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越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文
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越前敏弥の日本人なら必ず悪訳する英文

発売日 : 2011年2月1日
想定ページ数 : 232ページ
ISBN : 9784887598959
全文検索 : 非対応
あの大ベストセラー『ダ・ヴィンチ・コード』をはじめ、数々の文芸作品の名翻訳家として知られる越前敏弥さん。
前著『日本人なら必ず誤訳する英文』(ディスカヴァー携書)で、全国6万人の英語自慢の鼻を見事にへし折った彼から、新たな挑戦状が到着しました!
「誤読・誤訳に陥りがちな英文・文法」に続いて、本書では「より自然で、かつ正確な訳文を当てるスキル」を読者に問います。

たとえば、こんな問題。
Q 下の訳文は、日本語としてどこがおかしいでしょうか。
「逃亡中の犯人はジェフリーズという男らしい。彼を殺してやりたい。」

答えがわからないという方。
では、あなたがこのシチュエーションにいたとしたら、殺してやりたいほど憎い相手に対して、「彼」という言葉を使うでしょうか?

この例が示すように、翻訳とは「原著者が仮に日本語を知っていたら、そう書くに違いないような日本語にすること」なのです。
本書では、適切な訳文をつくるトレーニング問題を30題収録し、それぞれにページを惜しまずに丁寧な解説をつけました。

本書は、まさに、翻訳学校やカルチャーセンターで1,000人に及ぶ翻訳学習者と接してきた著者だからこそ書ける内容であり、
すべての英語学習者が知っておくべき日本語訳の学習法や、英文を深く読みとるための秘訣を惜しみなく公開するものです。

目次

まえがき
第1部 翻訳の基本 10か条
◆翻訳者としてのわたしの半生(その1:翻訳者をめざすまで)
第2部 誤訳率50%以上の英文10題
◆翻訳者としてのわたしの半生(その2:念願の長編デビュー)
第3部 小説を正しく訳せますか
◆翻訳者としてのわたしの半生(その3:ダン・ブラウン作品との出会い)
第4部『ダ・ヴィンチ・コード』の翻訳に挑戦!
◆翻訳者としてのわたしの半生(その4:そして、これから)
あとがき
【英文出典】
◆【越前敏弥 長編訳書リスト】

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