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本番に強い子の育て方
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本番に強い子の育て方

発売日 : 2016年12月23日
想定ページ数 : 192ページ
ISBN : 9784799320259
全文検索 : 非対応
「緊張しないで」「平常心で」はNGワード!

反響続々!
「受験当日、緊張している自分を自覚していても、
焦らずに力を発揮することができました」(18歳・大学受験)

「試合中のイライラや集中力が切れることがなくなって、
全国ジュニア選抜大会で優勝できた!」(12歳・テニス)

プロゴルファー横峯さくら選手も実践する
「本番で自信をもって力を発揮する方法」とは?

本書は、人気メンタルトレーナー森川陽太郎さんによる、本番でわが子が自信をもって力を発揮できるようになる方法を教える本です。

学校行事やスポーツの試合、そして受験……。子どもたちは小さな頃からさまざまな「本番」を経験します。ところが、

・「本番」に限って、自分の本来の力が発揮できない。
・「本番」が近づくにつれ、気持ちが不安定になる。
・「本番」が怖くて、逃げてしまう。
・「本番」に集中できない。
・「本番」までモチベーションが維持できない。

そのような、いわゆる「本番に弱い子」というのはたくさんいます。
勉強でもスポーツでも、「普段どおりの力を出せばうまくいくはずなのに、なぜできないの?」「もっと自信をもってやれば、もっといい結果がついてくるのに、なぜ自信がもてないの?」などと、もどかしい思いを抱えている親御さんも多いことでしょう。

でもそんなときに、「落ち着いて!」「平常心で!」と励ましたり、「大丈夫、全然緊張していないよ」などと暗示をかけようとするのは逆効果というのは、ご存じですか?

著者の森川さんは、トップアスリートやプロスポーツチーム、ビジネスマンから子どもまでを対象に、「本番で実力を発揮できるメンタル」をつくるサポートを行っています。森川さんが提唱しているのは「OKライン」。OKラインとは、「ここまでできたらOK」と自分にOKをあげられる基準のことです。

大事なのは、「緊張している」「焦っている」「恥ずかしい」といった自分の感情にフタをしないで、それらの感情と向き合いながら、「あわてたけど、できた」「焦ったけど、できた」という体験を積み重ねること。

本書では、スポーツや受験、登校拒否など、森川さんが指導しているお子さんたちの数多くの事例を紹介しながら、お子さんが自分の感情と向き合い、緊張と上手に付き合いながら、自信をもって本番にのぞみ目標を達成するにはどうすればいいか、お父さんお母さんにできることを具体的に紹介していきます。

目次

はじめに
第1章 本番で緊張したら、どうすればいい?→大丈夫。緊張したままでいてください
本番に強い人は緊張しない人?
緊張はむしろ気にするほうがいい
感情を自覚することから始めよう
感情を理解するワーク なんで?なんで?トレーニング
感情には、いいも悪いもない
感情を閉じ込めるくせがついている可能性も
感情に気づくワーク1 親子でやってみよう! 感情当てクイズ
感情に気づくワーク2 感情評価シート
「感情日記」をつけて、「感情」の感度を上げよう
ポジティブシンキングの罠
最悪の事態をイメージできれば、本番に強くなれる
感情とパフォーマンスの関係を知ろう
第2章 緊張に慣れるには何をすればいい?→「緊張していてもできた!」という経験を積みましょう
緊張したら、「緊張してもできること」をやればいい
「緊張している自分」にOKをあげる
「恥ずかしい」に慣れれば、「緊張」の経験値も上がる
緊張に慣れるワーク 「恥ずかしい」で「緊張」に慣れよう
高すぎるOKラインは、自信を失う原因に
感情の感度を上げるワーク できたら喜ぶくせをつけよう
OKラインのレベル=向き合える感情のキャパシティ
第3章 どうすれば自信がつきますか?→「自分が確実にできること」を確実にクリアしていくことです
親基準のOKラインは高すぎる!?
高すぎるOKラインが子どもから自信を奪う
さっそくOKラインを設定してみよう
感情のとらえ方には違いがある
親子で取り組めば、トレーニングの効果倍増
自分軸のOKラインが、生きる力につながる
OKラインは、自分でコントロールできることに設定する
第4章 「できることをやる」だけでなぜ目標が達成できるのですか?→「自信」という強力なエンジンを手に入れるからです
OKラインなら早く、確実に結果が出せる
現実に向き合う力が夢をかなえる
OKラインが目標と現実のギャップを埋める
予測する力を鍛えるワーク 初めてのことにチャレンジ
「がんばった自分」に甘えてはいけない
「やる気」は「好きなもの」に対してわいてくるもの
「やらなくちゃいけない」を「やりたい」に変えるコツ
目標達成後のイメージも固めておこう
第5章 本番に強い子に育てるために、親ができることは何ですか?→お子さんにたくさんのOKをあげることです
感情の経験値が低い子どもたち
お子さんのありのままの姿にOKを
子どもをほめるワーク1 「ほめたこと」リストづくり
子どもをほめるワーク2 20分親子マラソン
対話のコツは、共感しながら聞く姿勢
親の反応が子どもの自己肯定感の基準になる
自分にOKがあげられる親になろう!
おわりに

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