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お坊さんにまなぶ こころが調う食の作法
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お坊さんにまなぶ こころが調う食の作法

発売日 : 2015年5月25日
想定ページ数 : 152ページ
ISBN : 9784799316689
全文検索 : 非対応
開祖道元禅師以来、曹洞宗では「食」をたいへん大切にしています。
「食」といってもたんに食物自体ではなく、調理や給仕、食事の仕方、後片付けまで全体を含むものです。
そうした食の作法が、坐禅をすることや経典を学習することと同等に扱われているのです。

ではなぜそんなに「食」が重視されるのか?
なぜならそれが身体と心を快適な状態にし、周囲の人や環境と調和することを目指す禅そのものだからです。
大本山永平寺で修行し現在ベルリンを拠点に欧州の人々に禅を伝えている若き僧侶が、永平寺の食の作法を紹介しながら、私たちが日常生活でどのように実践することができるのかを語ります。

目次

はじめに
一、食べる作法 禅寺ではどのように食事をするか
永平寺の食事を始めから終わりまで見る
鳴らしものを聞いて僧堂に集まる
鉢を広げて浄人の給仕を受ける
黙って作法通りに食べる
鉢を洗って元通りにしまう
洗い物まで組み込まれた合理的な作法
「いただきます」を言う美味しさ
みんなで頂くよろこび
まっすぐ坐る満足感
浄指で食べる美しさ
音を立てないやさしさ
二、調理の作法 食べるだけではない、食を支える調理の作法
食を軽んじて恥をかいた道元禅師
道元禅師が大陸から学んだこと
三心でつくる
「洗鉢」 食べ終わりは食の始まり
整理整頓は「高処高平・低処低平」で行う
作務を大事にする
大切に出汁をとる
一滴も残さずに水滴を拭く
自分の身体のように道具を大事にする
献立をつくることには重要な意味がある
肉も魚も大事に扱う
三徳六味を調える
給仕にこだわる/献膳と僧食九拝
給仕にこだわる/盛りつけ
給仕にこだわる/浄巾
互いに礼を尽くす給仕の作法
基本のレシピ1 「お粥」
基本のレシピ2 「ごま塩」
基本のレシピ3 「浅漬け」
三、食が変わるとすべてが変わる
永平寺以前の生活
禅で洗われる身体
大都会東京での挑戦
しばるほど自由になる不思議な作法
素直に真似をしてみよう
禅に新しい生き方の可能性がある
人間という「管」を食でととのえていく

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