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変革の処方箋
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変革の処方箋

ISBN : 9784867760499
全文検索 : 非対応
「なぜ、いま変革が求められているかのか。」
日本の変革のうねりに向けて、個人、企業、国家、3つの視点から変革の処方箋を提示。

平成から令和へ。日本が長い低迷の時代から脱するために、政治、経済、各所が動き始めましたが、新型コロナウイルスが、世界を席巻、
出口が見えない状況が続きます。この未曾有の災いを前向きに受け止め、これまでのやり方、生き方を変えようとのうねりが始まっているものの、
政権、企業双方のネガティブな対応が各所で垣間見えます。個人も、自粛要請にもかかわらず無防備な行動を抑えない向きがあります。

なぜ、この危急の際に、官・民・個人が一体となり、新たなうねりを起こそうとする力(「変えるアクション」)が結集しないのでしょうか。
コロナ禍は、そんな日本にくさびを打ち、覚醒を呼びかける契機とも考えられます。人類の歴史でも「変えるアクション」は多くありましたが、
大半が、現状の見直しレベルの「改革」でした。求められるレベルが、人々の意識と行動を変え、世の中を変え、人類が「進化」するレベルであれば、
それは「変革」とよぶことがふさわしいでしょう。

本書ではこのような問題意識に立ち、第1章で「変える」ことの意義を整理し、「変革」の概念の重要性を説明、第2、第3章で、
人類の「変える努力」の軌跡を世界史、日本史に分けて検証します。この検証に基づき、第4章以降で、我々がいかにすれば「変革」を遂げうるのか、
今後どのような意識、認識をもち、「変革」に取り組んでいけばいいのか、について検討を加えます。

「我々が生きる意味は、世のため、人のために力を尽くすこと、我々のゴールは、直面する課題や困難を打開し、新たな次元を切り拓き、
新たな価値を創出すること、すなわち『進化』すること、そして、困難や災いは新たなステージに向けた飛躍のチャンスである。」
本書は、この理念に基づき、人々がともに支え合い、連携し合って、各所で変革を遂げていくための処方箋の提示を試みます。
(※本書は2021/2/15に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)

目次

表紙
はじめに
第1章 「変える」概念と意義
第1節 「変える」概念
第1項 さまざまな「変える」概念
第2項 漢字からのアプローチ
第2節 用語の整理
第1項 検討の切り口
第2項 20の用語の分類
第3節 20の用語の総括と絞り込み
第1項 絞り込みの考え方
第2項 絞り込み結果
第3項 指針とすべき概念~「変革」
第2章 歴史上の変えるアクション
第1節 世界史上の変えるアクション
第1項 概観
第2項 世界市場のアクション24選
第2節 日本史上の変えるアクション
第1項 概観
第2項 日本史上のアクション21選
第3項 アクションの特徴
第3章 変えるアクションの原動力
第1節 変えるアクションの環境と動機
第1項 変えるアクションの環境
第2項 変えるアクションの動機
第2節 変えるアクションの原動力と展開
第1項 変えるアクションに潜む事象
第2項 変えるアクションの2つの原動力
第3項 2つの原動力の活かし方
第4章 日本の変革のうねりに向けて
第1節 日本人の変えるアクション
第1項 日本人の変えるアクションの特徴
第2項 日本人の特性と要因
第3項 日本人の特性をどう活かすか
第2節 変えるアクションの展開
第1項 変える意思
第2項 具体的アクション
第3項 「変えるアクション」が抱える問題
第3節 「進化」と「変革」
第1項 変えるアクションのゴールと理念
第2項 「変革アクション」の3つの要諦
第3項 「変革アクション」の3つの行動指針
第5章 変革を遂げるために-国家レベル-
第1節 現在の主要国家政策について
第1項 当初計画「日本再興戦略」(2013)
第2項 2014年度以降の展開
第3項 成長戦略(2019年)
第4項 成長戦略(2020年)
第5項 国家政策のこれまでと展開を踏まえて
第2節 日本が変革を遂げるために
第1項 日本が変革を遂げられない5つの課題
第2項 コロナ禍対応に見える政府の実態
第3項 日本の変革のチャンス
第6章 変革を遂げるために-企業レベル-
第1節 企業が背負う十字架
第1項 基盤は政府由来
第2項 コントロールの効きの弱さ
第3項 利己主義
第2節 変革アクションを起こすには
第1項 変革アクションの理念
第2項 変革人材の発掘・育成
第3節 企業における変革アクションの実行
第1項 経営理念
第2項 経営計画
第3項 ビジネス展開と組織運営
第4項 社員稼働
第7章 変革を遂げるために-個人レベル-
第1節 個人レベルの変革の意味
第2節 集団と関係
第1項 集団のなかでの個人のあり方
第2項 集団との向かい合い方
第3節 自己の変革
第1項 自己の変革の好機
第2項 積極変革・進化型へ
おわりに
奥付

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