セール中 カテゴリ一覧 著者一覧
JAが変われば日本の農業は強くなる
0件
1,100円(税込)
獲得ポイント: 11pt
通常:
11pt

JAが変われば日本の農業は強くなる

発売日 : 2015年9月25日
想定ページ数 : 176ページ
ISBN : 9784799317266
全文検索 : 非対応
農村票を武器に、戦後最大の圧力団体といわれてきた農協の改革が始まった。なぜ、この時期なのか、何が問題なのか? 日本の農業競争力を弱体化させた悪者なのか、それとも、TPPをも含めた食の安心・安全の守護者なのか――。
60年ぶりの「農協法改正」を政治的パフォーマンスで終わらせてはならない。たんなる組織改編に終わることなく、後継者育成の仕組みをつくり、新産業としての農業を創造するのはいまだ。
私たちの食卓と、農業・農協は不可分であり、改革の影響は少なくない。農協は、一部の産業に従事する人たちだけの組合ではなく、食と生活を支える国民的な組織に生まれ変わる必要があるのだ。

目次

はじめに
第1章 JA改革で何が変わるのか ─捻じ曲げられたJA改革─
改革の3つの柱
JAをめぐる背景の変遷
農政とJAの関わり
減反政策の影響
農協改革は政局の理由で持ち出された
農協改革を急いだ理由
何が本当の問題なのか
第2章 JAとは何か─知られざるJAの実態
JAとは何か?
JAの歴史
食管制度と食生活の変化
進まなかった米作からの転換
営農事業より信用事業が大きい
信用事業の海外事情
准組合員の問題
准組合員問題の生き残り策は多難の道
第3章 JAの功罪 ─刷り込まれている日本農業の常識、非常識
JA悪玉論の本質
農政の代理人としてのJA
自民党─農協の功罪
実は日本のコメ農家の国際競争力は高い
かつての存在意義を失ったJA全中
減反とはそもそも何だったのか?
兼業農家が改革意欲を復活させるのがカギ
農水省が笛吹けど踊らず
農家を法人化する際の問題点
農地は空白期間をつくれない
法人化を志向するなら人材育成は不可欠
農家は甘えていたか、農家は悪くないのか?
第4章 日本の農業に未来はあるか
日本の農業のあるべき姿
食料自給率は指標にならない
6次産業化に活路を見出す
現代の食生活にも合っている6次化路線
大産地は大加工地にもなれる
産地で加工して大都市に売るという戦略
ブランド化はすべての農家がやってはいけない
6次化するときにも安定供給が大原則
加工すれば、これまでのユニット化は必ずしも必要ない
食の安全志向に対応していく
畜産業の生き残り
第5章 農業の将来に向けてJAができること
JAは生まれ変われるか
もうかるJAをつくる
ガバナンス・コンプライアンスのシステムの強化が不可欠
准組合員に社外取締役的役割をあたえよ
女性や若者も理事に
農地の流通を促す
データベースの構築が必要
借りる人の値踏みもJAの仕事
6次化におけるJAの役割
マッチングもJAの仕事
人材育成でJAができること
地方再生に果たすJAの役割
TPPと農協改革
今回の改正であるべき姿に向かうのか
おわりに

ユーザーレビュー

レビューがありません
書籍をシェアする