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「あのとき、ああ言えばよかった…」がなくなる!とっさの会話力
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「あのとき、ああ言えばよかった…」がなくなる!とっさの会話力

発売日 : 2011年4月23日
ISBN : 9784534048219
全文検索 : 非対応
「あのとき、ああ言えばよかった…」
「そんなつもりで言ったんじゃないのに…」
そんな経験、ありませんか?

会議、営業、飲み会、エレベーターの中、パーティー、初対面…etc.
イヤな沈黙ともこれでサヨナラ!

アドリブに強くなる! 「会話反射神経」を鍛える65のコツ。


◆最適なタイミングで、最高のコメントが言える会話反射神経の磨き方

「会話」という毎日のように繰り返されるシーンで、多くの人にとってコンプレックスとなっているのが、「あのとき、ああ言えばよかった……」という状況です。
とっさの会話が上手な人には、黄金の方程式=「場を見る力×表現力×タイミング」という3つの条件がそろっています。いくらウィットの効いた表現でも、その場の空気を読めなければ「KY」と言われてしまう。いくら場を読んでいても、理解しにくいコメントだと「意味不明」な人と思われてしまう。いくら場を読んだ、いいコメントだったとしても、タイミングを逃すと流れに水を差してしまう。
本書を読めば、3つの条件が誰にでも再現可能になり、最適なタイミングで、最高のコメントを言える会話反射神経の磨き方を紹介します。

◆なぜ、アナウンサーは急に振られても、はずさないコメントが言えるのか?

著者はアナウンサー時代、生放送でのトーク、取材対象者へのインタビューなど多くの経験をし、いついかなる場面でも上手な返答ができるテクニックを磨きました。一見するととっさのアドリブに思えるものも、実際は「会話の目的を常に忘れないこと」「コメントの選択肢を準備すること」によって、はずさないコメントが言える、といいます。
さらに、本書では著者が実践しているコーチングの手法も取り入れ、送り手だけでなく、受け手の気持ちをつかんだ「キャッチボール式」の双方向のコミュニケーションスキルを紹介します。


第1章 すべる会話には必ず理由がある
第2章 場を見る力を鍛える
第3章 表現力を鍛える
第4章 タイミングを読む力を鍛える
第5章 会話の流れを「見える化」する

(※本書は2011/4/23に発売し、2020/12/1に電子化をいたしました)


菅原美千子(すがわら・みちこ)

青森県生まれ。東北大学文学部卒業後、仙台放送に入社。
アナウンサー兼報道部記者として、報道番組のメインキャスター、ドキュメンタリー番組の制作に携わる。フジテレビ系列のアナウンサーコンテストで全国1位を受賞。FNNスーパーニュースのお天気キャスター、メインキャスターを担当。2000年フリーとなり、TBS(BS―TBS)と契約。報道番組のメインキャスター、2001年同時多発テロ特番、参議院議員選挙特番、ハリウッド映画監督へのインタビューなど、多分野にわたって担当。2004年、日本最大手のビジネスコーチングファーム・コーチ・エィに入社。トレーナーとして企業のマネージャー層に対する「コーチング・スキル・トレー二ング」を実施。2008年に独立。企業の経営者・リーダー層を対象にしたスピーチ(プレゼンテーション)・コンサルタント、ならびに、企業研修トレーナーとして「1on1ミーティング・トレーニング」・「信頼関係を築くコミュニケーションの創り方」・「共感で人を動かすストーリー・テリング」・「ビジョン・メイキング」・「折れない心の創り方」などのテーマを扱う。このほか、「女性活躍推進」・「働き方改革」など、企業の施策・プロジェクトに関わっている。

著書「共感で人を動かす話し方」(日本実業出版) 台湾、韓国、中国で翻訳出版
「人の心をつかむ話し方」(河出書房新社)
「すぐ身につくネガポ会話術」(幻冬舎ルネッサンス)がある。

目次

プロローグ
第1章 すべる会話には必ず理由がある
うまくいかない会話に必ず存在する「サルの3兄弟」
会話のキャッチボールがうまくいく3つのポイント
快適な会話のキャッチボールは、「合意」から生まれる
安心できる会話のキャッチボールには、適切な「空間と距離」がある
相手が受け取りやすいように、会話の「スピード」をコントロールする
コミュニケーションは「相手にどう伝わったか」がすべて
なぜ、アナウンサーははずさないコメントを言えるのか
「カンバセーション」と「コミュニケーション」の違い
会話を垂直に深める場合、縦横に広げる場合
どんな会話にも共通する日頃から大切なこと
自分を変えるのではなく、会話の質をコントロールする
「話し上手」と「話しベタ」の人の意識は間逆
「江戸しぐさ」には会話の知恵が満載
近江商人が広めた「三方よし」の精神
「会話反射神経」を磨く黄金の方程式
第2章 場を見る力を鍛える
「場を見る力」とは何か
相手との関係性は「コンテクスト」でつかむ
はずさない自己紹介はレーザー・トークで
初対面はもう怖くない~自分の「気持ち」を話すことからはじめよう~
ひさしぶりに会った友人とは、「思い出探し」からはじめる
上司への報告は、「結論からストレート」でうまくいく
信頼を築くためには、ストーリーを重視する
会社のエレベーターで偉い人と一緒になったら
エレベーター内の30秒の会話でチャンスをつかむ方法
スムーズに頼みごとをするコツ
上手に断るには「理由」と「代案」を伝える
「嫌われるKY」と「ウケるKY」の違い
「男女の違い」で話し方も変わる。
イヤな流れをリセットするには
第3章 表現力を鍛える
あなたの表現力はどれくらいですか?
着飾りすぎると、大事なメッセージが見えなくなる
仕事は、メインポイント・ファーストでうまくいく
「結論」を最後にしたほうがよいとき
相手の理解を加速させる「たとえる」表現
無用な衝突を防ぐ「エアバック表現」
リアクションは「オウム返し」からはじめよう
もっと気持ちが伝わる! 「全方向リアクション」
「質問」は、相手の話に対する理解を伝える表現力のひとつ
質問のスタイルを使い分ける。
質問に流れをつくると、会話はとぎれない
「相手に対するほめ言葉」と「自分の気持ちを伝えるほめ言葉」
声の表現力をアップさせる「緩急」と「ため」
何も思い浮かばない! ピンチを切り抜ける「しりとり」方式
いつでも引き出し可能な表現の貯蔵庫をつくるコツ
第4章 タイミングを読む力を鍛える
最適なタイミングは1人ひとり異なる
会話の黄金比は「観察」が9割
4つのコミュニケーションスタイルから見る「会話の特徴と対応」
「単刀直入型」の特徴と対応法
「ワイワイ発散型」の特徴と対応法
「ほのぼの型」の特徴と対応法
「冷静分析型」の特徴と対応法
タイミングがズレやすい組み合わせ
場面も4つのタイプを応用してコミュニケーションをとる
第5章 会話の流れを「見える化」する
自分と相手の目的地がわかる「会話のMAP」
会話上手は、相手のMAPを読めている
はずむ会話は、交通ルールを守っている
車線変更・合流のルール
車間距離のルール
スピード制限のルール
会話をスムーズに走らせる「チェンジング・レーン」
初対面は、相手のレーンに乗る
説得するときは、自分のレーンに乗ってもらう
理解を深めたいときは、双方歩み寄って真ん中のレーンを走る
ダイアローグが効果的な場面
助手席に座るのではなく、自らの手で会話のハンドルを握ろう
エピローグ
参考文献(※五十音順)

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