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自分をどう元気づけるか
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自分をどう元気づけるか

発売日 : 2015年1月23日
ISBN : 9784860815257
全文検索 : 非対応
西欧の考え方をベースにした精神分析では、よほどうまく応用しないと、日本人にはしっくりこないところがあります。
もともと日本人はまじめで思いつめやすい傾向があります。
そういう性格やものの考え方と「悩み」や「不安」は切り離せないものです。
本書は、日本人の性格にいちばん合った「こころの健康法」として、森田療法の実践と応用の方法を紹介します。
森田療法は、悩んだり、不安を感じたりするのは自然なこと、むしろ生きていくために必要なことだととらえ、それを無理に取り除こうとせず、
むしろ悩みや不安を抱えながら元気にいきていく道筋を示します。
「森田的生き方」の実践者である著者も、森田療法を長く続けるなかで、肯定的な人生観を身につけました。
本書は、こころの健康法を学ぶだけでなく、肯定的な人生観を身につけることにも役立つ本です。
●生きたいという願望が悩みの根源にある
●悩みを持ったまま、「あるがままに生きる」
●「とらわれ」からどうすれば抜け出せるか
●ダメじゃないのに「ダメな自分」と思う人がいる
●自分から悩みを複雑にしていませんか
●あなたの短所がじつは魅力的だったりします
●こころの自然治癒力を信じることが大事です (他)
◎本書は小社より出版された『日本人に合った「こころの健康法」』を改題し、再編集した新版です。




(※本書は2015/1/23に発売し、2020/12/25に電子化をいたしました)

和田秀樹(わだ ひでき)

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。
東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られる。
著書に『感情的にならない気持ちの整理術』『50歳からの勉強法』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』『一生ボケない脳をつくる77の習慣』(以上、ディスカヴァー)『テレビの大罪』(新潮新書)『感情的にならない本』(新講社ワイド新書)『受験は要領』(PHP文庫)など多数。

目次

まえがき
プロローグ 悩みや不安のない人はいない
「気にしなければいいんだ」 ──でも気になりますね
「自分の可能性を信じよう」 ──どこまで信じていいのでしょうか
「頑張らなくていいんだよ」 ──問題は、だれにいわれるかですね
「ダメな自分を受け入れよう」 ──そんなことほんとうにできるでしょうか?
悩みや不安があっても 朗らかな人がいます
悩むのは、人間として 自然なことだと気づこう
悩みをかかえながらも 元気に生きていくことはできます
第1章 愛されたい、好かれたいから悩みが生まれる
愛されたい、好かれたいから 悩みが生まれる
生きたいという 願望が悩みの根源にある!
楽な生き方を選べば 楽な気持ちになるだろうか
自分から悩みの深みに はまり込む人とは?
こころが落ち込む悩み方 元気が出る悩み方
その悩みが解決すると、 なにが変わるのですか?
悩み方が下手と 気がつくだけでもいい
悩みを持ったまま、 「あるがままに生きる」
解決できないことを 悩むのは下手な悩み方
第2章 直せるところから 直していこう
「あるがまま」 という考え方をしてみよう
「とらわれ」 という考え方
「とらわれ」から どうすれば抜け出せるか
だれでも「こころの迷路」から 抜け出す力がある!
「はからい」 という考え方
できることから変えていけば 「とらわれ」から抜け出せる
体験してみて はじめてわかることがある
直せるところを 直すという考え方
対人関係に 悩んでいる人へ
あなたはとらわれすぎて いないだろうか
第3章 「ダメな自分」なんかほんとうは好きになれない!
なぜ「こころの病」を 隠そうとするのでしょうか
うつが治っても 自信が戻らない人がいる
生き方に自信をもてる 「こころの健康法」
「ダメな自分」にだって プラス部分がある
「やっぱりダメ」と 「ここまでできた」の違いに注目!
ダメじゃないのに 「ダメな自分」と思う人がいる
成長願望まで否定したら ほんとうにダメになる
「頑張らない生き方」は 不完全燃焼になる
「ダメな自分」でも ベストの生き方がある
こころの願望には 素直に従いたい
第4章 人の気持ちは変えられません
自分から悩みを 複雑にしていませんか
理想と現実の ギャップに悩むのはなぜ?
いきなり100パーセントを めざす性急さがないだろうか?
「せめてこうなりたい」 という欲望を見極めよう
できないことは諦める できることは諦めない
対人関係の悩みや 不安は着実に増えている
人の気持ちは 変えられません
1歩踏み出せば 悩みを乗り越える力が出る
ジェットコースターは怖くても 遊園地には行ける!
いくら理屈がわかっても 不安は消えない、だから動け!
第5章 「あるがままの自分」でいいじゃありませんか
アッ、そこを ちょっと考え直してみよう
だれにも その人の「魅力」があるのに!
悩みの多くは 「悩みグセ」によるもの
性格のマイナス部分に きっと「いい面」がある
その短所が じつはあなたを支えてきたのに
短所を気にすることは バカバカしい!
あなたの短所が じつは魅力だったりします
生き方は変えられるという プラスのイメージをもとう
悩みだけ解消しようとするのは 時間のムダです
第6章 日本人に合った 「こころの健康法」
悩みにつかまりやすくなった いまの日本人
「もうイヤだ」 というこころの叫びがある
自分をちっぽけな存在だと 思い込んでいないだろうか
「感情」と「行動」に ついて考えてみよう
生活のなかで実行できる 「こころの健康法」
自分の行動のなかに 悩みの原因が隠れている
「かたち」にはめ込めば とりあえず動き出せます
「うまくなりたい」という 気持ちは大事でも、まず「かたち」
「気分本位」でなく、「事実本位」の 考え方を身につけよう
エピローグ どんなに苦しい悩みや不安でもいつかは消えてしまう
「悩め」といわれても長く 悩めないのがわたしたちです
悩み続けるのも けっこう努力が要ります
こころの自然治癒力 を信じることが大事です

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