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自分は自分人は人
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自分は自分人は人

発売日 : 2012年8月11日
ISBN : 9784860814472
全文検索 : 非対応
本書は、むやみに人と争わず、自分のペースを守って生きたい人のための本です。
社会は競争が激しく、経済も厳しい状況が続いています。自分のペースで生きたい、争わない生き方をしたい人が、自分の目標をちゃんと達成し、夢を実現するにはどうしたらいいか。
自らも争いごとが嫌いだという著者が、他人と争わず、マイペースでも結果を出せる11の法則と方法80余の技術を、本書でまとめました。
●いつもまでも「現在進行形の人」でいる
●「気さくさ」を身につける
●率先して「後片づけ」をする
●礼儀はつねに「一対一の関係」と考える
●「じっくり話し合う」姿勢を貫く
など、日常の人と人とのつき合い方や考え方、行動の仕方をアドバイスします。この生き方は、人の輪も広がっていきます。

◎本書は小社から刊行された『「争わない」生き方』を改題・再編集した新版です。


(※本書は2012/8/11に発売し、2020/12/25に電子化をいたしました)

和田秀樹(わだ ひでき)

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。
東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られる。
著書に『感情的にならない気持ちの整理術』『50歳からの勉強法』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』『一生ボケない脳をつくる77の習慣』(以上、ディスカヴァー)『テレビの大罪』(新潮新書)『感情的にならない本』(新講社ワイド新書)『受験は要領』(PHP文庫)など多数。

目次

まえがき
プロローグ 「自分は自分、人は人」で人生が楽になる
コツコツやる人が結局、 うまくいっています
争いは「争い好き」に 任せておきましょう
「争うのが嫌いな人」は 静かな勝ち方を知っているものです
法則その1 いつでも「現在進行形の人」でいよう
「人のダンゴ」に つかまらないで生きましょう
やることがあるなら、 すぐにスタートさせましょう
すぐに動けたときは、 自分をほめてやりたくなるもの
ほんとうのマイペースは、 追い込みタイプより先行タイプ
スタートすれば、 まとわりつくものから自由になれる
ほとんどのことは、さっさとやれば さっさと片づくものです
マイペースを守る人は、 プライベートが充実している
早いスタートで 「できること」がどんどん増える
法則その2 「気さくさ」を身につけておこう
基本は受け答え、 だれでもできることを実行しよう
どんなに人づき合いが苦手でも、 「気さくな人」になれます
つき合って安心できる人なら、 それでいい
気さくな人には マイペースがよく似合う
受け答えは自分の 感情コントロールにもなる
受け答えはビジネスの 基本でもあります
成長できる人は、なぜかみんなが 盛り立ててくれるもの
法則その3 節目を大切にしよう
独身でもお正月は お正月らしく過ごしましょう
どんな単純なことでも、 1日の節目にすることができる
平凡な毎日だから、 節目が大切になってきます
「定年」がただ一つの節目 という人生は寂しい
法則その4 礼儀はつねに「一対一の関係」と考えよう
「ありがとう」といってもらうだけで なぜか嬉しい
「こういう場合はどうふるまうか」 なんて迷わずに済みます
「こんなやつに」と思ったときに 礼儀を忘れてしまいます
高圧的な相手には「この人も大変だな」 と思って向き合えばいい
出会いにパフォーマンスは いりません
聞き上手な人は、 みんな礼儀正しいもの
法則その5 「思い込み」の強い人ほど幼児性が目立つ
意見を通せば、 他人はついてくるでしょうか
「これしかない」と考えるから 負けてしまうのです
一度決めたことでも ストップすればいい
「苦肉の策」から 正解が生まれるものです
「次善の策」が新しい道を 切り開くものです
争いの嫌いな人は、 大人の割り切りができます
強気の人ほど、 ほかの選択肢を見逃しがち
二枚腰のしぶとさを 失わないで生きよう
法則その6 代役・代理でも力を発揮できるのが争いの嫌いな人
代役、代理はだれにでも 突然に巡ってくる
「代理の印象」が その会社の評価を決めます
信用できない人間には、 代理を頼めないものです
受け身の仕事であっても、 やり方次第で評価は高まる
「子どもの使いじゃあるまいし」 といわせてはいけません
代理を務めることで 学ぶことがたくさんある
問題解決能力がなければ 代役は務まらない
代役であっても存在感を示すのが 「争わない人」です
法則その7 「率先して後片づけをする」人は勝ち組になる
「この人は信用できる」 と思わせるのはこんな人です
「これは自分の仕事じゃない」 というのは大きな勘違い
指図して自分は動かない人間も 勘違いしています
「後片づけ」は一人が動けば みんながついてきます
一人が動けば、 役割分担も決まってきます
自分の仕事を優先させたいのは だれでも同じ
「後片づけ」は競い合っても 気持ちのいい世界です
法則その8 「読書の世界」が争いを忘れさせる
本から得た知識は 「得した気分」にしてくれます
他人と争わなくても 知的な武装は必要
座右の書をもつ人は こころが折れない
本を読まなくなった人が、 なぜ本をもっているのでしょうか
自分が読んできた本に 「求める世界」が隠されている
法則その9 相手のコツを「盗む」ことが大切
「できる人」はみんな コツを身につけている
こだわらずに 「いいとこ取り」をしましょう
ダンゴになって争っても そこから抜け出せない
上を見る気持ちになったときに 技術を盗もうと気がつく
できる人に手を貸すチャンスを 逃してはいけません
手伝うことで おたがいの距離が縮まります
争いの嫌いな人なら 部署が違っても親しい関係がつくれる
人はみんな何かしらの 「技術」があると気づきましょう
法則その10 「自分の時間割」を守ろう
早起きを 時間割の基本にする
肉食系は夜型が似合い、 草食系は朝型が似合います
時間割さえ守れば 「しょうがない、やるか」と思える
型にはめれば 最低限の結果は出せる
「つまらないやつ」は 「うらやましいやつ」のこと
時間割を守れば「場の空気」に 染まらないで済む
みんなの本音は 「わたしだって時間割を守りたい!」
法則その11 「じっくり話し合う」姿勢を貫こう
黙っていれば 自分の考えは伝わらない
態度で威圧する人間こそ、 じつは損をしています
話し合えばその人のよさが 見えてくる
争いが嫌いでも 責任逃れはいけません
人と話すことは、 相手をわかろうとすることです
「いうだけムダ」と最初から あきらめたら逃げるしかない
じっくり話し合えば、 人と争わなくてもマイペースは守れる
エピローグ 人の数だけいろいろな勝ち方がある
「自分は自分、人は人」という人には 自分だけの勝ち方がある
「小さな負け」にふり回される人は、 「大きな勝ち」を見逃す

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