農村票を武器に、戦後最大の圧力団体といわれてきた農協の改革が始まった。なぜ、この時期なのか、何が問題なのか? 日本の農業競争力を弱体化させた悪者なのか、それとも、TPPをも含めた食の安心・安全の守護者なのか――。
60年ぶりの「農協法改正」を政治的パフォーマンスで終わらせてはならない。たんなる組織改編に終わることなく、後継者育成の仕組みをつくり、新産業としての農業を創造するのはいまだ。
私たちの食卓と、農業・農協は不可分であり、改革の影響は少なくない。農協は、一部の産業に従事する人たちだけの組合ではなく、食と生活を支える国民的な組織に生まれ変わる必要があるのだ。
目次プレビュー
- はじめに
- 第1章 JA改革で何が変わるのか ─捻じ曲げられたJA改革─
- 第2章 JAとは何か─知られざるJAの実態
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改革の3つの柱
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JAをめぐる背景の変遷
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農政とJAの関わり
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減反政策の影響
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農協改革は政局の理由で持ち出された
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農協改革を急いだ理由
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何が本当の問題なのか
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JAとは何か?
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JAの歴史
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食管制度と食生活の変化
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進まなかった米作からの転換
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営農事業より信用事業が大きい
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信用事業の海外事情
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准組合員の問題
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准組合員問題の生き残り策は多難の道
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JA悪玉論の本質
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農政の代理人としてのJA
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自民党─農協の功罪
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実は日本のコメ農家の国際競争力は高い
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かつての存在意義を失ったJA全中
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減反とはそもそも何だったのか?
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兼業農家が改革意欲を復活させるのがカギ
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農水省が笛吹けど踊らず
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農家を法人化する際の問題点
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農地は空白期間をつくれない
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法人化を志向するなら人材育成は不可欠
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農家は甘えていたか、農家は悪くないのか?