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成長企業の法則 世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー
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成長企業の法則 世界トップ100社に見る21世紀型経営のセオリー

発売日 : 2016年3月10日
想定ページ数 : 464ページ
ISBN : 9784799318522
全文検索 : 非対応
世界初! 〈21世紀の成長企業トップ100〉が決定!
成熟国で成長を続ける“世界の勝ち組”の共通項を描き出し、
日本企業が針路を提言する、新時代の経営書。

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★トップ経営者、推薦!

「これまでの経営論の限界を突破した新経営モデルの提案。」
――泉谷直木氏(アサヒグループホールディングス株式会社 社長)

「古今東西の企業戦略論、企業実例から抽出された新しい経営指南書。」
――加藤宣明氏(株式会社デンソー 会長)

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★本書の読みどころ

◎ 世界初! 〈21世紀の成長企業トップ100〉が決定

BCG協力のもと、21世紀に入って成長を遂げている企業100社を洗い出し、
“世界初の21世紀の成長企業ランキング”を発表。
アップル、グーグル、アリババ、テバといった世界に名だたるグローバル企業が上位に名を連ねるほか、
日本企業からもファーストリテイリング、ダイキン、コマツといった企業がランクイン。
まさに、「21世紀を担う成長企業」の顔ぶれが集結したリストとなっている。

◎世界の最先端の経営モデルのエッセンスを凝縮。

本書では、世界の最先端の経営モデルを参照しながら
トップ100社の強さの源泉を解き明かしていく。
#マイケル・ポーターの「CSV(共通価値の創造)」
#フィリップ・コトラーの「マーケティング3.0」
#パンカジュ・ゲマワット教授による「トリプルA」
#石倉洋子による「戦略シフト」
#野中郁次郎による「クリエイティブ・ルーティン」
といった、一流企業の経営で参照されている最先端の経営モデルの
エッセンスを、本書から一挙に学び取ることができる。

◎トップコンサルタントによる、トップ企業の詳細な経営分析を収録。

著者の名和高司氏は、マッキンゼーにて19年間、戦略コンサルティングに従事し、
大前研一氏らとともに企業の経営改革に取り組んできたほか、
現在ではファーストリテイリングやデンソーなどの社外取締役や、
ダイキン、日立、リコーなどのシニアアドバイザーを兼任する、
国内でも指折りのトップコンサルタント。
各企業の実際の経営戦略策定に携わる名和氏の、
実際の経営分析の一端を、本書で垣間見ることができる。

◎日本企業の今後の成長のカギを握る経営のイノベーションモデルを提示。

本書では、トップ100社に共通する特徴から、成熟経済においても
力強く成長を続けるための条件を、フレームワーク〈LEAP〉として提示。
・〈L〉はビジネスモデルについての要件を、
・〈E〉はコア・コンピタンスについての要件を、
・〈A〉は「企業DNA」についての要件を、
・〈P〉は「志」についての要件を、
それぞれ示している。
この「LEAP」こそは、日本企業が今後グローバル成長を遂げるための
針路を指し示す、「経営のイノベーションモデル」である。

