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「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪
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「親しい関係からなぜか離れたい」がなくなる本喪失や悲しみから心を守る「自己防衛の戦略」の功罪

発売日 : 2021年12月23日
ISBN : 9784799328132
全文検索 : 非対応
ベストセラー『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』のイルセ・サンによる『心がつながるのが怖い 愛と自己防衛』がついに携書化!

人間関係において、こんな経験はありませんか?

・いつも冷淡な相手を選んでしまう
・手の届かない人ばかり好きになる
・完璧な相手を待ち続ける
・恋人がいる相手を好きになる
・相手の欠点にばかりに目が向く
・子どもをかわいいと思えない

気付かないうちに他者との距離を置いてしまうのはなぜ?
そして、そこから抜け出すための方法をデンマークの人気心理療法士イルセ・サンが解説。

心の奥底では愛情に満ちた関係を築きたいのに、自分でもわからずに相手から遠ざかるような言動をとる人たちがいます。
関係が壊れて相手を失ったり、自分が傷つくことを恐れるあまり、最初から関係が深まらないようにしてしまうのです。

イルセ・サンは、それを「自己防衛の戦略」と呼びます。
幼い頃に、親から十分に愛情を受けなかったことが原因で自己防衛の戦略は生まれます。
自分の感情や他者との関係から距離を置き、自分が傷つかないようにするためです。

大人になって心が強くなり、もう自己防衛は不要になっているのに自動的に戦略が作動し、自分の感情を感じず、他者と離れようとしてしまうのです。

著者は自己防衛の戦略について、豊富な事例とともに丁寧に解説します。
そして、自分の本当の感情に気づき、自分を受け入れ、他者を受け入れても大丈夫だと読者に語りかけていきます。

人間関係に悩む人にとって、心が軽くなる一冊になるはずです。

【目次】
はじめに
プロローグ
第1章 自己防衛の戦略とはどのようなものか
第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる
第3章 喪失の悲しみを恐れて愛に満ちた関係を避ける人たち
第4章 愛情に満ちた人生への扉を閉ざしてしまう不幸なパターン
第5章 親を理想化することの危険
第6章 感情を完全に意識する
第7章 不適切な自己防衛の戦略をとり除く
第8章 本来の自分に戻る
参考文献
謝辞

目次

はじめに
プロローグ
第1章 自己防衛の戦略とはどのようなものか
自己防衛の戦略は本来非常事態を切り抜けるためのものだった
一時的な措置としての自己防衛は役に立つし悪いものではない
自分の内側での自己防衛と他者からの自己防衛
自己の内面と距離を置く自己防衛の戦略
内的自己防衛と対人自己防衛のバランスをどうとるか
第2章 自己防衛の戦略を無意識にとるとき、問題が起こる
冷淡で自己中心的な人をパートナーに選んでしまう原因
自己防衛の戦略が人格の一部と化すとき
第3章 喪失の悲しみを恐れて愛に満ちた関係を避ける人たち
悲しみと向き合うことは重要だ
悲しみを避けるために人間関係を避けてしまう人たち
無意識に愛情のある関係を避ける人たち
第4章 愛情に満ちた人生への扉を閉ざしてしまう不幸なパターン
①いつも無理な相手を求め続けるパターン
②心を閉ざした相手をパートナーに選んでしまうパターン
③完璧な相手を待つパターン
「よい」人間であるための闘い
第5章 親を理想化することの危険
「関心」には2種類ある
①親を理想化し、自分も理想化するパターン
②親を理想化し、自分のことは蔑むパターン
私たちが現実を作り変えるとき
子ども時代の戦略を繰り返す
自分の気持ちに逆らとき
子ども時代に欠けていたものをパートナーに求めてしまう
両親をより現実的な視点でとらえる
親を理想視することが親密な関係を築く妨げになる
第6章 感情を完全に意識する
感情は重なり合って互いを隠している
感情が高まると、退行が起こることがある
第7章 不適切な自己防衛の戦略をとり除く
セラピーで自己防衛の戦略に目を向ける
自己防衛としてのいら立ちと怒り
悲しみと痛み
愛への渇望
両親への見方を変える
第8章 本来の自分に戻る
社会性という仮面を外す
自分自身でいることを選ぶと他者と出会うことができる
「よい」人間であるための闘いを避ける
危機は次のステップに到達した証
人生を変える痛み─私たちが自分自身の内面に近づくとき
意識することで前進できる
参考文献
謝辞

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