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花見酒の経済
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花見酒の経済

発売日 : 1987年6月1日
ISBN : 9784022604392
全文検索 : 非対応
昭和25年「ものの見方について」で敗戦日本の生き方にひとつの指針を示した著者は、12年後、折から高度成長期にあった日本経済の底の浅さを危ぶみ、落語の“花見酒”にたとえて、その破綻を警告した。「日本独自の経済学」の確立を訴えたその主張は、貿易摩擦に苦しむ今日のわが国にとって、いまだに新鮮さを失っていない。
(※本書は1987/6/1に発売し、2022/2/28に電子化をいたしました)

目次

斜めから見る経済成長
「行き過ぎ」とは?
情勢に馬乗りの政府
一つの指標に過ぎぬ成長率
成長と中身
土臭い問題
物価と地価
一兆を超える土地取引
担保力の増大
無から生れる有
信用膨脹をあおる「ふいご」
支えている条件
管理通貨という制度
経済の偏向
ソフトな成長
比喩の語るところ
いつか来た道
もたれ合いの経済
信用インフレの慢性化
経済的な敗北
うまく運用されるには
まず、地価高騰を抑止せよ
特殊段階の日本経済
刺激療法の段階ではない
逆立ちしている自由競争
飽和産業
輸出産業もまた
生産費が高まる
〝従業員ぐるみ〟の生きる闘い
〝第三の失業者〟
企業者のための「必要」
陽気な動きと暗い影
めずらしい典型
フロンティアのない経済
各国のフロンティア
フロンティアの立体化
前例はないか
カネはどこから
無い袖をふる
トラック部隊
新しい誘惑
コストの高騰
日本的な〝必要〟
コストからくる物価高騰
一応の要約
穴の深さ
突破口はあるか
経済学の重要さ
度の合わない眼鏡
「経済学の最良の書物」
経済のシルエット
あまり気がつかぬうちに
日本生れの経済学を
新しい経済感覚へ
「経済」の思考
おしまいに

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