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親子で読む ケータイ依存脱出法
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親子で読む ケータイ依存脱出法

発売日 : 2014年4月17日
想定ページ数 : 288ページ
ISBN : 9784799314821
全文検索 : 非対応
ネット依存(予備軍含む)の中高生、52万人!
「うちの子に限って……」は通用しない!

 中高生の「ネット依存」「スマホ中毒」「LINE依存」が、成績低下、
引きこもり、家庭内暴力、犯罪などを引き起こしていることが社会問題になりつつあります。
 LINEが気になって3日間寝なかった子、食事しながらでもケータイを見ずにはいられない子・・・夜間は児童・生徒によるスマホやケータイの使用を禁止する自治体もあらわれました。
 うちの子に限ってケータイ依存なんて・・・とは言い切れなくなってきているのが現実です。わが子がケータイ依存にならないために、親としてできることは何なのでしょうか。

 本書は、親子で読みながら、依存症の有害性にとどまらず、脳科学から見たハマってしまうカラクリ、子どもの成長とデジタルツールの関係、あるいは、依存症の予防や回復へのヒントについて考える一冊です。
 特に、「みんなケータイ持っているからケータイ欲しい、と言われて困っている」
「いつもLINEばっかりやっていて、どうやめさせたらいいかわからない」
「自分が学生のときはケータイがなかったから、どう対処していいかわからない」
と悩む保護者の方々、学校の先生に読んでいただきたい本です。

目次

はじめに
事態はよくなるどころか、さらに深刻化している
子どもたちの健やかな成長を取り戻すために
悩んでいるのは、あなただけではありません!
[本書の構成と使い方]
第1章 ケータイやゲームで 成績が落ちてしまった 子どもたちとのやり取りから
この本を読もうとしているきみへ
事例1 ゲームにハマりかけているが、本人は自覚していない ──少年A・中2
  • 「ハマる」ってどんなこと?
  • いったんハマると治らない
  • ほかのことも楽しくなくなる
  • ケータイとゲームは似ている
  • 刺激が強くなればなるほど、脳は弱っていく
  • ゲーム依存症にはワクチンがない
  • 感覚はうそをつかない
  • やばいと思ったら、すぐやめること!
事例2 ゲームにハマりつつあったが、今は元気な子どもに戻った ──少女B・小2(少年Aの妹)
  • ゲームはなんでいけないの?
  • ゲームばかりしているとどうなる?
  • ゲームにハマると、脳がにぶくなる
  • コラム 依存症のカラクリ
  • 脳を休ませるのが大事
  • ここで、ピノキオの話をします
  • 知らないうちに、ロバにならないで!
事例3 LINEに夢中だったが、 アナログ男子でいくことを決意 ──少年X・高2
  • 子どものことを完全に理解している親なんていない
  • ケータイを取り上げる親が悪い?
  • ケータイがないと、やっていけない?
  • ケータイで、神経が弱くなっている
  • 神経が回復すると、心も明るくなる
第2章 激論! 保護者相談会 ケータイをどのように 扱っていますか?
保護者A 言えば言うほど心を閉ざす娘
保護者B きちんとできる子だと思っていたのに……
保護者C どのように使うかを細かく話す
保護者D 子どもに理解させることが第一
保護者E 親も、親子関係をつくる努力を
保護者F 子どもの個性により、必要な対処を
保護者G 子どもの言葉を鵜呑みにしない
保護者H 安易に何でも許可しない
保護者I 仲間はずれが怖くてやめさせられない……
保護者J 大人が毅然とした態度を
保護者K 話をすることと妥協することは別
保護者L みんなで共通のルールをつくる
保護者M そもそも、こんな「楽しさ」って必要?
保護者N 「うちの親は本気だ」とわからせる
保護者O 親のチェックは必要
保護者P 自分の子どもは自分で守る
保護者Q LINEやっているかどうかでクラス分けを
保護者T 子どもケータイで十分では
保護者U 大人がルールを示せば守れる
保護者V コミュニケーションの素養にはつながらない
保護者W メールを禁止し、連絡網を使うことを提案
第3章 親が陥りがちな ケータイ3つの誤解
よくある誤解❶ 子どもの個人差を見落としている
  • よくある誤解❶─1 ちゃんと言って聞かせて話し合い、ルールをつくれば依存症は防げる
  • よくある誤解❶─2 ゲームを使わせて我慢する力をつけることも大切
  • よくある誤解❶─3 十分やらせればそのうちあきる
よくある誤解❷ 危機管理が不足している
  • よくある誤解❷─1 やりすぎだからといって、ケータイを取り上げても意味はない
  • よくある誤解❷─2 専門家は依存症を治すことができる
  • よくある誤解❷─3 ストレスが多いときの依存症はしかたがない
  • よくある誤解❷─4 子どもにもプライバシーがある
  • よくある誤解❷─5 子どもの自主性が大切
  • よくある誤解❷─6 子どもとの話し合いが大切
よくある誤解❸ 世のムードに流されている
  • よくある誤解 スマホは世の中の流れ、避けては通れない
  • スマホの4つの弊害❶ 電磁波による発がん性
  • スマホの4つの弊害❷ 日常生活の喜び・興味の消失
  • スマホの4つの弊害❸ 衝動性の増加(前頭葉の機能低下)
  • スマホの4つの弊害❹ コミュニケーション能力の発達阻害・ネットでのトラブルによるトラウマ
第4章 子どもがネット社会の 弊害につぶされないために
思いきって、情報を制限しよう
  • 是認される快楽が病みつきに
  • ネット断食のすすめ
子どもが自分の力で生きていくために
  • 「本当に大切なことはツイッターではつぶやかない」
  • 子どもになんらかの試練を与えることも大切
  • 他人に助けられる体験が持つ意味
  • 人に役立つことをするために
あとがき

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