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ジャック・マー アリババの経営哲学
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ジャック・マー アリババの経営哲学

発売日 : 2014年12月26日
想定ページ数 : 440ページ
ISBN : 9784799316122
全文検索 : 非対応
「世界中のあらゆる商売をやりやすくする。これが私の使命です。」
コネなし、非エリートの英語講師が、中国長者番付1位に!

アマゾン、フェイスブックを超える時価総額2310億ドルで2014年9月にニューヨーク証券取引所上場。アップル、マイクロソフト、グーグルに次ぐ、世界第4位のIT企業となったアリババ。
創業者ジャック・マーの成功の裏にある確固たる信念と倫理が明らかに!

<CEO退任演説など、話題のスピーチも5つ収録!>

―ジャック・マーの言葉から、成功の秘訣をつかみとる!―
「未来を予測するベストな方法は、未来を創造することだ。」
「マーケットは戦場に似ているが、戦場ではない。ライバルの不在こそが、危機を招く。」
「だめな部下はいない。だめなリーダーがいるだけだ。」
「私は理想を捨てません。正しいことをしているのだから。」
「自分のことだけを考え、自分の好きなことをきちんとやれば、世界はよくなる。」

◆馬雲(ジャック・マー)
1964年生まれ、中国浙江省杭州市出身。杭州師範学院英語本科を卒業後、杭州電子工業大学にて英語教師を務める。大学を退職後、1991年に翻訳を専門とする「海博翻訳社」を起業。1995年には中国初のインターネット会社「中国黄頁」(中国版イエローページ)を立ち上げる。1999年に「アリババ・グループ」を設立し、2013年に同社CEOを退任。

◆訳者解説より(一部抜粋)
本書では、2014年9月にニューヨーク証券取引所に上場し、時価総額25兆円という驚きの初値をつけ話題となったアリババグループの創始者、馬雲(英名 ジャック・マー)の経営哲学を12の項目に分けて紹介しています。
馬雲は、現在、世界で最も注目されているアジア人のひとりです。それもそのはずで、彼の半生はチャイニーズドリームそのもの。15年前には、お金がなくてタクシーにも乗れなかった若き起業家が、所有する株だけで25兆円を超える世界有数の大富豪になったのですから、世界から注目を集めるのは当然でしょう。しかし、彼が注目されているのは単に大富豪だからではありません。本書が示すように、彼が持つ確固たる哲学も人々を引きつけています。
本書のテーマは、ビジネスに限らず、生活の哲学、成長の哲学など、多岐に亘っており、アリババのビジネスに関心のない人も、一人の人間がどこまで成長できるのか、そして、世界を変えようとする人物はものごとをどのように考えるのかに触れることができる良書です。

目次

まえがき
第1章 成長の哲学
01 やるべきときにやる。
02 自分を疑ってもいい。信念を疑うな。
03 左手で右手を温める。
04 成功とは、どれだけやったかではなく、何をやったかだ。
第2章 継続の哲学
05 あきらめることが最大の敗北だ。
06 一つのことに打ち込まなければ何も成し遂げられない。
07 初恋のように理想を貫く。
08 苦しみながら貫き、楽しみながら死ぬ。
第3章 起業の哲学
09 自分のしていることを信じろ。
10 情熱を持ち続けなければ、金は稼げない。
11 起業家よ、軽々しく頭を下げるな。
12 小賢しくあるより、愚かでいろ。
13 教えるのは魚の釣り方だ。魚を与えるのではない。
杭州師範大学でのスピーチ 人生は、何を手に入れたかではなく、何を経験したかで決まる。
第4章 チャンスの哲学
14 意識は態度を決め、態度は状況を決める。
15 男の才能は往々にして容姿と反比例する。
16 人との出会いこそがチャンスだ。
17 攻撃のタイミングを見誤るな。
18 必死に耐え抜けばチャンスは来る。
第5章 ビジネスの哲学
19 有名人ブランドで人を引きつけろ。
20 ビジネスはコネに頼らず、頭を使え。
21 使命感は成長の原動力だ。
22 テナントは量より質。
第6章 リーダーの哲学
23 三蔵法師は素晴らしいリーダーだ。
24 リーダーは「模範的労働者」になるな。
25 誰も私のチームを引っかき回せはしない。
26 若者にチャンスを!
27 信じて任せることこそが部下に対する最大の激励だ。
28 だめな部下はいない。だめなリーダーがいるだけだ。
BBS大会でのスピーチ 私は理想を捨てません。正しいことをしているのだから。
第7章 マネジメントの哲学
29 社員を笑顔で働かせる。
30 スピーチ力で目標を達成する。
31 社員には本当のことを言う。
32 企業マネジメントとは人のマネジメントである。
33 社員の忠誠が最も大切である。
第8章 イノベーションの哲学
34 成功と勉強量は関係ない。
35 社会という本をたくさん読もう。
36 逆立ち思考:すべては可能だ。
37 変化が起こる前に変わろう。
38 クジラは他人に追わせよう。
第9章 競争の哲学
39 ライバルにたたきのめされた経験が、人を成長させる。
40 先んずれば人を制す。
41 ライバルの不在は一種の危機である。
42 小さなことに我慢できないことが大きな問題につながる。
43 三流のアイデアに一流の実行力を加える。
スタンフォード大学でのスピーチ 3年後、われわれの方法で、われわれ自身を救う。これが、私の渡米の目的だ。
第10章 戦略の哲学
44 小さな会社の戦略は生き残ること。
45 協力、提携こそが王道。
46 撤退もまたよし。
47 資本に力を与えるのではなく、資本によって金儲けをする。
第11章 富の哲学
48 誠実な人間だけが富を手にできる。
49 自分の金は大事に使え。他人の金は慎重に扱え。
50 金儲けを最終目標にするな。
51 他人を儲けさせろ。そうすれば自然に自分も儲かる。
第12章 生活の哲学
52 人生とは「何を為すか」ではなく、「どう生きるか」だ。
53 あまり生真面目に働くな。楽しければそれでいい。
54 他人のよいところを覚えておけ。悪いところは忘れろ。
55 身にあまる大金は間違いのもと。
56 若者に道を譲れ。
CEO退任講演 明日からは生活が私の仕事になるだろう。
寧波でのスピーチ アリババはビジネスサービス企業。インターネットはただの道具にすぎない。
アリババ発展史
訳者解説

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