サウンドパワー わたしたちは、いつのまにか「音」に誘導されている!?
発売日: 2019/7/26
想定ページ数: 232ページ
ISBN: 9784799324752
全文検索: 非対応
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このレストラン、なぜかちょっとやな感じ
今日は奮発していいワインを買っちゃった
機内食って、あんまり美味しくないんだよなぁ
ディズニーランド最高!
どうも最近、体調が良くなくて……
それもこれも、
音(サウンド)のせいかもしれません。
ビジネスをアップデートする力をもつ「サウンド」の重要性に、近年アメリカやカナダ、ヨーロッパの企業が注目するようになってきています。さらには、ビジネスのみならず、教育、医療、政治などさまざまな分野で活用が始まっています。
◯ 誘導のサウンドパワー
サウンドには、わたしたちの潜在的な記憶に働きかけ、わたしたちを誘導する力があります。
しかも、その力はわたしたちが思っているよりも強力です。
日用品をまとめ買いしたのも、フランスワインを買ったのも、お店に流れていたサウンドのせいかもしれない……。
◯ ブランディングのサウンドパワー
ヴィジュアル・ロゴは、企業アイデンティティをひと目で伝える優れたツールとしてこれまで用いられてきました。ここに今、大きな変化が起きようとしています。
世界は、ヴィジュアルのアプローチから、サウンドを使った新しいブランディング「ソニック・ブランディング」に取り組み始めているのです。
◯ 声のサウンドパワー
どのような声を発するかに、あなたのリーダーシップは大きく左右されます。日々の会話からミーティング、交渉、決算報告や投資家へのプレゼンテーション、スピーチなど、あらゆるビジネスシーンで「声」というサウンドが、存在感やカリスマ性を表現しているからです。
聞き手の関心を引き、伝えたい情報を正しく発信するための声のサウンド表現戦略、「サウンドオーラルストラテジー」は、今後のビジネスの鍵となってくるでしょう。
◯ 健康と生産性のサウンドパワー
意識的に耳がキャッチする音、無意識にキャッチする音、そしてときには不本意にもキャッチせざるを得ない音があります。
3番目の、BGN(バックグラウンドノイズ)などと呼ばれる、不本意にもキャッチせざるを得ない音は、その空間を不快なものに変えるだけでなく、わたしたちの健康を害し、生産性を下げるマイナスのパワーをもっています。
しかし、騒音がもつマイナスのサウンドパワーについて、ほとんど認識されていないのが現状です。その結果、日本は今、公害とも呼ぶべき音環境にさらされています。
◯ 味覚と食感のサウンドパワー
「音が味覚に影響する」。にわかには信じられないかもしれませんが、サウンドと味覚のあいだに、とても密接な関係があることが、次々に明らかになってきています。
そして今、味に対する音の効果を調味料に見立てた、「ソニック・シーズニング(音の調味料)」の探求が始まっています。ソニック・シーズニングの発見は、食のレボリューションになる可能性すら予見されています。
◯ 子育てと教育のサウンドパワー
サウンドの研究をしていると、子育てや教育への効果を聞かれることがよくあります。
音楽の効果について、世の中でいわれていることのすべてが正しい、あるいは科学的な裏付けが取れているというわけではありませんが、子供たちが音楽を聴き、楽器演奏を学ぶことには、多くのプラス効果があることが示されてきています。
目次プレビュー
- プレリュード
- 第1章 なぜ、音には 力があるのか?
- 第2章 サウンドパワー活用の最前線
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無音の空間は、不快な空間
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サウンドスケープが 感情を動かす
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サウンドパワーはサウンド スケープのデザインから
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不要なサウンドを吸収する
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反射音をコントロールする
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自然と人工の調和した サウンドスケープをデザイン
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サウンドスケープは 見た目も大事
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歯科治療の 「キーン」を和らげる
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健全で豊かな暮らしのためのサウンドスケープ
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茶の湯に見る おもてなしサウンドスケープ
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高いピッチは感情を盛り上げる
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お酒を勧めるならアップテンポ
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ヒットチャート・サウンド の効果
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サウンド・プライミング効果
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なぜか今夜はフランスワイン
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クラシック音楽は「リッチ」さをプライミングする
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フラワーショップにはロマンティック・サウンド
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わたしたちを誘導する スーパーマーケット
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サウンドを採用するヒント
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サウンドオーラルストラテジー6つのポイント
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1 音色:効果的な語彙を選ぶ
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2 ピッチ:ベースピッチは低く
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3 テンポ:ベーステンポはゆったりで緩急をつける
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4 音量レベル:あえてささやくのも大事
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5 静寂:しっかりと息継ぎをして、間合いを取る
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6 プロソディー:抑揚をつける
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もはや無視できないBGN
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飲食店はどれほどうるさいのか
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騒音は料理の味を損ね、 早食いを促す
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うるさいとお酒が進み 回転率も上がるが……
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高いBGNレベルを コントロールする方法
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交通量の多い場所に吸音カーペット
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窓にはカーテン
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緑を配置する
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天井・壁・床の間での反響を防ぐ
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音を意識して椅子・テーブルを選ぶ
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電気機器を隔離する
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キッチンまわりに柔らかい素材のものを
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オープンプランオフィスの 騒音問題
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騒がしい職場は健康を害し、生産性を下げる
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オフィスのBGNレベルを 減らす7つの方法
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1 フローリングの素材は柔らかいものを採用
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2 電子機器を隔離する
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3 サイレントスペースを提供する
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4 防音性の高いラウドスペースを用意する
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5 吸音パネルを設置する
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6 植物を設置する
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7 BGNサウンドをマスキングする
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持続的な成長戦略としての 騒音対策
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日本は音環境後進国
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電車の騒音問題
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低周波音という問題
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静かすぎるのも考えもの
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機内食は一味違う?
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音を振りかける 「ソニック・シーズニング」
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音と料理を同時に楽しむサウンドペアリング・メニュー
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サウンドスケープごと味わう
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食感のサウンドパワー
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ソニック・シーズニングの可能性
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ダージリンティー
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チョコレートとコーヒー
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ビール
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ワイン
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ソニック・シーズニングに挑戦
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ほかほか・あつあつ
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食のレボリューションへ
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発達段階別の子供たちと 音楽との関わり
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赤ちゃんは音刺激に敏感
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乳児とBGM
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幼児とリズム、歌詞
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未就学児と歌うこと
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小学生と楽器演奏
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中学生以上と世界観
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子供たちとサウンド
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赤ちゃんとホワイトノイズ
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ピンクノイズで集中力アップ
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音楽教育のパワー
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楽器演奏は脳の発達を加速させ、社会性を育てる
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論理的思考力や記憶力も向上する
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音楽は複合的な認知活動
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音楽は数学的
ミテイラー千穂
ジュリアード音楽院
R. アブラムソン博士 音表現研究室 エグゼクティブ・ディレクター
アメリカ音響学会、アメリカ心理学会所属
米大手百貨店、有名ブランドのマーケティング戦略や、ブランディング、プレゼンテーション、空間のサウンド表現のコンサルティングを行う。また、サウンド表現のデザイン、公的機関における交渉・スピーチの分析と助言など、官民にわたり表現学者として携わっている。
サウンド表現コンサルタント、サウンド表現アーキテクト。
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