日本の若者は未来に希望を抱いていない。
――国際調査の結果は衝撃的だった。
閉塞感漂う日本に明るい未来を創るためには?
iPS細胞の山中教授や鉄系超伝導の細野教授など、
世界をリードするスーパースターを次々と生む日本。
大学はこの数年間に毎年1万件もの特許を出願するようになった。
また高度な環境技術によりGDPに対する地球温暖化ガス排出量は世界最少だ。
――これらの有利な技術環境を利用して日本は貿易黒字を蓄積し、
世界最大の対外純資産をさらに増加させつつある。
だが、その中で長く続く国民の貧困感と閉塞感。
日本が産業経済での復権を果たし、子どもたちが夢を語るようになるには……
20年前に世界の高温超伝導フィーバーの火付け役となり、
現在、科学技術振興のリーダーである著者が、そのための「しかけ」を提案する。
目次プレビュー
- プロローグ 夢をなくした日本の子どもたち
- 第1章 世界トップクラスを走る日本の科学技術
- 第2章 日本経済長期停滞の真相を探る
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大人たちも夢を持てないでいる
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科学技術で未来を創ろう
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1 世界は研究開発メガ競争時代に入った
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「科学技術基本法」が制定された意味
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欧米に差をつけられた公的研究開発費
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熾烈な「研究開発メガ競争時代」
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2 成果を挙げ始めた日本の大学
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公費の平等な配布から競争的な研究資金への移行
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基礎科学研究予算は「科研費」と「戦略創造」の2段ロケット方式
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日本は基礎科学で世界のトップに躍り出た
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研究への支援が実を結んでいる
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課題解決型研究と好奇心に導かれる研究
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日米大学の予算を比較すると
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地域の大学が生き残るために
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産学連携に本気になった日本の大学
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1 成長が止まった日本経済
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日本では20年間も技術革新がうまく回っていない
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飽和してしまったGDP
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2 日本が不景気になった本当の原因
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実は貿易黒字が問題を生んでいる
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日本企業が「世界を買い始めている」
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日本国内に取り残される国民と日本政府
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日本でなぜ貿易黒字が20年以上も続くのか?
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海外に出て行ってしまう特許
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中国は日本の重要な貿易相手国となってきた
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東アジアの国々に拡大した、日本を中心とする国際分業体制
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私たちの預貯金も不景気の原因だった
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国民の貯蓄が財政赤字に姿を変えた
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財政赤字よりも「後世に何を残すか?」が重要
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日本の不景気の構造
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1 景気回復に必要とされるのは「新しい価値」
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娯楽に使うお金は十分にあるのに……
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日本は「出稼ぎ父さんの居つかない、淋しい家庭」
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第4次産業を創出しよう
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政府のリーダーシップで「第4の価値」を追求する
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第4の価値の追求、アメリカの場合
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税金より個人寄付が効率的な場合がある
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NPOは経済に十二分に寄与できる
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21世紀の日本経済復活のシナリオ
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2 低炭素社会への投資が日本の未来を救う
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「低炭素社会実現」の意味するところ
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自然エネルギーが鍵となる
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技術に勝った日本が、なぜ、普及に立ち遅れたのか?
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太陽光発電のコストをどう考えるか
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低炭素社会実現へ向けて、科学技術はどんな役割を果たすか
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3 日本の若い世代に期待する
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日本の若者たちの環境マインド
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若者たちの科学技術に対する信頼を取り戻す
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日本に第4の価値を実現する素地はある
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1 若者の科学への芽を育てる
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子どもたちへの提案
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日本科学未来館—毛利衛館長の夢
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「地球防衛隊」の構想
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2 超伝導で地球を防衛する
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自然エネルギーの地球電力ネットワークをつくる
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日本がリードする超伝導研究
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実用の域に達した高温超伝導素材
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超伝導リニアモーターカーが走る仕組み
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飛行機に代わる高速省エネ型交通ネットワークとして
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地球電力ネットワークを可能にする超伝導の電力ケーブル
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高圧線と鉄塔を世界からなくす
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超伝導による送電で国際貢献
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地球の磁場がなくなる?