メニュー

名古屋商科大学ビジネススクール ケースメソッドMBA実況中継

発売日: 2020/9/25 想定ページ数: 280ページ ISBN: 9784799326718 全文検索: 非対応
★★★★★ ★★★★★ 0件
「あなたは顧客を理解しているか?」――21世紀に最も注目される学問「行動経済学」最良の入門書

★なぜ日本の個人投資家はアクティブ投信を買ってしまうのか?
★税抜価格表示と税込価格表示、私たちはどちらを安く感じるのか?
★米国最古のデパートの新しい価格戦略はなぜうまくいかなかったのか?
★従来のやり方を変えようとしない顧客の行動を変えるには?


行動経済学とは、人間の経済活動における、非合理な意思決定や行動についての研究です。
私たち人間は、おカネが絡む真剣な意思決定において、必ずしも、自分の利益を最大化するように合理的に行動するわけではありません。しばしば、ときに驚くほど非合理な行動をとります。そして行動経済学は、そうした私たちの非合理な行動にいくつかのパターンが見出せるということを示してきました。

本書では、さまざまな事例やクイズ、そしてそれを基にしたディスカッションを通じて、ビジネスにおける顧客の行動の非合理性について理解を深めていきます。この本を最後まで読んでいただければ、皆さんの組織における意思決定が改善され、そのパフォーマンスを向上させることができるでしょう。


ハーバード・ビジネス・スクール日本リサーチ・センター長 佐藤信雄氏推薦
「本書はMBA教育の核心である「参加者中心型」のケース討論を垣間見ることができる、類書にない内容である。MBAに興味がある学生・ビジネスパーソン・教員にぜひ読んでもらいたい」
目次プレビュー
  • 表紙
  • 著者まえがき
  • 目次
表紙
著者まえがき
目次
  • ビジネススクールとケースメソッド授業
  • 教育学的に見たときのケースメソッド
  • ケースメソッドで「本当に」学べるのか
  • ケースメソッド教育の担い手としての責任
  • 学生はケースメソッドとどのように向き合うか
  • 学生はなぜこうした荒行に耐えるのか
  • 行動経済学とは何か
  • なぜ私たちは同じように間違えたのか
  • ビジネスパーソンが行動経済学を学ぶ意義
  • 講義のアウトライン
  • 参加者中心型学習
  • 行動経済学とケースメソッド
  • 第1講 代表性バイアス/顧客はシステム1で動く
  • INTRODUCTION
  • 脳の二つのシステム――素早く立ち上がる「システム1」
  • 人の認識はコンテクストによって変わる
  • ヒューリスティクスの功罪
  • QUIZ / REVIEW
  • 大数の法則と少数の法則
  • 代表性バイアス
  • CASE 投資信託と日本の個人投資家
  • 日本の個人投資家の金融資産
  • 投資信託とそのサプライ・チェーン
  • 森信親金融庁長官
  • アクティブ投信とパッシブ投信
  • マーケット・タイミング
  • 金融庁の対応
  • 森長官、次の一手
  • アサイメント(課題)
  • DISCUSSION
  • 投資信託の仕組み
  • 森金融庁長官の懸念
  • システム1で動く個人投資家
  • 投資信託販売業者のビジネス倫理
  • 金融庁の「次の一手」は?
  • Key Takeaways(まとめ)
  • 第2講 アンカリング/顧客のシステム1を知る
  • QUIZ / REVIEW
  • 利用可能性バイアス
  • アンカリング
  • CASE eBayの実験
  • アサイメント(課題)
  • DISCUSSION
  • ホイットマンCEOの悩み
  • 方式A(輸送料込みの入札価格)
  • 方式B(輸送料抜きの入札価格)
  • 方式Bの問題点
  • アンカリング効果の強さ
  • 消費者は何に視線を向けているのか?
  • Key Takeaways(まとめ)
  • 第3講 損失回避/顧客のシステム1へのアプローチ
  • QUIZ / REVIEW
  • 期待効用理論
  • プロスペクト理論
  • 生理的嫌悪としての損失回避
  • 株式の売買と損失回避
  • システム1のマネジメント
  • CASE X大学A学長
  • アサイメント(課題)
  • DISCUSSION
  • A学長の意思決定――支持の意見
  • A学長の意思決定――反対の意見
  • サンクコスト
  • A学長へのアプローチ
  • Key Takeaways(まとめ)
  • 第4講 セイリアンス/顧客のシステム1を理解できない経営者
  • QUIZ / REVIEW
  • 見るポイントが異なると判断が変わる
  • 確実性効果と可能性効果
  • セイリアンスと「心に浮かぶもの」
  • 顧客は商品の何をセイリアントと感じているのか?
  • CASE J.C.ペニーのフェア・アンド・スクエア戦略
  • 逆風にさらされるデパート業界
  • J.C.ペニーのラジカルな再編成
  • 新しい価格戦略
  • 最初の結果
  • アサイメント(課題)
  • DISCUSSION
  • ジョンソンCEO就任以前のJ.C.ペニー
  • ロン・ジョンソン
  • ロン・ジョンソンの新戦略
  • フェア・アンド・スクエア価格戦略
  • 顧客の反応
  • ジョンソンの施策はうまくいくか?
  • ロン・ジョンソンの何が問題だったのか?
  • Key Takeaways(まとめ)
  • 第5講 心の会計/顧客のシステム1への迎合とビジネス倫理
  • QUIZ / REVIEW
  • フレーミング効果 ――利益フレームと損失フレーム
  • 心の会計 ――自らつくりだす狭いフレーム
  • CASE 毎月分配型投資信託
  • 分配型投資信託
  • 投資信託と分配金
  • 分配金と年金生活者
  • 普通分配金と特別分配金
  • 金融庁、動く
  • 顧客の反応と業界の対応
  • 顧客本位の業務運営
  • アサイメント(課題)
  • DISCUSSION
  • 分配型投資信託
  • 高齢の投資家と分配型投資信託
  • 分配型投資信託とビジネス倫理
  • 企業経営者の役割と責任
  • Key Takeaways(まとめ)
  • 第6講 ナッジ/顧客の自由と尊厳、そしてシステム1のマネジメント
  • INTRODUCTION
  • ナッジとは?
  • CASE エクスプレス・スクリプツ
  • エクスプレス・スクリプツと薬剤給付管理事業
  • 処方薬の自宅配送
  • 自宅配送を推進するための選択設計
  • アサイメント(課題)
  • DISCUSSION
  • 薬剤給付管理事業のビジネス・モデル
  • メールオーダー方式(vs 町の薬局)
  • なぜ切り替えはうまくいかないのか?
  • 自宅配送への切り替えをいかに勧めるか
  • CASE(続き)
  • 能動的選択プログラム
  • 能動的選択プログラム導入の成果
  • DISCUSSION
  • 能動的選択プログラム
  • Key Takeaways(まとめ)
  • 講義の終わりに
著者あとがき
参考文献
おわりに 栗本博行
奥付

まだレビューが投稿されていません