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名古屋商科大学ビジネススクール ケースメソッドMBA実況中継
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名古屋商科大学ビジネススクール ケースメソッドMBA実況中継

発売日 : 2020年9月25日
想定ページ数 : 248ページ
ISBN : 9784799326640
全文検索 : 近日対応
事業創造のプロになる! 人気ビジネススクールのディスカッション授業を紙上で完全再現。

★セブンイレブンとローソンのビジネスモデルの違いは?
★キーエンスはなぜ高利益率なのか?
★AppStoreがAppleにもたらした新しい価値とは?
★トヨタ自動車のビジネスモデルはこれからどうなるのか?


なぜビジネスモデルを学ぶのか。ビジネスリーダーを目指すのであれば、必ずビジネスモデルについて知る必要があるからだ。新規事業担当者だけのものではないし、経営企画担当者だけのものでもない。抽象的な経営戦略を、具体的なビジネスプロセスへと落とし込むための橋渡しとなるのが、ビジネスモデルであり、それはまさにビジネスリーダーの仕事だからだ。(「まえがき」より)

新しいビジネスモデルを創造するためのハンドブックとして世界的ベストセラーとなった『ビジネスモデル・ジェネレーション』の翻訳者であり、自らもビジネスモデル思考の普及啓発に取り組む著者がビジネススクールで教える人気講義「Business Model Design」がついに書籍化。国内外の注目企業のケースを数多く紹介しながら、ビジネスパーソンが新たな価値を生み出し、競争優位を築くために押さえておくべきビジネスモデルの考え方を徹底解説していく一冊。


ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長 佐藤信雄氏推薦
「本書はMBA教育の核心である「参加者中心型」のケース討論を垣間見ることができる、類書にない内容である。MBAに興味がある学生・ビジネスパーソン・教員にぜひ読んでもらいたい」

目次

表紙
著者まえがき
目次
第1章 ケースメソッド教育とは 竹内伸一
ビジネススクールとケースメソッド授業
教育学的に見たときのケースメソッド
ケースメソッドで「本当に」学べるのか
ケースメソッド教育の担い手としての責任
学生はケースメソッドとどのように向き合うか
学生はなぜこうした荒行に耐えるのか
第2章 ケースメソッド授業の使いこなし方 
ケースメソッドはなぜ「実践的」なのか
ケースメソッドを補完するフィールドメソッド
ビジネスモデルをケースメソッドで学ぶ意味
第1,2講 経営戦略に基づくビジネスモデル構築
第3,4講 プラットフォーム・ビジネスモデルとエコシステム
第5,6講 シナリオ・プランニングとバックキャスト
第3章 理論編――ビジネスモデル
ビジネスモデル・キャンバスとは?
ビジネスモデルの定義
物語としてのビジネスモデル
ビジネスモデル・キャンバスの使い方
BMCの源流、ビジネスモデル・オントロジー
経営戦略とビジネスプロセスをつなぐ共通言語
第4章 実況中継編――ビジネスモデル
第1講 競争優位を築くためのビジネスモデル構築 セブンイレブンとローソンの経営戦略を読み解く
INTRODUCTION
ビジネスモデル変革を迫られている業界
構造を捉えることの重要性
CASE
コンビニマート株式会社はどんな戦略を採るべきか
DISCUSSION
セブンイレブンとローソンのビジネスモデルの違いを把握する
経営戦略のふたつの流れ(ポジショニング派とケイパビリティ派)
新しいビジネスモデルのチェックポイント
第2講 経営指標から逆算して設計するビジネスモデル キーエンスの高利益率の秘密を解明する
INTRODUCTION
ビジネスモデル構築、3つのレベル
CASE
帝国重工業株式会社の利益率を改善せよ
DISCUSSION
ビジネスモデル視点による競合分析――なぜキーエンスは高収益なのか
帝国重工業での実践
ビジネスモデルのクリティカル・コアを考える
第3講 人材活用を組み込んだビジネスモデル構築 人材から価値を生み出すシステム
INTRODUCTION
人材活用にまつわるクリティカル・コア
CASE-1
ブックオフの高収益を支えた人材活用
DISCUSSION
ブックオフのビジネスモデル
モチベーションの源泉
スタッフによってもたらされる価値提案
従業員を顧客と捉える
CASE-2
トヨタとホンダのビジネスモデル
DISCUSSION
従業員をの活躍から生まれる異なる価値
トヨタとは異なるモチベーションで仕事に取り組むホンダ
第4講 エコシステムに基づく第三世代のビジネスモデル Appleのビジネスモデル・トランスフォーメーション
INTRODUCTION
イノベーションの守破離モデル
CASE
App StoreがAppleにもたらした新たな価値
DISCUSSION
マルチサイド・プラットフォーム――Appleのビジネスモデル転換
ビジネスエコシステムの確立
第5講 未来を創出するためのシナリオ・プランニング トヨタが直面する未来のモビリティ・シナリオ
INTRODUCTION
ビジネスモデルを組み替えるダイナミックケイパビリティ
CASE
トヨタ自動車のビジネスモデルはどうなるのか
DISCUSSION
ワーク1|現在迫られている決断を特定する
ワーク2|決断に影響を与えるキーファクターを探る
ワーク3|キーファクターに影響を与えるドライビングフォースを探る
ワーク4|2軸を定め、4つのシナリオを描く
ワーク5|ストーリーの起承転結をつくる
第6講 未来からのバックキャスト イノベーターの思考様式を身につける
INTRODUCTION
イノベーターの思考様式
第3の思考法「アブダクション(飛躍的推論)」を活用する
インプロによるイノベーション思考トレーニング
未来からのバックキャスト
CASE-1
コンビニエンスストアのビジネスモデルにイノベーションはあるのか
DISCUSSION
コンビニの未来構想
ワーク1|ワールドカフェにより、2050年のコンビニの新規事業のイメージを共創する
ワーク2|2050年のコンビニの新規事業を抽出する
ワーク3|バックキャストして、今取り組むべき事業案をつくる
ワーク4|30年ロードマップを作成する
シナリオ・プランニングとバックキャストの違い
バックキャストした現在と未来をつなぐ
CASE-2
ECサイトのビジネスモデル
DISCUSSION
絶え間ない進化のための「自己強化ループ」
自己強化ループを描くことの3つのメリット
おわりに 栗本博行
奥付

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