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名言がいっぱい あなたを元気にする56の言葉
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名言がいっぱい あなたを元気にする56の言葉

発売日 : 2013年8月22日
ISBN : 9784860294076
全文検索 : 非対応
読めばきっと元気が出る、こころに効くエッセイ集。

人生訓・家族愛・人物評…古今東西の書物に触れてきた出久根達郎が、自らの琴線に触れた名言をエピソードとともに紹介する。

「名言というのは、その言葉を発した人よって決まるのであって、非凡な人が当たり前の言葉を語ったとしても、聞く者には非凡なのである。だから、名言の背景がわからなければ、名言のありがたみも感じない。発したものがどういう経歴のかたか知らなければ、通りいっぺんの言葉と聞き流してしまうだろう。」

【目次】
I 武者小路実篤 石井桃子 二宮尊徳 新渡戸稲造 /他
II 手塚治虫 森鴎外 上村松園の母・仲子 夏目漱石 /他
Ⅲ 沢村貞子 中原淳一 小林一茶 前畑秀子 /他
あとがき
(※本書は2013/8/22に発売し、2021/4/15に電子化をいたしました)

目次

美しき花を 咲かせて知らぬ顔 我も汝 ( なんじ ) の如 ( ごと ) く ありたし―武者小路実篤
人には ひれふす心がなければ、 えらくは なれんのじゃよ。 なれんのじゃよ。―石井桃子
一日活 ( い ) きれば 則 ( すなわち ) ち一日の儲 ( もうけ ) 、 一年活きれば 一年の益なり。―二宮尊徳
武士道は その表徴たる 桜 ( おう ) 花 ( か ) と同じく、 日本の土地に 固有の花である。 ―新渡戸稲造
死んでしまったら、 楽になったことが わからない。 ―西村 滋
皆さんは私よりも、 それだけ一年を 大切に使わなければ いけません。―渋沢栄一
私はこの物語に ずい分悩まされたのを 覚えています。 ―美智子皇后
其 ( その ) 姓 ( せい ) 名 ( めい ) いずくんぞ 黄金と共に 耀 ( かがや ) くを得んや―富田鉄之助
貫かずしては やむまじき心に 御座候 ―樋口一葉
この地震で 日本人がわかった。 日本人の 本当の親切と いふことがわかった。―田山花袋
世の中の すすんだことをうらんだり、 そんないくじのねえことは、 けっしてしない。―新美南吉
牛になる事は どうしても 必要です。 ―夏目漱石
つまらん奴が つまらんという事は、 大変面白い という事でしょう。―黒澤 明
第一ハ身之養生致シ、 其次ハ勉力ニ候 ―岩崎彌太郎
勇ましい 高尚なる生涯、 他人に後ろ指を さされない 生涯を送る―内村鑑三
世間に名を成 ( な ) し 人々に敬 ( うやまわ ) るには 身持と心持とが大事 ―尾崎紅葉
処世の秘訣は 誠の一字だ。 ―勝 海舟
冬よ/ 僕に来い、 僕に来い―高村光太郎
自分たちの 生きてきた道を 子どもに正直に 見せてやること―手塚治虫
名は親から もらうが、顔は もらったままでは いけぬ。―森 鷗外
同じものを 二度とかけぬから 惜しいな ―上村松園の母・仲子
お前は オタンチンノパレオラガスだよ。 ―夏目鏡子
幸福は 感謝にあり ―大妻コタカ
たのしみもてば 草々に/ 人生植えるものハ 多かり―吉川英治
負けて勝つことこそ 人生改造の 秘訣である ―岩橋武夫
何もこわくない。 こわくない。 こわいと思うから こわいんだ。 秘訣である―長谷川町子
細道を歩む時は、 端によけていれば、 人は 突き飛ばさない。 ―野口英世の母・シカ
草を褥 ( しとね ) に 木の根を枕 花と恋して 五十年―牧野富太郎
おくればへのまうりや、きうりの如し。 あわれむ人少なし ―坂本龍馬
千の平凡で 一生を貫け ―竹内てるよ
おくサン。 なぜわたくしに おこるか? ―エルウィン・フォン・ベルツ
そしてお母様を お手本になさい。 ―勝たみ
人柄を見抜くには 穿 ( は ) き物の脱ぎ方を 見るのが一番だよ。 ―高村光雲
自分自身が 光明なのであって、 それで充分である。 ―新渡戸稲造
「こんにちさま」に 申しわけなくって ―沢村貞子
もしこの世の中に 「愛する心」が なかったら、人間は だれもが孤独です。―中原淳一
なりふりも 親そっくりの 子猫哉 ―小林一茶
好きで始めた事は とことん やりぬくこと。 ―前畑秀子
よしと心附き候わば、 直ちに致すべきこと。 ―川路聖謨
「ごめんね」っていふと/ 「ごめんね」っていふ ―金子みすゞ
長い道中でした。 その間に 孫が五人 生まれました。―金栗四三
私の祖母は、 人に先がけて 席を取ろうとしたら、 きつくたしなめるような人だった。 ―北林谷栄
食べ物というものは、 うまいと思って 食べれば 栄養になる。―幸田露伴
いさぎよく年は代れり いさ大臣 汝 ( な ) もなどてか 早かはらざる―天田愚庵
私等は 平和な戦いの兵士として 意気高く、 煙る雨の中を、 乗り込んだのであります。―人見絹枝
天気晴朗なるも 浪高かるべし ―岡田武松
字を書くことは 大嫌い ―朝永振一郎
御自分の躰の中へ 吸ひかへして おしまひなさい。 自然の中から。―與謝野晶子
住民百世の 安 ( あん ) 堵 ( ど ) を図る ―浜口梧陵
人生の中で、何にどういう 意味があったとか、 なかったとか、そんなふうに 考えること自体、 無意味とも言える。―塩谷靖子
美味 ( うま ) いものを 食べないと いゝ考えは出ない ―野間清治
本を買うと、 自分の財産が ふえたような気がして、 非常にうれしい。―林 尹夫
人民は 官吏たる者の 第一の主人也 ( なり ) ―中江兆民
日本人は 生 ( うま ) れながらに 善徳や品性を 持っている -エドワード・S・モース
悲しい話が 好きだなんていう 年頃だね。 ―山本周五郎
長生きをするためには、 まず第一に 退屈しないこと。―物集高量
あとがき

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