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侠客と角力
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侠客と角力

発売日 : 2010年10月8日
ISBN : 9784480093271
全文検索 : 非対応
江戸の世で、アウトローはどこから生まれてどのようにして「侠客」となったのか。相撲が興行として発展し相撲とりが専業となっていった流れの影に何があったのか。江戸風俗の大家・鳶魚の語りによって、そのルーツ、歴史風俗が鮮やかに浮かび上がる。興味尽きない歴史読み物。
(※本書は2010/10/8に発売し、2022/5/17に電子化をいたしました)

目次

博奕打の話
股旅とヤクザ
商売往来にない商売
親分で通る心がけ
嫌はれた国定の残党
訛つたジンギといふ言葉
雲水の口上の崩れ
注意すべき農村の副業
反対に利いた八州廻り
古くからある脇差の法度
刀の長さと重み
目標になつた無宿
おとなしい蕎麦屋の爺さん
博奕打の本当の姿
俠客の話
御定りの遊侠伝
俠の生れる所以
憤激した司馬遷の言
初期のダテモノかぶき者
武家奉公人聯盟の張本
活躍した大鳥一平組
不平の嵩じた大名奴旗本奴
割元業者幡随院長兵衛
大流行の男達
上等でない気負組
通り者の三種類
小多喜権兵衛、新場の九郎兵衛
東国屋伊兵衛、尼崎一湖
道源およし、小女郎源四郎
店頭は一年千両
馬鹿々々しい大口屋暁雨
蔵前の大通風俗
こゝもキヤンかしこもキヤン
江戸末期の勇み肌
銭遣ひがよければ俠
天保以後の侠客伝
雁金五人男
実際は七人男
損斥された神鳴庄九郎
頭分の雁金文七
頼み寺は正法寺
浄瑠璃に現れた雁金文七
竹田出雲の江戸土産
角力の話
商売人の角力が出来るまで
頻々たる角力の禁令
角力団全体に対する取締
勧進元と資本主との二人名前
遂に固定した回向院
力の外の新角力術
立合から一声の手合
鏡山以来の紀州流
江戸角力の嫌ふ「待つた」
横綱と千両役者は元禄に無い
私娼吟味の騒動
音羽辺にゐた角力取
音羽の大力女おしげ
上方の方が早い女の見物
飾物に過ぎぬ評判力士
喧嘩御免の金王八幡の角力
ごて返されため組の喧嘩
角力の木戸から芝居の中へ
喧嘩よりも非常警報濫用の罪
博徒の群に入る角力上り
名前に見える変化
傾城まがひの角力の名
大力女ともよ
力持の素人玄人
物好みからの女角力
将軍の子供角力上覧
角力風俗
寺社と勧進角力
明石志賀之助の時代
大名抱への角力景気
元方と寄方
角力の営業化
四十八手裏表
やはらと角力との交渉
金平浄瑠璃の荒武者
唐様和様の行司扮装
抱角力が中枢
命がけの御前角力
儲けたいのも贅沢も
両国梶之助、鬼勝象之助
遊女風俗の二枚櫛
実在の濡髪放駒
昔ながらの角力気質
奴風の影響
十河額に唐犬額
横綱と千両役者
晴天十日
しみつたれた国技館
定らぬ本場所
隆盛に伴ふ興行日数延長
捌き物の話
捌き物と評定物
講釈から実録体小説へ
日本になかつた探偵小説
奉行の捌き天下の捌き
捌かずに捌いた北条安房守
医者を凹ました渡辺大隅守
ハッタリにかゝつた再誕坊主
先づ恥を知ることから
法律よりもその人で
板倉重宗の瓢簟政談
五目のやうな大岡政談
真相の知られぬ大岡捌き
解 説

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