セール中 カテゴリ一覧 著者一覧
心の危機の処方箋
0件
1,540円(税込)
獲得ポイント: 15pt
通常:
15pt

心の危機の処方箋

発売日 : 2014年4月11日
ISBN : 9784890221431
全文検索 : 非対応
うつ・ひきこもりの原因は子育て・教育にある!
近年の若者が「キレる」のも「ひきこもる」のも「身体の故障が出る」のも「うつ」になるのも、子育てや教育の問題である。若者よ、世間に負けない・自分に負けない実力と耐性を鍛え直そう!
教育学の立場から精神医学の「新型うつ病」に異を唱え、クスリもカウンセリングも効かない「心の危機」を回避する方法をわかりやすく説き明かす。患者とその家族、学校教育の関係者など必読の書!
(※本書は2014/4/11に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)

目次

まえがき
第1章「君は今のままでいい」と言ってはなりません
1 脳機能の低下や故障はなぜ起こるのか
2 多発する「うぬぼれ心身症」と「過剰プライドうつ」
  • 欠損体験
3 働かない若者の最後の面倒を見るのは、親ではなく、文化国家日本の「税金」です
  • 自尊感情と自己肯定感と自己愛
第2章 どうして起こる「心の危機」
1 世間から認めてもらえず「笑い者」になれば、人は「心の危機」に陥ります
2 日々の暮らしのアクセルとブレーキの欠損 ——「行動耐性」と「欲求不満耐性」の欠損
  • 耐性
第3章 人生の3要素を点検する
1 「自己評価」は甘過ぎないか?「実力」は付いているか?「がまん」はできるか?
2 「実力不相応の思い上がり」を育てている
3 身体と心はつながっています
4 「抵抗力」は育てることができます
5 イソップ物語の「狐とぶどう」
6 心の危機と教育学
7 「実力」と「耐性」を付けてやらなけれは、子どもは世間に潰されます
8 人権教育論も主体性教育論も、子どもの意志に反することを強制することはできません
9 「役割」を「演じ切る」ことこそが社会人になるということです
10 感覚体の現実逃避は防衛本能です
第4章 「新型うつ病」についての医学の視点、教育学の視点
1 「病気」と「弱さ」、また「病気」と「わがまま」の間には「はば」があります
2 グレーゾーンのない診断チェックリスト
3 医者は「病気」と言いますが、教育学からは「耐性の欠如」か「鍛錬の不足」に見えます
4 「弱い人間」がかかり易いというのであれば、彼らを「強く」することが原則です
5 子どもの「うつ」から分かること——強度の逃避傾向が「病気」と判断されています
6 原因は明らかに「ストレス耐性」が低いことです
第5章 鍛錬不足に起因する新型うつ病はクスリでは治せない!
1 「心の強さ」が問題であると医者も言っています
2 「クスリでは治せない」という発想は何処まで広がっているのでしょうか
第6章新型うつ病患者の人物像
1 医学には、「心の危機」が教育問題であるという視点はほとんどありません
2 教育関係者には、自分たちが「心の危機」を作り出しているという自覚がほとんどありません
3 教育の3原則が守られていない――心身ともに「体得」の欠落
4 カギは心身に「負荷」をかけること
5 うぬぼれに近いプライド、刷り込まれている自己肯定と自己特別視
  • 児童中心主義
6 他者の人権より、自分の人権――みんなの都合より自分の都合
7 過剰な自己愛が問題の核心です
8 己の「分」を知らず、「世間も人生も思い通りにはならない」、ということが分かっていない
第7章「がまんする」とはどういうことか
1 「抵抗力」・「がまんする力」とはなにか
2 忍耐とは何に耐えるのか
  • (1) 肉体的困難――身体にかかる「負荷」
  • (2) 精神的困難――心にかかる「負荷」
  • (3) 「がまんする力」は育てることができる
  • 困難菌
  • (4) 「貧乏」が国民を鍛えた時代
3 一般的耐性と個別耐性
  • (1) 一般的体力と個別身体能力
  • (2) 「心の危機」をもたらす事件の種類
  • (3) 「耐性」の現れ方
第8章 先人が示す人生への対処法
1 「がまん」のいろいろ
2 「断念」――できないことは諦める
3 「方向転換」――こっちが駄目なら、あっちを試そう
4 「延期」――今が駄目なら待てばいい
5 自己納得――「がまんできる自分」を褒めてやる
6 状況の打開策を探る――工夫して戦えば、道は開ける
7 「人の支援を求める」――必ず助けてくれる人はいる
8 「原因分析」――原因が分かれば答えも分かる
9 「足るを知る」――欲を捨てれば楽になる
あとがき

ユーザーレビュー

レビューがありません
書籍をシェアする