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ビジネスと経営のためのロジカルシンキングとしての弁証法・認識論
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ビジネスと経営のためのロジカルシンキングとしての弁証法・認識論

ISBN : 9784867760611
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ビジネスに本当に役立つロジカルシンキングは、常識を超えてスケールが大きく、その奥は深い。
論理的思考能力であるロジカルシンキングの源流は、論理を究極まで追求してきた哲学の歴史にこそ存在する。
その哲学の王道的エッセンスである弁証法と認識論の基礎を、ビジネスと経営の具体例を用いて、
ビジネスマンの目線で分かりやすく解説!
(※本書は2020/2/21に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)

目次

まえがき
Chapter1 ロジカルシンキングの基礎 論理とはどういうものか
1-1 論理は階層性を持ち、ピラミッド構造を持つ
  • ♦論理とはものごとの共通性
  • ♦一般性か特殊性かは見る位置の問題
1-2 アタマの良さとロジカルシンキングの優劣
  • ♦常識的な「アタマの良さ」の理解だけでは人材登用に失敗する
  • ♦真に価値ある「アタマの良さ」は大きなスジを通せるかどうか
  • ♦「早くて浅はか」にはなぜ注意が必要か
1-3 受験勉強能力とロジカルシンキングの違い
  • ♦単なる知識と論理という構図ではない本当の違い
  • ♦「経営者はついに孤独」とはどういう意味か
  • ♦哲学の名著でも強調される受験勉強能力とロジカルシンキングの違い
Chapter2 ロジカルシンキングと弁証法
2-1 世界で最も大きな論理ピラミッド ―世界観としての唯物論と観念論―
  • ♦唯物論は世界で最も大きな論理ピラミッド
  • ♦ビジネスにおいて必要とされるフレームワーク思考と唯物論
  • ♦観念論的な考え方との決別の困難さ
  • ♦哲学史における唯物論と観念論の論争
2-2 唯物論と並び立つ世界最大の論理ピラミッド ―弁証法―
  • ♦弁証法も論理ピラミッドの大きさは唯物論とぴったり同じ
  • ♦弁証法と対立する反対の考え方―形而上学的な考え方―も役に立つ
2-3 弁証法の対立物の統一とはどういうことか
  • ♦完全に独立と捉えると失敗する―相対的独立と絶対的独立―
  • ♦視点によって異なる直接と間接
  • ♦同じものが同時に異なる性質を持つことがある
  • ♦「真理は条件付きである」を使いこなせ
  • ♦ビジネスの現場で求められる「反対側からも考える」の意味―社外役員がなぜ必要か
  • ♦意見が対立したときに相手を説得する方法
  • ♦対立物の統一はロジカルシンキングの基本
2-4 弁証法の三法則
  • ♦弁証法には三つの法則がある
  • ♦日常生活における対立物の相互浸透の法則
  • ♦ビジネスにおける対立物の相互浸透の法則
  • ♦日常生活における量質転化の法則
  • ♦ビジネスにおける量質転化の法則
  • ♦日常生活における否定の否定の法則
  • ♦ビジネスにおける否定の否定の法則
2-5 弁証法と一体不可分のリベラルアーツ(一般教養)
  • ♦対立物の統一の論理は局地戦、世界を一般的な運動として捉える論理は大局戦
  • ♦リベラルアーツ(一般教養)とは世界の論理的全体像
  • ♦リベラルアーツ(一般教養)はどこへ消えた?
Chapter3 ロジカルシンキングと認識論
3-1 認識論とはどういうものか
  • ♦人間の活動には全て認識が関係する―認識論を学ぶ意義
  • ♦認識とは脳細胞に描かれる像
  • ♦経営者に必要な心のコントロールと自分の頭の中の像を見つめる実力
  • ♦人間は「バカの壁」からは逃れられない
  • ♦「仮説を立てる」「比較する」ことがなぜ大事か
3-2 脳細胞と認識の関係(実体と機能)
  • ♦経営戦略論における実体論と機能論の二大陣営
  • ♦認識の実力の土台としての脳細胞の実体としての健全性
  • ♦従業員教育において重視されるべき実体としての脳細胞の健全性
3-3 表現とはどういうものか
  • ♦表現には意図したものと意図せざるものとがある
  • ♦プレゼンテーションで失敗しないための最優先事項
  • ♦ロジカルシンキングにおける日本語の言語としての優秀性
  • ♦ビジネスにおいて意識すべき論理の階層(レイヤー)とコトワザ的論理
3-4 観念的二重化とはどういうものか
  • ♦想像する―観念的二重化―とはどういうことか
  • ♦自分になり切る実力と他人になり切る実力―自分への二重化と他人への二重化
  • ♦ビジネスにおいて「人を動かす」ために必要な他人への二重化の実力とは
3-5 認識の対象化とはどういうものか
  • ♦認識の対象化とはどういうものか
  • ♦企業経営における認識の対象化と企業の栄枯盛衰
  • ♦社内規範(内部統制)が有効に機能するということの構造
  • ♦不正のトライアングルでいう「正当化」とは
3-6 労働とは、資本とは、企業とは
  • ♦「企業は社会の公器である」を考える上で知っておくべき「労働」の概念
  • ♦「資本」とはどういうものか―ソ連崩壊の原因―
  • ♦企業が持つ社会の公器としての役割と人間のための社会のデザイン
3-7 技(スキル)とはどういうものか
  • ♦常識とは異なる技(スキル)の本当の意味
  • ♦ヒステリーも技(スキル)の一種
  • ♦天からの授かりものではない「コアコンピタンス」の正体
  • ♦ロジカルシンキング(論理能力)は技(スキル)として修得する必要がある
Chapter4 ロジカルシンキングと会計
4-1 会計の本質
  • ♦会計のない経営は計器類のないコックピット
  • ♦会計にはいつも不動の大黒柱(会計公準)が存在する
4-2 会計とゼノンのパラドックス
  • ♦世界の弁証法的な性質をコトワザ的論理として提示したゼノンのパラドックス
  • ♦運動の本質を示した「飛んでいる矢は止まっている」
  • ♦矛盾には解消されるべきものと維持し調和されるべきものがある
  • ♦会計の本質は飛んでいる矢を止めること
  • ♦会計数値から企業の生きた実態を把握できる弁証法の実力を名経営者は持っている
4-3 管理会計を経営に役立てるための本質的条件
  • ♦弁証法の反対である細分化が管理会計の基本
  • ♦管理会計の細分化は人間の本質に働きかける
4-4 会計の歴史と会計が拓く未来
  • ♦対象の弁証法性を把握することを可能にした複式簿記
  • ♦社会の土台と上部構造
  • ♦会計の潜在能力とその適用領域の拡大
あとがき

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