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アメリカにおけるカリキュラムマネジメントの研究 サービス・ラーニング(Service Learning)の視点から
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アメリカにおけるカリキュラムマネジメントの研究 サービス・ラーニング(Service Learning)の視点から

発売日 : 2008年4月1日
ISBN : 9784861863332
全文検索 : 非対応
アメリカのカリキュラムマネジメント論を特に中等教育段階に焦点をあて、総合的学習に類似するSLカリキュラムを分析視点に設定し、理論的・実証的に検討。学校経営の中心であるカリキュラムを如何に開発・経営してゆくのか、それが如何なる学校改善効果を持ち生徒にどの様な学習効果をもたらすのかを教育経営学と教育方法学が相互補完的に重なる「融合的」研究領域を対象として論じた。
(※本書は2008/4/1に発売し、2022/1/27に電子化をいたしました)

目次

序章 (研究の課題設定と方法)
第1節 研究課題の設定(研究の目的と意義)
第2節 研究の方法(理論的研究と実証的研究)
第3節 分析の視点と全体の構成
第4節 概念規定 -カリキュラムマネジメントとSL・「統合性」・「協働性」-
第1章 アメリカにおける カリキュラムマネジメント論の構造
第1節 アメリカのカリキュラムマネジメント論の先行研究
  • ⑴ カリキュラム開発論(Curriculum Development)にみるカリキュラムマネジメント
  • ⑵ 組織改善論とシステム論との関係性にみるカリキュラムマネジメント
  • ⑶ 学校改善論(School Improvement)にみるカリキュラムマネジメント
  • ⑷ 「学校に基礎を置く経営」(SBM)/「効果的学校」(Effective School)にみるカリキュラムマネジメント
  • ⑸ 学校文化論(School Culture)とリーダーシップ論(Leadership)にみるカリキュラムマネジメント
  • ⑹ カリキュラムマネジメントの先行研究の総括
第2節 カリキュラムマネジメントの理論的構成
  • ⑴ イングリッシュのカリキュラムマネジメントのサイクル論
  • ⑵ カリキュラムマネジメントの構成要素と学校改善
  • ⑶ カリキュラムマネジメントオーディットとその特質 -TQM(トータルクオリティーマネジメント)との関係性から-
第3節 学校・コミュニティー改善のためのカリキュラムマネジメント論
  • ⑴ カリキュラムリーダーシップ論(Curriculum Leadership)からみる カリキュラムマネジメント論
  • ⑵ 「変革的学校文化論」(Transformative School Culture)からみるカリキュラムマネジメント論 -学校文化論と「マネジメント文化論」-
  • ⑶ コミュニティー開発(Community Development)とカリキュラム経営主体の検討 -コミュニティー・エージェンシー主体のカリキュラムマネジメント-
第4節 小結
第2章 サービス・ラーニングの カリキュラム開発論
第1節 SLの定義 -概念規定とその理論的背景-
  • ⑴ SLの概念規定に関する考察
  • ⑵ SLの理論的背景 −伝統的授業・社会構成主義的授業とSL授業との比較から−
第2節 社会的・制度的文脈からみるSLの発展 -SLの歴史的背景-
  • ⑴ 全米におけるSL普及の統計的考察
  • ⑵ SLの社会的・制度的文脈からみる歴史的考察
第3節 SLカリキュラムディベロップメントの方法論
  • ⑴ 統合カリキュラム論(Integrated Curriculum)からみる SLカリキュラム開発の方法論
  • ⑵ アプライドラーニング(Applied Learning)からみるSLカリキュラム開発の方法論
  • ⑶ 授業論的文脈からみるSLカリキュラムの開発論
第4節 SLカリキュラムの教育目標論 -市民教育論と人格教育論の視点から-
  • ⑴ 市民教育論の思潮
  • ⑵ 市民教育論とSLの教育目標論の関係性
  • ⑶ 市民教育論におけるSLの実践分析 −人格教育論とアプライドラーニングの視点から−
第5節 SLカリキュラムの評価論 -「リフレクション」(Reflection)を中心に-
  • ⑴ SLの授業構成因子の検討
  • ⑵ SL授業における「リフレクション」
  • ⑶ 「リフレクション」からの「価値観」形成論
第6節 小結
第3章 SLにおける カリキュラムマネジメントの構成論 −カリキュラムの内容方法論的側面と経営論的側面から−
第1節 SLにおけるカリキュラムマネジメントの構成要因 -SLカリキュラムにおける「統合性」と「協働性」-
  • ⑴ SLカリキュラムにおける「統合性」「協働性」の概念規定
  • ⑵ 「統合性」「協働性」によるSLカリキュラムマネジメント実践分析
  • ⑶ SLカリキュラムマネジメントと学校改善
第2節 学習過程論からみるSLカリキュラムの過程論 -ワシントン州6steps論の事例検討-
  • ⑴ ワシントン州(WA)・オレゴン州(OR)におけるSL実践の分類
  • ⑵ ワシントン州6steps論からみるホームレス救済のSL事例検討
第3節 SLカリキュラムのマネジメントサイクル論と学校改善過程論 -「融合的」CMAスタンダード論の視点から-
  • ⑴ SLカリキュラムマネジメントと学校改善との関係性
  • ⑵ 「融合的」CMAスタンダード論に関する研究の方法論
  • ⑶ SLカリキュラムのマネジメントサイクル論と学校改善過程論 − 内容方法論と条件整備との「融合論」−
第4節 小結
第4章 SLカリキュラムマネジメントの 実証的分析
第1節 調査の理論的枠組
  • ⑴ 「内部的協働性」「外部的協働性」とSLカリキュラムマネジメント(調査1枠組)
  • ⑵ 内容方法論的な系列からみるSLカリキュラムマネジメント(調査2枠組)
第2節 SLカリキュラムマネジメントの経営的側面 -CA・学校の「外部的協働性」と「内部的協働性」-
  • ⑴ 調査概要(調査1)
  • ⑵ SLのカリキュラムマネジメントと学校改善の考察
  • ⑶ SLカリキュラムマネジメントと行政的サポートの考察
  • ⑷ SLのカリキュラムマネジメントにおける内部・外部的「協働性」の考察
  • ⑸ 内外部の「協働性」とSLの有効性の考察
  • ⑹ その他の経営的要素とSLカリキュラムマネジメントの考察
第3節 SLカリキュラムマネジメントの内容方法論的側面
  • ⑴ 調査概要(調査2)
  • ⑵ SLの実践例に関する考察
  • ⑶ SLの教育目標に関する考察
  • ⑷ SL授業構成の因子分析に関する考察
  • ⑸ SL授業構成因子と「リフレクション」との関係性に関する考察
第4節 小結
  • ⑴ 研究の成果
  • ⑵ 研究の課題
終章
第1節 2系列をつなぐカリキュラムマネジメント論の考察
第2節 カリキュラムマネジメント論の分析視点の考察 -SLによるカリキュラムの内容方法的側面-
第3節 アメリカのSLカリキュラムマネジメント論に関する考察 -カリキュラムの経営的視点からの考察-
第4節 研究上の今後の課題
資料)Service-Learning Questionnaire.1
資料)Service-Learning Questionnaire.2

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