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DESIGN MY 100 YEARS 100のチャートで見る人生100年時代、「幸せな老後」を自分でデザインするためのデータブック
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DESIGN MY 100 YEARS 100のチャートで見る人生100年時代、「幸せな老後」を自分でデザインするためのデータブック

発売日 : 2019年1月30日
想定ページ数 : 296ページ
ISBN : 9784799324189
全文検索 : 近日対応
今の介護・医療制度の限界と先進事例を知り、
 自分の生き方を自分で意思決定するためのデータブック

日本人の平均寿命は、男性80.98歳、女性87.14歳(2017年)。
ほとんどの人は75歳までは元気ですが、75歳を境目に認知症や介護の問題が起こってきます。

しかし、病院や高齢者・介護施設は早々に満杯になることが予想されており、
2035年には37万人もの方々が病院や高齢者施設からあふれてしまう(「看取り難民」になる)という衝撃的なデータもあります。

つまり、私たちは75歳からの数年~10年間をどこで、どのように過ごしたいのかを、いまから考えておく必要があるのです。

本書は、「今の介護・医療の制度はどうなっているのか?」
「何が、医学的に、科学的に正しいとされているのか?」
「国内外の先進事例は?」などを踏まえて、
「自分の人生を自分でデザインする」(DESIGN MY 100 YEARS)ためのデータブックです。

【本書の3大特徴】
1 いま知っておきたいトピックが、1項目見開き(チャート+解説)で100項目。チャートを見るだけでもわかる!
2 高齢者医療・介護に関するデータ・ファクトが1冊の本にまとまっているので検索性にすぐれ、資料的価値が高い。
3 巻末に、安宅和人氏(慶應義塾大学環境情報学部教授、ヤフー株式会社CSO)、
  遠矢純一郎氏(桜新町アーバンクリニック院長)との対談を収録!

【こんな方におすすめです】
・そろそろ自分や親の老後が気になってきた人
・介護をビジネスにしたい人
・高齢者医療にかかわっている行政、病院、事業者、NPOなどの関係者

