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週休2日で子どもの頭が悪くなる!?
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週休2日で子どもの頭が悪くなる!?

発売日 : 2002年3月1日
ISBN : 9784391126020
全文検索 : 非対応
2002年4月からの新学習要領スタートに向けて、親の不安や心配をあおるような扇動的なタイトルに、半ば挑戦状をたたきつけるような勢いで、いっきに読み終えた後には、不思議といちるの光をつかんだかのような心持ちになった。
そもそも学習指導要領とは何かに始まり、親たちが抱えている不安や問題点を章立てし、Q&A方式で解説していく。そして、教育現場の実態や丹念に調べ上げた資料をもとに、最も重要なことは、いたずらに不安をかきたてる情報を整理し、冷静に受け止め、親として子どもたちが将来どんな大人に育ってほしいと願うのか、子育ての原点に立ち返って考えることではないかと説く。

2002年度に始まる教育課程は自己責任にのっとった自由選択の時代の到来を象徴するという。どの子も必ず伸びる可能性を持っていることを信じ、お仕着せではなく、自分たちで時代をつくっていく環境づくりを心がけるよう思考をシフトさせてくれた本書は、21世紀の学校教育の指南書となるだろう。(原田安希子)
(※本書は2002/3/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)

目次

第1章 週休2日で基礎学力は確実に落ちる?
新学習指導要領って何?
  • ◆週休2日の新学習指導要領
公立の小・中学校はこう変わる!
  • ◆教える内容を3割もカット
  • ◆時間割は、何がどう変わる?
子どもたちの学力が危ない!?
  • ◆理想と現実――よい点と心配される点
漢字が書けない社会人? 算数のできない大学生?
  • ◆覚えることは先送りの「国語」
  • ◆円周率が3に!? 「算数」の授業
  • ◆「理科」に、選択制を導入した項目が!?
  • ◆学習する項目は子ども任せ!? 「社会」
  • ◆必修単語数が1/5に減る「英語」
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
第2章 私立・公立の差は、ひらくばかり?
私立校はこうする!
  • ◆私立校の休みはだれが決めるのか?
  • ◆学校週5日制を導入する?
  • ◆5教科の授業時数を確保する
公立校はどうなる?
  • ◆公立校に変化の兆し?
  • ◆公立中学校の職場体験
  • ◆削減された教科の授業を補う場
  • ◆公立も選択できる時代に
  • ◆究極の選択か
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
第3章 受験戦争はますます厳しくなる?
公立離れは進んだのか
  • ◆倍率から見る2002年度入試
  • ◆社会状況が受験に与える影響
「学びのすすめ」は私立の後追いか
  • ◆2002アピール「学びのすすめ」への反応
  • ◆公立校に求められること
  • ◆大学受験がある限り
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
第4章 塾の選び方で将来が決まる?
大きくなる塾の役割
  • ◆塾通いは中学生の宿命?
  • ◆塾に寄せる家庭の思い
受験以外に学習する動機はないのか
  • ◆冊子『生きる力』を作成した公文教育研究会
  • ◆M字型学力分布
  • ◆学ぶ意欲を目覚めさせるのはだれの役目か
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
第5章 先生しだいで授業が変わる!?
文部科学省が方向転換?
  • ◆学力向上のための「学びのすすめ」
「総合的な学習の時間」は使い方で差が出る
  • ◆「総合的な学習の時間」には何をするか?
  • ◆小学校でも「英語」を教える!?
  • ◆学校ビオトープとは?
TT(ティーム・ティーチング)とゲストティーチャー
  • ◆TT(ティーム・ティーチング)
  • ◆ゲストティーチャー
5教科(4教科)以外の授業は充実するか
  • ◆「音楽」はどうなる?
  • ◆「図画工作」「美術」はどうなる?
  • ◆「家庭」「技術・家庭」はどうなる?
  • ◆「体育」「保健体育」はどうなる?
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
第6章 学級崩壊、いじめ、不登校から子どもを守るために
学級崩壊はなくなるのか
  • ◆学級崩壊のさまざまな姿
  • ◆幼・小連携への期待
  • ◆先生よ、相談して
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
第7章 今、親として何ができるか?
学校完全週5日制が意味するもの
  • ◆なぜ週5日制なのか
  • ◆土曜休日をどう過ごすか
  • ◆地域で子どもを育てる
親として、今
  • ◆学校を選ぶとき親は
  • ◆日常は親の責任
  • ◆親の意識改革
<尾木直樹のアドバイス>
<Q&A>
<尾木直樹のアドバイス>
あとがき―――親も教師と協同して

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