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児童文学への3つの質問
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児童文学への3つの質問

発売日 : 2001年5月1日
ISBN : 9784925108515
全文検索 : 非対応
3つの質問に仮託して、読書へのいざないともとれる児童文学評論。子どもたちの自己肯定を励ます物語を、明日に期待して…。
(※本書は2001/5/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)

目次

□第一の質問□ 今、子どもたちの「読書離れ」が盛んにいわれていますが、その要因はどこにあるのでしょうか。
一、「読書離れ」は本当に起きているか
二、「読書離れ」の原因は何か――「内因説」と「外因説」――
三、内因説と外因説が唱えられるモチーフ、もしくは両者の関係
四、僕のとらえ方――外因が内因をあぶり出す――
五、日本の児童文学が抱えてきた問題とは何か
□第二の質問□ 子どもにとって、文学作品を読むということは、どのような行為なのでしょう。 子どもは作品から、何を受け取るのでしょう。
一、文学作品の二つの要素――「物語(的)なるもの」と「小説(的)なるもの」について
二、「物語」を受け取るということはどういうことなのか
三、文学作品における「小説」の意味をどうとらえるか
四、読書という行為の固有性について考える
□第三の質問□ 子ども読者にとって、今どんな作品が求められているのでしょう。
一、始めに――子どもの本の出版の基本的なバランスの問題について
二、文学における仕掛けと入り口、情報(性)の大切さ
三、今の子どもたちの「現実」感覚をどう受けとめるか、虚構を虚構としてどう受けいれさせるか
四、中級向けの作品が求められることの意味、もしくは「物語」と「小説」のバランスということ
五、終わりに――子どもたちの自己肯定を励ます物語を

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