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大震災を体験した子どもたちの記録
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大震災を体験した子どもたちの記録

発売日 : 2019年3月28日
ISBN : 9784890222292
全文検索 : 非対応
東日本大震災で甚大な津波被害を受けた島の小学校が図画工作の授業を中心に取り組んだ「宮戸復興プロジェクトC」の記録。災害の多い日本で、復興教育の重要性も説く。
(※本書は2019/3/28に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)

目次

はじめに
序章 地域の伝統行事に教育の原点があった
第1章 すべての始まりは震災でした
東日本大震災……その時、被災校で何が起こったか 〜宮城県東松島市立宮戸小学校において〜
①震災発生直後からとっていた記録が伝えられること
②年月を重ね改善されてきた問題・新たに生じてきた問題
国や県の方針をふまえた教育の方向性
①現在をとらえる防災教育だけでは子どもは笑顔になれない
②未来へ向けて―宮戸復興プロジェクトC始動
  • プロジェクトC 第1期活動 児童の自主性を活かし、自ら表現を追究する指導の工夫
  • プロジェクトC 第2期活動 児童の思いを醸成する「親子による創作活動」
  • プロジェクトC 第3期活動 児童の思いを「一つの壁画に児童自らまとめていく創作活動」
  • プロジェクトCにおける児童の葛藤と成長
③未来を見つめて歩み出したとき子どもに笑顔が戻ってきた
第2章 未来を見つめて歩み出すための教育活動 その1
子どもたちにとって憧れの存在、日本とアチェの大学生たち
ビデオ通話による国際交流、事前準備6つのポイント
習って工夫し、練って楽しい ビデオ通話による国際交流アラカルト
  • ①ビデオ通話による国際交流って何?
  • ②外国や他の地域と交流する意義や価値
  • ③ビデオ通話による国際交流に適した教科、交流の種類
  • ④教師が感じる国際交流の魅力と落とし穴
  • ⑤学びにリアリティをもたせる工夫
  • ⑥5W1Hが自然な対話を手助けする
  • ⑦ひとりで答えることが難しいときはペアやグループ学習を活用
  • ⑧「いい」「加減」なさじ加減ができると、うまくいく
  • ⑨具体的な取り組みとそこからみえたこと
ビデオ通話による国際交流などを重ねながら心の復興と成長を模索する日々
第3章 教育現場でのICT(情報通信技術)活用術
「あってよかった」教師が重宝。SNSとクラウド(事前準備)
「あってよかった」児童が重宝。タブレット端末(映像記録)
いつのまにか妄想が現実化するICT機器
第4章 未来を見つめて歩み出すための教育活動 その2
被災経験を見つめなおし、未来をつくるICT機器を活用した図画工作
  • ①図画工作に未来をつくりだす力があるのか
  • ②道具としてのICT機器と「学力」の関係について
  • ③ICT機器が身体機能を拡張するとはどういうことか
タブレット端末、VR、ドローンを活用した実践例の紹介
  • ①宮野森つむちゃんハウス(2年生/360度カメラ、VRゴーグルの活用)
  • ②天然記念物の木で「かまがみ様」をつくろう(5・6年生:360度カメラ、VRゴーグルの活用)
  • ③空を飛んでパチリッ!(ドローンの活用)
  • ④私はユーチューバー。360度カメラで何を紹介する?(360度カメラの活用)
ICT機器を活用した業務改善の工夫
終章 日本中の子どもたち、学校の先生、地域のみなさんにお伝えしたいこと
震災後の「えんずのわり」を見て感じたこと
体験にもとづいて知識が活かされ、知恵になっていく
子どもをとりまく環境の激しい変化それに対応して、学校ができること
《資料》
宮城県東松島市と宮戸島
東日本大震災での東松島市の被害
インドネシア共和国
スマトラ島沖地震(2004)とアチェ
宮野森小学校
NPO法人地球対話ラボ
《参考文献一覧》
地球対話ラボから
地球対話ラボ東北での国際交流事業の記録
おわりに

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