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上機嫌な自分でいるコツ
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上機嫌な自分でいるコツ

発売日 : 2019年9月17日
ISBN : 9784860815899
全文検索 : 非対応
自分が上機嫌な時は、いろいろなこと
に積極的になれます。
いつも「上機嫌な人」には、周りの人
は声をかけやすいので、人づきあいも
円滑にいきます。
そのため人間関係も広がり、好機会も
得やすくなります。

一方、いつも機嫌が悪かったり、自分
は不幸だとすねたりする「不機嫌な人」
には、周囲の人は敬遠しがちで、いい
機会に出会うのも少なくなります。
いつも機嫌が悪いと、当然、人間関係も
よくありません。

しかし、「いつも上機嫌でいられる」
「不機嫌になりやすい」というのは、
その人のもともとの性格ではありま
せん。

「不機嫌になりやすい」傾向の人も、
ものの見方を少し変えたり、日常生活
の習慣を見直すといった工夫で、気に
なることが減ったり、イラつくことが
少なくなります。
生活の中に小さな喜びを見つけられ、
幸せを感じる「機嫌のいい人」になれ
ます。

この本では、感情生活を見直し、
「上機嫌でいられる」ためのコツを、
精神科医の和田秀樹先生が、精神科医
としての経験や自らの経験から提案し
ます。

●感情コンディションの整え方
●やる気が出る「できた感」のつかみ方
●「いい感情」のつくり方
●感情を若々しく保つ方法

など、
「イヤなことがあっても、気分を立ち
直せられる」、「平気で明るい心持ち
になれる」、「毎日が楽しく、前向き
に気持ちで過ごせる」ヒントです。

「上機嫌でいられる」工夫は、毎日
の生活の中でできるので、本書で
提案することで、一つでも「うまく
いきそうだ」と思われるものは、
ぜひ試してみてください。

◎本書は新講社より刊行した『感情革命』
を改題し、再編集した新版です。◎本書は2019/9/17に発売し、2021/3/8に電子化をいたしました

目次

まえがき
プロローグ 新しい「感情の世界」へ 飛びだしてみよう
ずいぶん泣いたり怒ったり してきましたね
「感情」をいつも抑え込めば、 人は老化していきます
人生の潤いは、 素直な「感情」が生み出します
自分で抑えつけないで! 感情のスイッチオンを
幸福感は「感情」が呼び込んでくれます
第1章 「流れに乗る」 まず“できた感”をつかもう
感情が好調なときは、それに乗る
気分のいいときはどんどん動こう
感情のオンが能力を フルに発揮させてくれる
落ち込んできたら守備範囲を狭める
「これだけしかできていない」と思う人と「これだけできた」と思う人
小さな結果でもいい その積み重ねが大切です
「悪い感情」は、 こうして放っておくしかない
感情そのものでなく 「行動」が悪感情を消す
「できた感」があなたを救う!
「悪感情」とはつき合わなくて いいのです
楽しいことを考えたくなるのは 自然なことです
第2章 「自分を ごまかさない」 理屈で感情を操作してはいけない
理屈では感情を コントロールできない
感情は時がたてばやがて消えてしまう
こだわるほど「感情」は 手に負えなくなる
「こころ変わり」は 少しも不自然ではない
「どうせわたしが悪い」は 表面的な感情にすぎない
過去の感情を正当化しても 周りは同情しない
〝逃げ〟の気晴らしはかえって イヤな感情を長引かせる
「いい感情」をつくれる人が 悪い感情から抜け出せる
「ほんとうは何がしたいのか」と 自分に問いかけてみる
「感情コンディション」がいい人は、 行動も自由になる
第3章 「刺激を楽しむ」 さまざまな感情と出合う
近ごろ、なにかと大人ぶっていませんか
感情を揺さぶられる「感情発散」は 気持ちがいい
ぶつかり合える関係は まだましなのですが……
安定しているけれど 感情が動かない関係もある
「この人がこんなに怒るなんて」 という〝うれしさ〟もある
感情が揺り動かされて ホットな情熱が生まれる
ハメをはずせた自分の発見はうれしい!
自分を揺さぶってくれる 場面に飛び込んでみよう
ちょっと恥ずかしかったけど 気分がいいな、という感情
いろいろな感情に出合うと 「人間っておもしろい」と思う
第4章 「区切りをつける」 やることだけはやっておこう
あなたが不機嫌、 落ち込むのはどんなとき?
リズムが崩れると「感情」も崩れてくる
感情を乱しやすい人は 「区切り」が下手!
時間ではなく「量で締め切る」
「量の区切り」は小刻みにしても 達成感を得よう
明日につながる手応えを残す
完全主義の人は時間割の工夫が必要
一日の区切りを自分の意思で つけると気持ちいい
やることさえやっておけば 気持ちの整理はつく
後ろめたさが悪感情を 呼び込んでしまう
第5章 「日々に愛情をもつ」 愛は感情の源泉です
「愛」があれば穏やかな感情が生まれる
愛があれば フレンドリーな感情が湧いてくる
具体的なきっかけがあって 「愛」に気がつく
素直な人は、なぜか 感情コンディションがいい
「暮らしに愛情をもてる人」は 機嫌よく生きられる
弱い立場の人に愛情をもつことは大切
愛の感情があれば、 人の長所に気づきやすくなる
「日々に愛情をもつ人」は 仕事を愛することもできる
「好き」ということばを もっと気楽に使ってみよう
第6章 「夢を語り合う」 感情は 若々しい! 希望こそ上機嫌のカンフル剤
若々しさは、 夢や希望を持つことから
他人の「夢」を聞くとうらやましくなる
感情に水をさすことばがある
大げさでなくてもいい、 手の届く夢から語り合おう
「そうか、この人はそんな夢を 持っていたのか」といううれしさ
夢を語ってくれる人なら 応援したくなる
人の夢を応援する気持ちが 自分の夢をふくらませる
「感情の老化」が 夢を阻害していないだろうか
気持ちがほくほくする、 胸が高鳴ってくる時間
楽しいプランは打ち明けてみよう、 乗ってくれる人がいる!
失いたくないのは感情の若々しさ!
エピローグ できる人は なぜ 朗らかで上機嫌なのか
「上機嫌」は能力を引き出す
「すごいな」と思う人はみんな朗らか
「いい一日」をつくるのは 結果ではなく「いい感情」

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