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瀬木比呂志の書籍一覧

1954年名古屋市生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1979年以降裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務、アメリカ留学。並行して研究、執筆や学会報告を行う。2012年明治大学法科大学院専任教授に転身。民事訴訟法等の講義と関連の演習を担当。著書に、『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(ともに講談社現代新書)、小説『黒い巨塔 最高裁判所』(講談社)、ジャーナリスト清水潔氏との対談『裁判所の正体――法服を着た役人たち』(新潮社)、『民事訴訟の本質と諸相』『民事保全法〔新訂版〕』『民事訴訟実務•制度要論』(いずれも日本評論社)等多数の一般書・専門書のほか、関根牧彦の筆名による『内的転向論』(思想の科学社)、『心を求めて』『映画館の妖精』(ともに騒人社)、『対話としての読書』(判例タイムズ社)があり、文学、音楽(ロック、クラシック、ジャズ等)、映画、漫画については、専門分野に準じて詳しい。2015年、『ニッポンの裁判』によって第二回城山三郎賞を受賞。
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究極の独学術 世界のすべての情報と対話し学ぶための技術
エリート裁判官として30年以上にわたり第一線で活躍したのち、学者に転身するとともに作家としても数多くのベストセラーを執筆する著者が、多方面に及ぶその活躍を可能にした自身の「独学」の方法のすべてを初めて開示する。膨大な量の本や映画、音楽などからインプットしてきた著者は、とりわけ独学の手段として「リベラルアーツ」を重視する。その血肉化を主眼とする「独学術」は、ビジネス上の効果はもちろん、それにとどまらず、膨大な情報があふれ返り、数年先が予測不可能な現代を生きるすべての人々にとって、強力な「サバイバルスキル」となるだろう。

本書の構成:第1章で「独学」の必要性について問題提起したうえで、第2章ではインターネット時代においてリベラルアーツを含めた現代社会の莫大な情報と接するための方法について論じる。第3章では、実践編として、書物を中心に「対象を選び、読み、記録する」ための具体的技術・方法を明らかにし、さらに第4章で、多数の実例に基づき、書物はじめリベラルアーツ全般をどのように読み、対話し、学ぶべきかについて詳細に解説。第5章では独学の対象範囲を拡大し、誰もが普段行っている実務、また人々や世界からじかに学ぶ方法について説き、最後の第6章では独学のための基本的技術・ヒントを37の重要項目中心にまとめる。
2,750円(税込)
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リベラルアーツの学び方 エッセンシャル版
独学でリベラルアーツを身につけるための
戦略的かつ具体的な方法、そして必修のリベラルアーツを
元エリート裁判官が完全解説した話題の書が
エッセンシャル版として読みやすくリニューアル!

日本の裁判所の腐敗を告発し、大きな話題を呼んだ『絶望の裁判所』で知られ、
現在は作家活動と並行して明治大学法科大学院で教鞭を執る瀬木氏は、
現代の日本社会にはびこる根源的問題として「リベラルアーツの不足」を指摘。
そして、大学教育では身につかないそれを独学で手に入れるための
技術の全貌を自ら解説すべく書かれたのが、本書「リベラルアーツの学び方」である。

第1部「なぜ、リベラルアーツを学ぶ必要があるのか」において
「タコツボ型の「知識」から横断的な「教養」へ」
「固有の「生」の形と結び付いた教養」
「自分で課題(アジェンダ)を設定する能力」
など8つの視点からリベラルアーツを学ぶ意味を解説した上で、
第2部「リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略」において、
「批評的・構造的に物事をとらえる」
「作品と対話し、生き生きとしたコミュニケーションを図る」
「歴史的・体系的な全体像の中に位置付ける」
といった6つの基本的な方法、および
「情報収集と情報処理をどのように行うか?」
「情報とアイディアをどのようにストックするか?」
など4つの実践のためのスキル・ヒントを詳細に解説。

そして第3部「実践リベラルアーツ――何からどのように学ぶのか?」において、
第1部、第2部の内容を前提としながら、
自然科学から社会・人文科学、芸術にいたるまで、
重要分野ごとの学び方を詳細に解説しつつ、
学ぶべき対象としての書物リストを紹介。

なぜ、現代の若者は新しいものを生み出すのが苦手なのか?
なぜ、日本のビジネスパーソンは仕事以外の会話や付き合いを楽しめないのか?
なぜ、日本の国家や企業は根本的な改革ができないのか?

長く停滞の時代にある日本において
一人ひとりが自分の頭で考え、主体的に行動していくための
「最強の武器」が、ここにある。

*本書は、オリジナル版『リベラルアーツの学び方』(2015年5月発売)の
本論部分にあたる第1部・第2部と、
各論に当たる第3部の概論部分・書物リストのみに絞り、
四六判サイズで読みやすく再編集したものです。
1,650円(税込)
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リベラルアーツの学び方
世代も国境も越えて通用する、
現代を生きる知恵としての「リベラルアーツ」を、
自然科学から社会・人文科学、芸術まで、
学ぶ意味、方法とともに縦横無尽に語りながら、
「知」の広野を駆けめぐる!

ギリシア・ローマ時代にその起源を遡る、
人の精神を自由にする学問である「リベラルアーツ」。
本書ではそれを、実践的な意味における「生きた教養」として捉え、
いまそれを学ぶべき意義はどういうものか、どのような方法と戦略で学ぶべきかを論じ、
そして、いま学ぶべき「リベラルアーツ」、その具体的な書物や作品を、体系的、総合的に深く解説する。

知識ではなく知恵の時代、教養のための教養ではなく、
思考や行動に影響を与え、ビジネスや人生そのものを
成長させていくための、本当の教養の学び方がここに。

〈目次〉
はしがき――リベラルアーツをあなたのものに
第1部 なぜ、リベラルアーツを学ぶ必要があるのか?
第2部 リベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略
 第1章 基本的な方法
 第2章 実践のためのスキルとヒント
第3部 実践リベラルアーツ──何からどのように学ぶのか?
  第1章 自然科学とその関連書から、人間と世界の成り立ちを知る
  第2章 社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション――批評的・構造的に物事をとらえる方法を学ぶ
  第3章 芸術――物事や美に関する深い洞察力を身につける
あとがき――リベラルアーツが開く豊かな「知」の世界
2,200円(税込)
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