住の哲学者。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。現在、京都市立芸術大学美術学部デザイン科特任講師。

哲学者ではあるが、活動は哲学に限らない。個人的な資質や哲学的なスキルを横展開し、新たな知識や技能を身につけることで、メディア論や社会学といった他分野の研究やデザインの実技教育に携わるだけでなく、ビジネスとの協働も度々行ってきた。

単著に『鶴見俊輔の言葉と倫理:想像力、大衆文化、プラグマティズム』(人文書院)、『信仰と想像力の哲学:ジョン・デューイとアメリカ哲学の系譜』(勁草書房)。共著に『読書会の教室』(晶文社)、『ゆるレポ』(人文書院)、『フューチャー・デザインと哲学』(勁草書房)、『メディア・コンテンツ・スタディーズ』(ナカニシヤ出版)、Neon Genesis Evangelion and Philosophy (Open Universe)、Whole Person Education in East Asian Universities (Routledge)などがあるほか、マーティン・ハマーズリー『質的社会調査のジレンマ:ハーバート・ブルーマーとシカゴ社会学の伝統』(勁草書房)の翻訳も行っている。
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