目次

はじめに
【CHAPTER 01】 超高齢社会を迎えた 日本で起こること
【01】 急速なスピードで進む日本の高齢化
【02】 高齢者の数は、すでにカナダの人口より多い
【03】 後期高齢者が増えることにより、ケアが必要な人が激増
【04】 高齢者の3人に1人が認知症を患い、社会的負担が増大
【05】 多死社会では、「看取りの場所」が大きな社会問題に
【06】 「看取り難民」の多くは、「がん」による死亡?
【07】 自宅看取りの約半分は「異状死」
【08】 特に男性は注意したい「孤独死」
【CHAPTER 02】 「幸せな老後」と 「不幸せな老後」を 分けるもの
【09】 健康の落ち方には男女差がある
【10】 男は「脳血管疾患」、女は「骨·関節」に注意
【11】 「脳血管疾患」は再発する傾向あり、十分なリハビリ確保を
【12】 「骨·関節」の疾患は日常生活を脅かす
【13】 「認知症」は早期発見が難しく、生活の場を変えると悪化しがち
【14】 「がん」は家族の負担が少ない!?
【CHAPTER 03】 カラダとアタマの健康が 「幸せな老後」をもたらす
【15】 日本は認知症の有病率が高い
【16】 「認知症=アルツハイマー」ではない
【17】 薬や脳トレは効果がある?
【18】 中高年の肥満は認知症の危険因子
【19】 若いうちはアンチメタボ
【20】 高齢になったら、しっかり食べる
【21】 「フレイル」は元に戻る!栄養と運動で、筋肉を増やせ
【22】 健診をケチるな!
【CHAPTER 04】 「幸せな老後」は 社会とのかかわりが もたらす
【23】 生きがいを持っていれば、認知症の病状は出にくい
【24】 社会参加していない人は、認知症を発症しがち
【25】 「社会的に孤立」がダントツに高い日本
【26】 イギリスには「孤独担当大臣」も。地域全体への取り組みを
【27】 日本の介護が認知症の社会参加を阻んでいる?
【CHAPTER 05】 限界を迎える 日本の医療・介護制度
【28】 毎年1兆円、急速に増大する医療費·介護保険費
【29】 日本の社会保障は、「みこし型」から「肩車型」へ
【30】 社会保障給付費の伸びに、政府は厳しい姿勢で対応
【31】 医療費を下げるには、まず「病床」を減らす
【32】 質の向上と効率化のために、病院の機能を特化
【33】 減る病院、増える診療所
【34】 介護保険は、対象者を絞り込む方向に
【35】 今後、介護人材は大きく不足
【36】 国際的な介護人材争奪戦に、出遅れている日本
【CHAPTER 06】 「地域包括ケアシステム」 という新しい流れ
【37】 自宅での最期を希望する人が増えている
【38】 高齢者のQOLは、入院により悪化する
【39】 「自宅」は高齢者を元気にする
【40】 精神病院で過ごす日本の認知症患者
【41】 自宅で過ごせば、入院コストの3分の1
【42】 「地域包括ケアシステム」……住み慣れた街で、ときどき入院、ほぼ自宅
【CHAPTER 07】 「在宅医療」が できること
【43】 「在宅医療」では、「自宅」が病室、「地域」が病院
【44】 在宅医療では、「生活の場」を見ながら治療・ケアを提供
【45】 今や、病院に匹敵する「在宅医療」
【46】 専門的な「在宅医療」は、「病院医療」を超えた?
【47】 肺炎も自宅で治せる
【48】 看取りまで、がんは1.5か月、その他の場合は2.5年
【CHAPTER 08】 「在宅医療」の 担い手が足りない
【49】 在宅医療を支える診療所は減っている
【50】 「在宅療養支援診療所」の半分は実質的に稼働せず
【51】 イギリスでは「仕組み」で、24時間対応を実現
【52】 日本でも可能な「仕組み」で在宅医療
【53】 質の向上と効率化のカギはIT化
【54】 良い「在支診」探しは、まず、かかりつけ医を持つことから
【CHAPTER 09】 ケアと環境で 認知症は変わる
【55】 認知症は治せなくても、症状は抑えられる
【56】 ケアでやっていいこと、悪いこと
【57】 ユマニチュードでは、「見つめる、触れる、話しかける、立たせる」
【58】 イギリスの認知症戦略は、初期段階からの集中支援
【59】 日本版メモリーサービスは、「認知症初期集中支援」
【60】 ちょっとした工夫で、今の生活は続けられる
【61】 パラダイム転換を迎えた認知症ケア
【CHAPTER 10】 介護になっても 「自立」は可能
【62】 介護は、「お世話」から「自立支援」へ
【63】 寝たきりの人が立って、歩けた
【64】 自立を阻む要因をアセスメントし、対策する
【65】 自立のコツは、身体のリズムを保ち、役割を持つこと
【66】 課題を分解できると、対応可能に
【CHAPTER 11】 高齢者住宅には 課題が多い
【67】 家族介護は期待しにくい
【68】 高齢者の住む場所が足りない
【69】 特養に入れたら幸せか?
【70】 「ホテル」のような有料老人ホームは幸せか?
【71】 高齢者住宅の「医療」が危うい
【CHAPTER 12】 高齢者住宅は どうあるべきか
【72】 介護人材難を救うには、「組織能力」を上げる
【73】 「介護のプロ」育成により、離職率を0%に
【74】 海外の高齢者ホームには「自由」がある
【75】 個々人のライフスタイルに合わせて暮らす
【76】 そもそも、「自宅」は本当に無理なのか?
【CHAPTER 13】 認知症に やさしい街をつくる
【77】 高齢、特に認知症により、感覚機能が低下する
【78】 認知症デザインの「7つの原則」
【79】 「認知症にやさしい街」をデザインする
【80】 「認知症にやさしい街」のガイドラインをつくる
【81】 民間主導の地域包括ケアシステムが「金の認証」を取得
【CHAPTER 14】 高齢者を支援する 技術とその課題
【82】 ヘルスケア事業の機会は急拡大
【83】 「保険」から「共助」・「自助」へ
【84】 高齢者と介護現場の支援に新技術
【85】 多くの企業が陥る「テクノロジー・アウト」の罠
【86】 オランダでは、センサーとアセスメントで介護効率を向上
【87】 ハードとソフトを「パッケージ」化し、PDCAを回せ
【CHAPTER 15】 高齢者が 消費者・生産者・発信者 として活躍
【88】 「これから」の高齢者は、「これまで」の高齢者とは違う
【89】 高齢者は暇を持て余している
【90】 高齢者も働ける、働きたい
【91】 働くことが生きがいにつながる
【92】 元気でも元気でなくても、働いて、社会に参加
【93】 高齢者が商品開発·モニタリングにも参加
【CHAPTER 16】 自分の人生は 自分で決めよう
【94】 「トリプルA」高齢者を目指そう
【95】 まず「体力の維持」を。「社会参加」が鍵
【96】 いずれ「老い」は来る……ターニングポイントは75歳
【97】 住宅改修は長期的視野で
【98】 親が倒れたら、どうする
【99】 「延命治療」を止められるのは自分だけ
【100】 人生100年時代、最期まで自分らしくあるために
【巻末対談1】 これからの高齢者は、「ミツバチの働き」を目指そう
【巻末対談2】 「幸せな最期」とは、どのようなものか
あとがき

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