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リベラルアーツの学び方
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リベラルアーツの学び方

発売日 : 2015年5月28日
想定ページ数 : 408ページ
ISBN : 9784799316726
全文検索 : 非対応
世代も国境も越えて通用する、
現代を生きる知恵としての「リベラルアーツ」を、
自然科学から社会・人文科学、芸術まで、
学ぶ意味、方法とともに縦横無尽に語りながら、
「知」の広野を駆けめぐる!

ギリシア・ローマ時代にその起源を遡る、
人の精神を自由にする学問である「リベラルアーツ」。
本書ではそれを、実践的な意味における「生きた教養」として捉え、
いまそれを学ぶべき意義はどういうものか、どのような方法と戦略で学ぶべきかを論じ、
そして、いま学ぶべき「リベラルアーツ」、その具体的な書物や作品を、体系的、総合的に深く解説する。

知識ではなく知恵の時代、教養のための教養ではなく、
思考や行動に影響を与え、ビジネスや人生そのものを
成長させていくための、本当の教養の学び方がここに。

〈目次〉
はしがき――リベラルアーツをあなたのものに
第1部 なぜ、リベラルアーツを学ぶ必要があるのか?
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略
 第1章 基本的な方法
 第2章 実践のためのスキルとヒント
第3部 実践リベラルアーツ──何からどのように学ぶのか?
  第1章 自然科学とその関連書から、人間と世界の成り立ちを知る
  第2章 社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション――批評的・構造的に物事をとらえる方法を学ぶ
  第3章 芸術――物事や美に関する深い洞察力を身につける
あとがき――リベラルアーツが開く豊かな「知」の世界

目次

はしがき─リベラルアーツをあなたのものに
第1部 なぜリベラルアーツを学ぶ必要があるのか?
1 リベラルアーツは、単なる知識の蓄積、教養のための教養ではない
2 タコツボ型の「知識」から横断的な「教養」へ
3 ファッションではなく身につき使いこなせる教養
4 固有の「生」の形と結び付いた教養
5 自分で課題を設定する能力
6 理論の裏付けのある実践
7 リベラルアーツは最も有効な投資
8 リベラルアーツによって可能になる仕事の質や生き方の深化
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略
第1章 基本的な方法
  • 1 批評的・構造的に物事をとらえる
  • 2 作品と対話し、生き生きとしたコミュニケーションを図る
  • 3 歴史的・体系的な全体像の中に位置付ける
  • 4 視点を移動し、橋をかけ、共通の普遍的な問いかけを知る
  • 5 ある分野の方法をほかの分野に転用する
  • 6 自己を相対化・客観化して見詰める
第2章 実践のためのスキルとヒント
  • 1 情報収集と情報処理をどのように行うか?
  • 2 情報とアイディアをどのようにストックするか?
  • 3 収集、蓄積した情報からどのようなものを生み出したいのか? ─機能性とコスト
  • 4 書物や作品のコレクションを作ることにはどんな意味があるのか?
第3部 実践リベラルアーツ ─何からどのように学ぶのか?
第1章 自然科学とその関連書から、人間と世界の成り立ちを知る
  • 1 生物学─人間の動物との連続性を明らかにする
  • 2 脳神経科学─人間の認識と思考の本質を明らかにする
  • 3 精神医学関連─仮説に基づき治療を行い人間精神を解明する
  • 4 自然科学のそのほかの分野─世界の成り立ちを明らかにする
  • 5 まとめ
第2章 社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション─批評的・構造的に物事をとらえる方法を学ぶ
  • 1 哲学─考えるための技術、方法
  • 2 社会・人文科学、思想─物事を構造的に大きく把握する視点
  • 3 批評─定点としてとった視点からの対象の客観的理解・分析
  • 4 ノンフィクション─世界、人間の多様性と共通性
  • 5 まとめ
第3章 芸術─物事や美に関する深い洞察力を身につける
  • 1 文学─アクチュアルな状況や時代との切実な接触の感覚
  • 2 映画─強靱な知性と洗練されたポップ感覚の融合
  • 3 音楽─自由と可能性の音楽としてのロックとジャズ、作曲家の「声」を伝えるクラシック
  • 4 漫画─批評的精神とポップ感覚を兼ね備えた大衆芸術
  • 5 広い意味での美術─視覚的な美意識の核を形作る
  • 6 まとめ
あとがき─リベラルアーツが開く豊かな「知」の世界
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