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介護再編 介護離職激動の危機をどう乗り越えるか
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介護再編 介護離職激動の危機をどう乗り越えるか

発売日 : 2018年8月30日
想定ページ数 : 240ページ
ISBN : 9784799323571
全文検索 : 非対応
近い将来、介護職が絶滅する? 
介護職に就く人は年間22万人、しかし辞める人も20万人!
超高齢化と介護保険誕生という歴史に翻弄されてきた介護業界と介護の担い手たち。
どうすれば、介護職がやりがいを持ち、多くの人を惹きつける業界となれるのか?
語られてこなかった介護業界の課題と悩みとは、そして未来への処方箋とは?
政府で介護人材確保に奔走してきた元厚生労働省官僚と、
介護職から介護事業経営者へと上り詰めた気鋭の経営者が、
介護へのエールを込めて、真摯かつ大胆に語る。

目次

はじめに
序章 介護の知られざる真実
介護職の不足に対応できなければ日本は衰退する
量産型ヘルパーがさらに超量産型ヘルパーを養成してしまった
高級有料老人ホームだから安全・安心というのは神話
ニーズと人材のねじれ
100パーセント虐待は起きないと言える介護施設は100パーセント存在しない
社会福祉法人はGHQとの戦いから始まった
採用と定着のノウハウのない介護事業者
介護の目的は自立と尊厳
介護を理由とする離職は日本経済を揺るがす大問題
日本は「介護先進国」になれる
明日、突然来る「親の介護」に備えるために
第1章 人手不足で介護業界が壊れていく
〝黒字倒産〟が常態化する
3K職場のイメージが定着した介護職場
SNSに救いを求める介護職たち
履歴書の写真がプリクラ?
達成感が得られにくい介護の仕事
世代間ギャップでモチベーションも得にくい
悪貨が良貨を駆逐する
若者は「乗っ取る」くらいの気迫で介護に就職せよ
介護職はもっと政治力を持てる
第2章 ガラパゴス化する介護人材確保対策
「今後7年で80万人確保」という高すぎるハードル
総花的な政策ばかりでは何も変わらない
外国人だけに日本人の介護は委ねられない
食事づくりから看取りまで行う介護職
第3章 介護は知性と感性とコミュニケーションが必要な仕事
「人材」と「人手」を混同してはならない
介護は奥深い、難しい仕事
介護はクリエイティブな仕事でもある
介護現場にはテストマーケティングが必要!?
介護職が業務独占にならなかった理由
介護の質の良し悪しを見分ける困難さ
評価のしにくさは介護の奥深さを反映している
介護職自身にも問題はある
実は給与的に見劣りしない介護職
自ら「人手」にハマる介護職たち
介護保険で量産されたことが不幸の始まり
「人事部」すらない介護業界の体質
学んでも生かせない風土
介護は教育しにくい分野
心が折れて立ち去る介護職たち
第4章 介護は家政婦の延長ではない
職業介護と家族介護の大きな違いとは
出でよ、介護のナイチンゲール
中途半端な資格制度をどうするか
がんばって収入が上がる仕組みを
介護を科学する試みが必要
社会福祉法人の背負う業の深さ
社会福祉法人の役割は大きい
第5章 介護は零細が大半の未熟な産業
介護はビジネスなのか福祉なのか
国任せ、制度任せの経営者
介護へ進出し始めた生保業界
跋扈する人材派遣・紹介会社
貴重な社会保障財源がエージェントに流れていく
ホームページさえない事業者が人を集められないのは当然
第6章 介護「再編」を断行せよ
業界変革への道筋
福祉の水準をどうするか
普通の業界での当たり前を
採用と定着において政府ができることは限られている
キャリアパスは事業者がつくれる
事業者は働く人のせいにしてはいけない
「おしっこ」を予測できる?
テクノロジーで労働環境は改善できる
業界内外でのズレをすり合わせることが必要
テクノロジーはどこまで代替可能か
介護の仕事はテクノロジーによって奪われない
やる気と能力のある人に集中投資を
報酬制度とやりがいの両方に働きかける
第7章 介護業界を飛躍させるために
介護は100兆円産業になる
東大に研究機関を!?
専門性と資格によるアイデンティティの確立
介護を科学的に体系化せよ
〝混合介護”解禁が最後のチャンス
セルフケアプランをつくる時代に
社会福祉法人制度を新時代型に
介護を理解している首長が必要な時代へ
団体は大同団結して強くなれ
M&Aの推進で体力をつける道
異業種参入組が規制の壁をぶち破れ
日本のKAIGOには世界進出の可能性が十分ある
終章 「介護」を再定義するとき
おわりに

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