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カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方

発売日: 2020/8/28 ISBN: 9784799326688 全文検索: 非対応
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マクドナルド・メルカリ・SHOWROOMで事業と組織の成長を加速させてきた著者による「新しい組織論」

世の中の多くの会社が「人を大切にしている」と謳っています。
しかし、以下のような不幸な事例が多いのもまた事実です。

・超優秀な人材が入社!しかし大きな成果をあげられず、すぐに退職してしまった。

・夢を語りやる気に満ちていた新卒社員が入社数ヶ月で退職してしまった。

・社長が入れ替わり、組織改革が始まるが、功労者が抵抗。改革もうまくいかず、功労者も退職してゆく。

その原因は会社に対する社員の期待と、実際の仕事環境の間に「期待値ギャップ」が生じてしまうから。そのギャップが大きいほど社員は不満に感じてしまいます。
言い換えれば、「社員が期待する環境と、会社が提供する環境のギャップがない(少ない)会社」こそ「いい会社」と言えるのです。

では、「いい会社」であるためには何が重要なのか。
その答えは「適切な期待値を設定する」ことです。
業務遂行上のやり取りや環境、社内外で感じられる雰囲気や空気感のすべて、つまり「組織文化」や「企業風土」と呼ばれるものが、社員の期待値とズレないように設定されていなければなりません。

本書ではカルチャーを言語化し、可視化し、それを社内外に浸透させることで、企業と社員の期待値ギャップを減らすために、
「カルチャーモデル」を設計し「最高の組織文化」をつくる方法を紹介します。

これまで見えない空気のような存在とされてきたカルチャーが言語化され、社内外に共有化されることで、言行一致した組織を築きあげることができます。

それが企業と社員の間の期待値ギャップをなくし、誰もが自分にとって「いい会社」で働くことにつながります。

そして社員が会社に満足し、ロイヤルティ(忠誠心)高く働きつづけてくれることが、企業が長期的に成長しつづけるために重要な競争力となるのです。
目次プレビュー
  • はじめに
  • 第0章 なぜカルチャーが重要になるのか
  • 第1章 カルチャーとは何か
はじめに
  • 組織内でカルチャーがすり合っていると何がよいか
  • シリコンバレーで注目されるカルチャーの重要性
  • カルチャーは企業ブランディングにも直結する
  • カルチャーがビジネスのスピードを圧倒的に速くする
  • 意思決定が統一され、無駄を省くことで生産性が高まる
  • カルチャーを社外に発信することで協業の成功度も上がる
  • カルチャーが最も影響するのは採用
  • メルカリでは人事のことを「ピープル&カルチャー」と呼んだ
  • マクドナルドの復活を支えた「4つのアクション」宣言
  • 「カルチャー」を言語化し、会社の強みにする
  • カルチャーを定義する
  • カルチャーとビジョン・ミッション・バリューの関係性の整理
  • ビジョン・ミッション・バリューと企業活動の関連性
  • 事業(ビジネスモデル)と組織(カルチャーモデル)の両輪を回す
  • 「7S」のフレームワークで「カルチャーモデル」を定義する
  • 「ビジネスモデル」を7Sで捉える
  • CXとEXからビジネスモデルとカルチャーモデルを考える
  • カルチャーを意図的につくる(メルカリの場合)
  • カルチャーを意図的につくることは可能
  • なぜアップルやグーグルは創業者が一線を退いてもうまくいっているのか
  • 「カルチャーをつくる」ことにどんな意味があるか
  • カルチャー・ガイドが「自ら考える組織」を育てる
  • 「正しいか間違っているか」ではなく「好きか嫌いか」を決める
  • 経営スタンスの4象限
  • 企業事例で「経営スタンスの4象限」を理解する
  • 5段階のプロセスでカルチャーをつくる
  • 現状のカルチャーを棚卸する
  • ビジョン・ミッションを設定する
  • カルチャーの方向性を決める
    • スタンス① カリスマリーダー経営(変化×中央集権)
    • スタンス② チームリーダー経営(安定×中央集権)
    • スタンス③ 複数リーダー経営(安定×分散)
    • スタンス④ 全員リーダー経営(変化×分散)
  • スタンスは事業や戦略によって異なるべき
  • カルチャーフィットした職場の提供自体が、社会的責任を果たすことになる
  • カルチャーを言語化する
  • 新たなカルチャーを言語化する[日本マクドナルドの事例]
  • 日本マクドナルドのカルチャーを7Sで捉える
  • 元のカルチャーをより明確に言語化する[メルカリの事例]
  • メルカリのカルチャーを7Sで捉える
  • 言語化するプロセスそのものがカルチャーの理解を深める
  • 言語化することは「意思決定のロールプレイング」
  • 言語化だけでなく「可視化」というアプローチもある
  • ピープルマネジメントを通じてカルチャーを浸透させる
    • ①認知(Aware)―カルチャーのタッチポイントをつくる
    • ②訴求(Appeal)―共通認識を醸成する
    • ③調査(Ask)―すぐ聞ける・調べられる状態をつくる
    • ④行動(Act)―日々の行動や言動を促す
    • ⑤推奨(Advocate)―他者に自分の会社を薦める
  • カルチャーモデルのサイクルを回し続ける
  • テクノロジーが組織に与える影響
  • AIによって「この会社で働く意義」がますます問われる
  • リモートワークが進みカルチャー醸成の難易度が上がる
  • ブロックチェーン技術によって組織も分散型になる
  • 未来が現実になるからこそ「最高の組織文化」をつくろう
おわりに
唐澤俊輔
Almoha LLC, Co-Founder

大学卒業後、2005年に日本マクドナルド株式会社に入社し、28歳にして史上最年少で部長に抜擢。経営再建中には社長室長やマーケティング部長として、社内の組織変革や、マーケティングによる売上獲得に貢献、全社のV字回復を果たす。

2017年より株式会社メルカリに身を移し、執行役員VP of People & Culture 兼 社長室長。採用・育成・制度設計・労務といった人事全般からカルチャーの浸透といった、人事・組織の責任者を務め、組織の急成長やグローバル化を推進。

2019年には、SHOWROOM株式会社でCOO(最高執行責任者)として、事業成長を牽引すると共に、コーポレート基盤を確立するなど、事業と組織の成長を推進。

2020年より、Almoha LLCを共同創業し、人・組織を支援するサービス・ツールの開発を進めつつ、スタートアップ企業を中心に組織開発やカルチャー醸成の支援に取り組む。

グロービス経営大学院 客員准教授。
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