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患者は知らない 医者の真実
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患者は知らない 医者の真実

発売日 : 2016年4月14日
想定ページ数 : 304ページ
ISBN : 9784799318607
全文検索 : 非対応
患者の悩みは、最適の治療に巡りあいたいということだ。
そこには、医者の言葉にすがりたい気持ちと、「ちゃんと診てくれるのだろうか?」という疑心暗鬼がいつもつきまとう。
一方、医者の側にも悩みがある。患者に寄り添いたいが時間がない、説明を理解してもらえない------。
「良くなりたいなら医師の言うとおりにしなさい!」といったパターナリズムも、「信用できない、セカンドオピニオンだ!」という行動も、どちらも医者・患者の双方を不幸にするばかりだ。
NHKの記者から医者に転身した著者が、ジャーナリストと医者の両方の目から見た医療の厳しい現実を紹介し、医者とい患者のより良い関係について考える。

目次

はじめに
第1章 医者とは、どういう人間なのか?
なぜ大病院では時間通りに診てくれないのか? 勤務医の多忙な生活
医学部入学から研修期間 「どんな医者になりたいか」がここで決まる
研修医は毎日が全力疾走 体はツライがよろこびは大きい
名医は学歴で決まる? 博士号は金看板?
医者たちの病院選び 配属、院内政治、転勤の葛藤
病院という職場では、医者が王様?
第2章 上手な医者へのかかり方
入院するときに、「つけ届け」は必要か?
高齢者が抱える問題は家族の問題でもある
セカンドオピニオンとは何か? 理解している人は少ない
「後医」は「名医」
医者とのコミュニケーション
気づきにくい、「かかりつけ医」の大きなメリット
経過観察も治療のうち 「ドクターショッピング」をしないために
上手な病院の受診方法
「患者様」か? 「患者さん」か?
第3章 「名医」とは、いったいどんな医者なのか?
誰にとっての「名医」か、それは患者によって異なる
救急車をよぶ前に考えるべきこと
病理解剖が、未来の患者を救う力は大きい
働き盛りでがんになったら
主治医は患者に寄り添うべきだが、限界がある
第4章 その検査、治療、薬は本当に必要か?
抗菌剤(抗生物質)は万能薬、という誤解
点滴すれば良くなる、注射をすれば治るという「信仰」
健康診断に用いられる腫瘍マーカーは、信頼できるのか?
ジェネリック医薬品をどう選択するか
「がん放置療法」という危険な極論
医療報道はどこまで信頼できるのか
薬の副作用から健康を守るために
第5章 私たちの医療はどう変わる?
日本の健康保険制度はどう変わる?
健康保険制度のタブー? 混合診療の扉が開かれる
もはや世界のトップランナーでない!? 日本の医療
後悔しないための高齢への備え
医療ツーリズムで日本の医療は変わるのか
医者と患者の、双方が不幸な状態は続いている
健康は究極の理想論かもしれないが、理想に近づこうという努力を
外国人看護師、介護福祉士に、社会の一員として活躍の場を
おわりに

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