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マンデラの南アフリカ―アパルトヘイトに挑んだ外交官の手記
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マンデラの南アフリカ―アパルトヘイトに挑んだ外交官の手記

発売日 : 2004年6月24日
ISBN : 9784867762585
全文検索 : 非対応
※本書は2004‐06‐24に展望社より刊行された書籍を電子化したものです。

目次

刊行にあたって
激動の日々──はじめに
1 アパルトヘイトの矛盾
1 アフリカとの出会い
  • ナイジェリアでの勤務
  • アフリカの後進性の責任
2 南アの人種隔離政策
  • 国是とされた人種差別
  • 帰結としての領土隔離政策
  • 便法としてのホームランド政策
  • 南ア政府高官に聞く
  • 邦人駐在員とのやりとり
3 アパルトヘイト体制の危機
  • ボータ政権の改革努力
  • 真の改革とはほど遠い
  • 一転して態度を硬化──非常事態宣言
  • 白人議会選挙と保守派の勝利
  • 黒人に高まる不満
2 国際社会の対応
1 国連と英連邦
  • 国連憲章と基本的人権の立場
  • 賢人調査団を派遣した英連邦
  • 必要な南アへの政治圧力
2 先進国サミットでの討議
  • 議長国日本の責任──東京サミット
  • 「シャープビル6」の死刑停止
3 アメリカの反アパルトヘイト法
  • レーガン政権の建設的関与政策
  • 大統領拒否権を覆して法案成立
  • 制裁に反対する共和党政権
  • アメリカ政府と議会のせめぎあい
  • アメリカ議会の動きと日本
  • 国内に人種問題を抱えて
  • 「有色人種お断り」
4 イギリスの歴史的責任
  • 歴史的に緊密な関係
  • 「アパルトヘイトの共犯者」は英国であるとする批判
5 その他の主要国の態度
3 日本にとっての南ア問題
1 政府の基本的立場
  • 「喧嘩両成敗」論の誤り
  • 経済規制か経済制裁か
2 日本の対南ア規制措置
  • 経済規制はボディブロー
  • 入国規制への賛否
  • 例外的に入国を認めるケース
3 追加的規制に踏み切る
4 日・南ア貿易額の突出
  • 貿易相手国首位の不名誉
  • 対日非難の高まり
  • 外務省課長の「失言」報道
  • 心強かった励ましの声
  • 自粛要請と貿易の減少
5 対南ア経済制裁の是非
  • 経済制裁のプラスマイナス
  • 南アの経済的重要性の真偽
  • 日・南ア貿易の内実
  • 南アの稀少資源は本当に不可欠か
  • 南ア経済にとっての日本の重要性
4 新たなアフリカ外交を求めて
1 政策対話の推進
  • 黒人反政府団体との接触
  • 黒人解放組織に足並みの乱れ
  • ボータ外相訪日の波紋
  • デクラーク教育相の入国を拒否
  • タンボANC議長の招聘
  • タンボ議長一行との意見交換
2 南ア黒人を積極支援
  • 教育・技術訓練による地位向上
  • 南アフリカ黒人奨学金基金
  • 国連南部アフリカ教育・訓練計画
  • 南部アフリカ黒人支援日・EC共同計画
3 南ア問題で啓発活動
  • 政府が啓発活動をするジレンマ
  • 話題を呼んだ映画「遠い夜明け」
  • 試写会すべてに立ち会う
5 南部アフリカと南ア
1 周辺諸国の不安定化
2 共同開発の試み
3 モザンビークの新旧の大統領
  • マシェル大統領の訪日
  • 後任の大統領に旧知のチサノ外相
  • チサノ大統領の訪日
4 アンゴラへの熱き旅
  • アンゴラ内戦に南アが介入
  • 拘留された日本人漁船員
  • アンゴラ政府からの招待状
  • ドス・サントス大統領に直言
  • 人道・復興援助の必要性
5 ナミビアに真の独立を
  • 南アの不法占拠
  • ナミビア独立への動き
6 その後の南部アフリカ
  • ナミビアの独立
  • 南部アフリカ開発共同体(SADC)の成立
  • アンゴラ、モザンビークにおける和平の動き
南アフリカ共和国の前途──おわりに
ストレートな人間性の追求──再刊に寄せて

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