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天気痛ドクター・医学博士

愛知医科大学客員教授
中部大学生命健康科学研究科教授
パスカル・ユニバース(株)CEO
1958年福岡県生まれ。疼痛生理学・環境生理学を学んだのち、名古屋大学教授を経て、愛知医科大学病院で日本初の「気象病外来・天気痛外来」を開設。東京竹橋クリニックでも気象病・天気痛外来医として診療を手掛ける。天気痛研究・診療の第一人者として「ためしてガッテン」「あさイチ」(NHK)、「世界一受けたい授業」(日本テレビ)などメディア出演も多数。2020年には株式会社ウェザーニューズと共同開発した「天気痛予報」をリリースし、注目を集めている。
日本慢性疼痛学会(認定専門医)、日本医師会(認定産業医)、日本疼痛学会(理事)、日本運動器疼痛学会(理事)、日本生気象学会(理事)、日本ペインクリニック学会(特任評議員)など関連学会の要職を兼任。
主な著書に『天気痛 つらい痛み・不安の原因と治療方法』(光文社新書)、『まんがでわかる天気痛の治し方』(イースト・プレス)、『「雨の日、なんだか体調悪い」がスーッと消える「雨ダルさん」の本』(文響社)などがある。
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ビジネスパーソンのための低気圧不調に打ち勝つ12の習慣【DL特典「天気痛レーダーチャート」付き】
4人に1人が悩んでる?!
気圧による体調不良をなんとかしたい方、必読!
ウェザーニュース「天気痛予報」を共同開発&
日本初の天気痛外来を開設した医師が教える
低気圧不調のメカニズムと対処法
【購入者特典】ダウンロードして自分の痛みを記録する「天気痛レーダーチャート」

げっ!なんだか頭が痛いと思ったら、雨が降り出しそうな曇天。
今日は重要な会議がある。仕上げなきゃいけない資料もある。
サイアクだ。なんで今日に限って……。

と、思ったことがあるビジネスパーソンのみなさん。
低気圧に負けない方法、あります。

★天気によって、こんなことはありませんか?
・頭痛やめまいがする
・体が鉛のように重い
・気分が落ち込む
・昔ケガをした箇所が痛む
・気管支ぜん息の発作が出てしまう
こちらに当てはまる人は、「天気痛」かもしれません。

★低気圧不調に負けない体をつくる12の習慣
本書では、自分の痛みの傾向を知る方法から痛みの元となる慢性痛への対応まで、
12のカテゴリに分けて紹介します。

1 自分の痛みパターンを予測する
2 季節別 快適な過ごし方
3 痛みを生まない立ち方や座り方
4 自律神経の「切り替え力」を鍛える運動
5 血行を促進して症状を予防する耳マッサージ&ツボ押しのコツ
6 湿度や温度のストレスを減らす着るものの工夫
7 睡眠の質を上げる入浴
8 自律神経を整える睡眠の習慣
9 自律神経を整える食事術
10 症状を効果的に抑える服薬の仕方
11 不安を溜めこまない人付き合いのコツ
12 痛みに負けない心の持ち方

★梅雨から夏は、とにかく体の除湿をする

5月の下旬ぐらいから、梅雨が始まります。冬の間に自律神経を鍛え、春に暑熱順化ができた人はそれほど問題がありませんが、汗をかく機能がうまく働いていない人は、梅雨の時期に体調は最悪になってしまいます。
なぜなら6月になって、完全に天気が梅雨モードに入ると、湿度が高くなり、体が汗をかけなくなるからです。体内に水分をためこんでしまうので、当然、内耳もむくんでリンパ液の流れが滞り、頭痛やめまいの原因となります。

水分がうまく外に出せないため、体の表面もベトベトして熱が体にこもってしまい、下手すれば熱中症になってしまいます。じつは、熱中症というと真夏のイメージがありますが、5〜6月が、一番熱中症が多いのです。真夏は誰でも熱中症にならないように、水分を多く摂ったりしますが、5〜6月は、まさかこんな時期に熱中症にはならないだろうとノーガードです。特に自律神経が弱い人は、汗をかけずに熱中症になってしまいます。

そこで、梅雨時期は、体の除湿をするのが第一です。 「6章 着るものの工夫」で詳しくお話しますが、湿気を逃すような素材でできた肌着や服を着るとよいでしょう。また、体の湿気をとるような漢方薬(くわしくは10章参照)もおすすめです。

梅雨が明け、本格的な夏の到来となる7〜8月は、体を冷やすような食べ物(キュウリやスイカなど旬の野菜や果物)を食べて冷却をしたり、室内と室外の気温差を小さくするように調整したりするなど、対策をしておけば次第に体はラクになっていくでしょう。夏は、暑熱にさえうまく体が慣れていると、意外に体調がよい状態で過ごせる人が多いようです。

本書では春や冬の過ごし方のコツも紹介しています。
どんな天気でもいつもの調子で仕事をするために、ぜひ本書の内容を取り組んでみてください。
1,760円(税込)
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