目次

はじめに
米英、北欧─成長を続ける成熟国家たち
稼ぐ力を強化する─日本が再び成長するために
〝失われた20年〟の勝ち組から学ぶ
世界初! 「21世紀の世界の勝ち組」トップ100社を選定
グローバル成長企業トップ100社の共通点とは?
日本企業が〝跳躍〟するために必要なこと
第1章 なぜ今、グローバル成長か?
成長か、死か─成長しない企業は落ちこぼれるしかない
成長のパワーを失って失速したグローバル企業
日本の悪夢─「失われた20年」
競争環境が変わった!─三つのゲームチェンジャー
「グローバル勝ち組」から学ぶべき三つのポイント
今こそ危機を機会に変えるとき
クオンタム・リープ(量子跳躍)を目指せ
第2章 初公開! 世界トップ100社
G企業の選定条件─売上高成長率、企業価値成長率、平均利益率
世界トップ100社の概説─どんな企業が選ばれたか?
世界トップ100社、二つの共通点
第3章 G企業の経営モデル:LEAP
質(クオリティ)か、機会(オポチュニティ)か?─優れた企業の二つのタイプ
G企業─新たなグローバル成長モデル
ポジショニングと破壊的イノベーションを交互に繰り返せ
変化の時代に、日本企業はどう変わるべきか?
「LEAP(リープ)」モデル─G企業の要件とは?
G企業に向けて─軸足をずらす複雑系経営
二律背反を超える「経営のイノベーション」
二律背反を超える「21世紀の経営モデル」
グローバル成長企業を目指す経営哲学
「閉鎖系」から「開放系」のビジネスモデルへ ─Lean and Leverage
コア・コンピタンスを「極める」そして「ずらす」 ─Edge and Extension
「学習」と「脱学習」で企業DNAを進化させる ─Addictive and Adaptive
社会価値と経済価値の相乗効果を目指す ─Purpose and Pivot
ピボットによる進化─GEの「深化」と「伸化」
第4章 厳選! 海外14社の競演
1 ネット時代の旗手 アップル・グーグル・アリババ
  • 圧倒的ナンバーワン成長企業 ランキング1位 アップル
  • インターネット世代の申し子 ランキング対象外・2位相当 グーグル
  • ランキング対象外・2位相当 アリババ
2 辺境のヘルスケアリーダー テバ・ノボ
  • 巨大総合医薬品企業を凌駕する新興勢力 ランキング6位 テバ
  • インシュリン業界の巨人 ランキング8位 ノボ
3 エレクトロニクスの覇者 TSMC・サムスン電子・シュナイダー
  • 世界の工場 ランキング11位 TSMC(台湾積体電路製造)
  • 世界の頂点に立つ ランキング24位 サムスン電子
  • 欧米トップの隠れたハイテク成長企業 ランキング50位 シュナイダーエレクトリック
4 自動車の地殻変動 アウディ・タタ・モーターズ
  • フォルクスワーゲングループの最優等生 ランキング30位 アウディ
  • 実質世界一の成長企業 ランキング対象外・1位相当 タタ・モーターズ
5 小売業の超成長企業 スターバックス・ホールフーズ
  • コーヒー業界の革命児 ランキング14位 スターバックス
  • オーガニックフードブームの仕掛け人 ランキング対象外・17位相当 ホールフーズ
6 100年超えの消費財メーカー P&G・ネスレ
  • エクセレント・カンパニーの代名詞 ランキング68位 P&G
  • CSV経営のフロントランナー ランキング89位 ネスレ
第5章 日本のフロントランナー7社の突出度
スマート・リーン戦略の旗手 ランキング20位 ファーストリテイリング
  • 流行を追うな。機能性を追求せよ
  • オープン・イノベーションからバーチャルカンパニーへ
  • グラミンユニクロの挑戦
  • 「グローバルワン」から「グローバル・イズ・ローカル」へ
  • 「日本発グローバル企業」を目指して
スマート・リーンの連鎖で新市場を開拓 ランキング対象外・34位相当 リクルート
  • ビジネスモデルとしてのリボン図
  • スマート・リーンの連鎖
  • 「白地市場」を目指すノマド集団
  • 「リクナビ」批判を契機に原点回帰
  • CSV実現の本質課題に向かう
大阪の町工場がグローバルトップに ランキング55位 ダイキン工業
  • べたつき中毒企業
  • 中国で、最後のバスに飛び乗る
  • ダイキン・インサイド
  • べたつき共同開発
「ダントツ経営」で復活 ランキング88位 コマツ
  • トータルライフサイクルを囲い込め
  • ダントツ企業への飛躍
  • コマツウェイの伝道
日本の雄・世界の2軍 ランキング93位 アサヒグループホールディングス
  • QCDを掘り下げる
  • 隠れたM&A巧者 ─ ニッカ、和光堂、カルピスの買収
  • 本物感が与える日常的な感動
自動車産業のトップランナー ランキング97位 デンソー
  • 「黒子」から表舞台へ
  • リアル・マーケットへの挑戦
  • 「ものづくり」を極める
  • 善の循環モデル
  • そして、自動車を超える
カイゼンを極める ランキング99位 トヨタ自動車
  • トヨタの2つのDNA
  • ビジネスリフォームによる全社変革の常態化
  • 打倒トヨタ!
  • プリウスとWiLL
  • 「イノベーターのジレンマ」を超えて
  • 「社徳」に主軸をおく経営
第6章 あの会社がもれたのはなぜ?
安さを追求する世界最大の企業 ウォルマート
  • 元祖・安売りの王様
  • グローバル化の成功と蹉跌
ネット時代の革命児 アマゾン
  • 奇人ジェフ・ベゾス
  • コラム 尻尾(テール)が頭(ヘッド)を凌駕する
  • ITを超えて ─アマゾンのリアルへの進出
  • 「顧客の味方」は「世界の敵」?
  • 真の価値創造企業を目指して
巨象は再び踊れるか? IBM
  • IBMがグレート・カンパニーである理由
  • 「巨象も踊る」─ ガースナー経営の本質
  • 新経営者パルミサーノの静かな変革
  • オマハの賢人が惚れるユーティリティ企業
  • スマーター・プラネットを目指すロメッティ
  • 再びIBMの時代が到来する予感
社会インフラの覇者 GE
  • 偉大な発明家エジソンが創設した巨大企業
  • ジャック・ウェルチからジェフ・イメルトへ
  • GE経営の強さの本質
  • イメルトの2つの成長戦略
  • インダストリアル・インターネット
  • 価値観(バリュー)から信念(ビリーフ)へ
日本のハイテク企業群 パナソニック、日立、日本電産
  • J型経営の限界
  • パナソニックは再び大化けするか?
  • 日立はGEを超えるか?
  • 日本電産の「ピボット経営」
第7章 LEAPが拓く日本の次世代成長
世界トップ100に入った日本企業から学ぶ
製造業から21世紀メーカーズへの進化
サービス業をグローバル化する
1次産業から6次産業へ―21世紀型産業への転換
日本の中小企業から世界のG企業へ
グローバル経営の罠―日本の強みを生かせ
M&Aという劇薬――成功率20%のギャンブル
日本企業に、久々の好機到来!
脱日本のすすめ─新「和僑」の時代
40億人市場が求める「近代化のプロセス」
成熟からの成長─「トライアド」への再挑戦
第3の開国宣言─小さな日本の可能性
日本が目指すべき「跳躍」とは?
LEAPモデルを自社に応用するために
グローバル成長企業を目指して
あとがき
ベストプラクティスに「答え」はない─マッキンゼーの限界
ベストセラー『エクセレント・カンパニー』の蹉跌(さ てつ)
〝偉大な失敗作〟『ビジョナリー・カンパニー』シリーズ
『ストーリーとしての競争戦略』からのヒント
成長を続けるG企業─ミレニアムの本質的チャレンジと機会
最後に─企業の進化を応援する「ジェネシス」

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