セール中 カテゴリ一覧 著者一覧
検査なしで、自分の病気を推理する方法
0件
1,650円(税込)
獲得ポイント: 17pt
通常:
17pt

検査なしで、自分の病気を推理する方法

発売日 : 2015年8月27日
想定ページ数 : 296ページ
ISBN : 9784799317617
全文検索 : 非対応
めまい、頭痛、胸痛、腹痛……
気になるその症状、あわてて病院に行かなくても、ここまでわかる!

このところ気になるめまい、頭痛、胸痛、腹痛……

そんなとき、「病院で検査さえ受ければ安心」「検査を受ければ、病気かどうかわかる」と思っていませんか?

実は、8割近くの病気は検査をする前にわかります。
ともすれば、検査結果は「100%正しい」と思われがちですが、実は非常に曖昧なものです。「検査結果が正常なのに病気だった」ということはよく起こりますし、逆もまた然りなのです。

受けなくてもいい検査を、受ける必要はないのです!

本書は、検査は完全なものではなく曖昧なものだということを知っていただき、検査結果に振り回されずうまくつきあう方法を、現役医師が書いたものです。

第1部では、よくあるめまい、胸痛、頭痛、腹痛のそれぞれの症状について、病院に行かなくても「自分診療」ができるポイントを、フローチャートを交えながら解説します。
第2部では、検査の限界、本来の目的を提示することで、検査に対する過剰な信頼を解消し、検査と正しくつきあうためのヒントを提示します。

些細な症状を気に病んで病院に行く前に、ぜひ一度お読みいただくことをおすすめします!

目次

推薦のことば
はじめに
第1部 こんな症状なら検査は必要なし! ―「自分診察」でここまでわかる
〇 医者はどのように考えて診断を下しているのか
〇 そのめまいは、脳梗塞が原因か?
  • Point❶ 「年齢は何歳か?」
  • Point❷ 「神経の麻痺があるか?」
  • Point❸ 「どんなめまいか?」
  • Point❹ 「回転性めまいが1分ぐらいで落ち着くか?」
[ コラム ] めまいに対するCT・MRIは、脳梗塞を見つけるため?
〇 その胸痛は、心筋梗塞が原因か?
  • Point❶−1 「胸を触る・押すと痛むか?」
  • Point❶−2 「深呼吸をすると痛むか?」
  • Point❷−1 「左腕、右肩が痛むか?」
  • Point❷−2 「冷や汗・発汗、吐き気がするか?」
〇 その頭痛は、くも膜下出血が原因か?
  • Point❶ 「年齢は50歳以上か?」
  • Point❷ 「これまでに同じような頭痛はなかったか?」
  • Point❸ 「突然の痛みだったか? 今までで一番痛かったか?」
  • Point❹ 「痛みは2週間以上前からか?」
〇 その腹痛は、危険な病気によるものか?
  • 危険な腹痛かどうかを見極める4つのポイント
第1部のまとめ
第2部 検査との正しいつきあい方
第1章 検査のよくある誤解
〇 検査でわかることとは?
〇 誤解1 検査は、誰が受けてもいい ―検査には「正しい対象」がある(妊娠反応検査を例に)
〇 誤解2 検査の結果は100%正しい ―「検査の結果が異常なのに病気なし」の場合もある
〇 医者は検査を使って、どのように病気を推理しているのか (インフルエンザを例に)
〇 誤解3 冬に「インフルエンザ検査が陰性だから」といって出勤してもよい ―検査には得意・不得意がある
〇 誤解4 精度99%の検査の結果は、つねに99%正しい ―検査の前提によって結果は変わる(HIV検査を例に)
[ コラム ] 献血がHIVに汚染されているかどうかは、どのように検査しているのか
第2部第1章のまとめ
第2章 その検査、本当に必要ですか? ―検査を受ける前に、これだけは考えましょう
〇 検査の目的とは?
〇 インフルエンザの可能性が非常に高い人に迅速検査は必要か?
〇 タミフルを希望しない人に迅速検査は必要か?
〇 ノロウイルスの検査は意味がない!?
〇 出生前診断を受ける前に決めておくべきこと
[ コラム ] 検査の陽性・陰性はどうやって決める?
第2部第2章のまとめ
第3章 がん検診、健康診断・人間ドックは受けた方がいいのか?
〇 がん検診は受けた方がいいのか?
〇 健康診断・人間ドックは受けた方がいいのか?
第2部第3章のまとめ
第4章 検査とよりよくつきあうために
〇 日本人は検査が大好き? CT・MRI台数は世界一
〇 CT検査による放射線被曝で、がんは増えないのか?
〇 CT・MRI検査の過鎮静、造影剤アレルギーの副作用は?
〇 過剰な医療・検査に対する反動も
〇 「自宅検査」にも注意が必要!
〇 ネットで買える性感染症検査薬は?
〇 「新しい検査」を受ける前に考えたいこと
第2部第4章のまとめ
おわりに――結局、検査とはどうつきあえばいいのか
参考文献一覧

ユーザーレビュー

レビューがありません
書籍をシェアする