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腹が立ったら怒りなさい
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腹が立ったら怒りなさい

発売日 : 2012年12月21日
ISBN : 9784860814618
全文検索 : 非対応
怒ることを自分で否定していませんか。不当なことをされて、怒りたくても怒れないことはありませんか。
怒ることはケンカをすることではありません。今の自分の感情を相手に率直に伝えるコミュニケーションの一つです。
不快に思ったこと、不当だと思ったこと、納得いかないことは、自分の中で誤魔化さず、きちんと怒っても、人と人との関係はこわしません。
正しく怒ると、自分の気持ちは相手に理解されます。
また、怒りの感情のエネルギーはモチベーションも高めます。怒りを上手に相手に伝えると、元気も出ます。言葉に整理すると、気持ちも整理できます。
怒りを否定せず、きちんと怒る考え方と、自分の気持ちを相手に伝える方法を、精神科医の和田秀樹先生が本書で提唱します。


◎本書は小社より出版された『あなたはもっと怒っていい』を改題し、再編集した新版です。


(※本書は2012/12/21に発売し、2020/12/25に電子化をいたしました)

和田秀樹(わだ ひでき)

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。
東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られる。
著書に『感情的にならない気持ちの整理術』『50歳からの勉強法』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』『一生ボケない脳をつくる77の習慣』(以上、ディスカヴァー)『テレビの大罪』(新潮新書)『感情的にならない本』(新講社ワイド新書)『受験は要領』(PHP文庫)など多数。

目次

まえがき
プロローグ 腹が立ったら、怒るのが当たり前
「怒り」を否定しない、とても大切なことと考えよう
課長に腹が立つなら、課長に怒ればいい
怒りのエネルギーは活用できます
不満があるなら、ごまかしてはいけません
ガンガン怒ったほうが、人には機嫌よく向き合える
第1章 正しく怒る人は、正しく理解される
「カリカリしてていいだろう」といった土居健郎
「甘えられない人」が怒りを抑え込むようになる
「怒っちゃいけない」の一言にだまされてはいけません
日本は不機嫌社会になってしまった
「怒り」には変える力があります
「人間、がまんが大事」はまやかし言葉です
あなたが目上なら、むやみに怒ってはいけない
その場で怒れば根にもたないで済む
とがめるだけなら憎悪の感情にはなりません
ちゃんと怒る人は、ちゃんと理解されます
第2章 怒りは「言葉」にすると、気持ちが整理できる
気楽に怒れば、気楽に謝ってもらえる
「叱る気持ち」になれば、気楽に怒れます
理由のわからないことは「なぜ?」と訊いていいのです
「質問」というおだやかな怒りの表現
少しでもいい方向」に変えたいから怒るのです
「怒ってもしょうがない」で気が済むでしょうか
周囲に煽られないで「自分の怒り」を見つめる
「この不満の正体はなんだろう」と問いつめてみましょう
感情的になったときほど、「静かな言葉」を選ぼう
まじめな人の「静かな怒り」はよく効く
怒りを言葉にできると、胸のつかえが取れる
第3章 「怒り」がモチベーションを高める
怒らないことはかんたん、欲求をもたなければいいのだから
かんたんに手に入るもので不満をごまかさないで!
悔しかったら、怒りをバネにそこから抜け出そうよ
怒りが動機づけになっても不純ではありません
悩んでいるより、怒ったほうが答は出るものです
「嫌なものは嫌」のパワーを活かすこと
根拠のない「決めつけ」には怒っていい
「怒り」が生み出す緊張をプラスに変えましょう
「威圧感」で迫る上司を黙らせるコツ
「自分は間違っていない」と思ったら怒らなければいけない
第4章 「力を抜いて怒るコツ」を身につけよう
まず怒りを書いてみること
「おかしい」と思ったら引き下がってはいけない
何が問題かがわかれば気持ちが落ちつく
しつこく一点だけ追及し、そこだけは譲らないこと
スッと出た怒りは真っ直ぐ伝わります
遠回しに怒らず、ストレートに短かく怒る
ピシリと怒ったときに勇気が生まれます
「決着点」はこちらで示しましょう
怒ってみて気がつく相手のよさ
「誇り高い怒り方」と「みっともない怒り方」
第5章 怒りを上手く伝えると、元気が出ます
「怒る人」が孤立する世の中になった
ピント外れの「戒め」にだまされてはいけない
日本がバカにされて、なぜ日本人は怒らない?
本質を見誤ると不満は解決できない
怒りを発信すれば仲間が現われる
まず怒らなければ何も変わりません
怒りをぶつけ合ってこそ、正しい答が出てくる
怒って動き出せば、なぜか元気が出る
泥仕合にならないために礼儀だけは守ろう
第6章 あなたはもっと怒っていい
怒りを吐き出したとき、心が軽くなります
「消せる痛み」をなぜがまんするのか
世の中には、他人の痛みに鈍感な人がいます
想像力のない人間が、人の上に立ってはいけません
怒らなければいけない人が黙り込んでいる社会
怒らなければ気づかない相手がいます
無抵抗でも「怒り」は表現することができる
まじめな人の怒りほど共感を呼ぶ!
「あなたの怒り」をわかってくれる人がきっといる!
エピローグ きちんと怒ると自分が変わる
怒ってばかりいる小人物で何が悪い!
過去は変えられなくても、希望は取り戻せます
どんどん怒って胸を張っていきましょう

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