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うつかなと思ったらまず読む本―「つらい気持ち」をらくにする70のヒント
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うつかなと思ったらまず読む本―「つらい気持ち」をらくにする70のヒント

発売日 : 2023年5月8日
ISBN : 9784910906492
全文検索 : 非対応
うつ病は珍しい病気でもなく、簡単に治ることの多い病気だが、こじらせると自殺という悲劇がかなり高い確率で生じる怖い病気でもある。精神科医が「つらい気持ち」をらくにする70のヒントを教える。
(※本書は2007/10/1に株式会社 海竜社より発売された書籍を電子化したものです)

目次

はじめに
もくじ
1章 「うつ」は必ず治る病気―うつの治療法について知っておきたい大切なこと―
1 いま「うつかもしれない」と思っているあなたへ
2 うつ病はどんな精神科医でも治せる
3 信頼できる精神科医の選び方
4 どこの病院の何科へ行けばよいかわからない人へ
5 薬を使わない「電気シヨック」も有効
6 「電気ショック」が重症患者の治療を可能にした
7 カウンセリングでものの見方や考え方を変える
8 医者と連携できるキーパーソンをつくっておく
2章 「うつ」とはどんな病気か―うつは「心の風邪」。めずらしい病気ではない―
9 いま「うつ」は増えているのか?
10 うつ病はどうして起こるのか?
11 ストレスや悩みがなくても「うつ」になる
12 うつ病は三十~五十代で初めて発症する人が圧倒的に多い
13 中高年のうつを招く「リストラ」と「離婚」
14 「年功序列」制度は心によい制度だった
15 中高年にストレスをもたらす「成果主義」
16 見逃さないで!うつ病のサイン
17 うつ病は治る確率が高い病気
18 うつによる自殺はどうすれば減らせるか?
19 うつによる自殺者を三割減らしたフィンランド
3章 うつは「脳の病」である─うつは脳の病。放置せず、早期治療が何より大事─
20 うつは神経伝達物質の不足で起こる
21 歳をとると神経伝達物質は減ってくる
22 一度ダメになった神経は、なかなか戻らない
23 中高年のうつはアルツハイマーにつながる
24 老年の自殺を予防するために
25 「うつ」と「感情の老化」の違い
26 歳をとればとるほど、心は弱くなる
27 米型の思想はうつ病患者を増やす
28 儒教・仏教思想のほうが高齢者にやさしい
4章 「体の病」が引き起こすうつもある―食事・睡眠・休みをとる。当たり前のことが心の健康にいい―
29 心の病は体の病につながりやすい
30 「体の病気」が引き起こす「心の病」
31 過労が引き起こす「うつ」
32 「体の疲れ=脳の疲れ」の場合が多い
33 うつ病には見えないうつ病、「仮面うつ病」に要注意
34 「仮面うっ病」が疑われたら精神科へ
35 ホルモンバランスの崩れからくるうつ病もある
36 ひどい更年期障害や自律神経失調症なら、うつ病も疑う
37 うつ病から躁病に移る危険も想定しておく
5章 うつは「心の病」というより「認知の病」―心の弱い自分、うつ病になった自分を受け入れよう―
38 うつは「心の病」というより「認知の病」である
39 「認知療法」の登場でうつの治療が変わった
40 「気分の病」は認知を変えることで治る
41 「うつ病になった自分」を受け入れよう
42 うつ病の薬は決して危険なものではない
43 「カウンセリングの副作用」を知っておく
44 悪いほうへ考えてしまう「自動思考」を断つ
45 うつ病回復のプロセスは人間的な成長へつながる
46 ストレスに弱い人、心を病みやすい人
47 弱さを鍛える年代と弱さを受け入れる年代がある
48 「うつ病」に対する社会的認知を変えよう
6章 「うつ」になりやすい生活習慣、なりにくい生活習慣―ふだんの生活からうつを予防することができる―
49 陽に当たらない生活は「うつ」になりやすい
50 粗食も「うつ」になりやすい
51 多量のアルコール摂取は神経伝達物質を枯渇させる
52 仲間と楽しく飲む適量の酒は「うつ」を防ぐ
53 仕事以外で打ち込めるものを見つける
54 刺激的な恋愛が「うつ」を招くこともある
55 女性が「うつ」になっても軽いのはなぜか?
7章 「うつ」になりやすい性格、なりにくい性格―自分の思考や考え方がわかれば、うつの悪化は防げる―
56 「うつ」になりやすい「メランコリー親和性格」とは
57 人に気を使いすぎる人は、いつかは無理がくる
58 中高年世代に多い「メランコリー親和性格」
59 完璧でなくていい。八〇点でいいじゃないか
60 人間関係に一〇〇%を求めない
61 自分を責めすぎないバランスのとれた考え方を
62 うまくいったときは「多少は自分の功績」と思おう
63 うつ病を呼び込んでしまう12の思考パターン
① 二分割思考
② 過度の一般化
③ 選択的抽出
④ 肯定的な側面の否定
⑤ 読心
⑥ 占い
⑦ 破局視
⑧ 縮小視
⑨ 情緒的理由づけ
⑩ 「~すべき」という言い方
⑪ レッテル貼り
⑫ 自己関連づけ
8章 あなたの大切な人が「うつ」になったら―一人で抱え込まない、深く考え込まない、焦らず見守る―
64 「この人、うつかもしれない」と感じたら
65 「自分が何とかしてあげたい」はいますぐやめる
66 「励ます」より「黙って聞く」
67 とことんつき合うなら、自分の負担を軽くしておく
68 経過や先行きがわからなくて、不安になったら
69 「いつかは治る」という余裕を持って見守る
70 おわりに 「うつ」を予防するための十五カ条
① 自分を許し、開き直る
② ひとつでも肯定的なことを見つける
③ そのとき、そのままの自分を受け入れる
④ 人に過剰な期待を抱かない
⑤ 人はみな、自分が最優先
⑥ 完璧を求めない
⑦ 単眼思考にならない
⑧ 十分な睡眠をとる
⑨ グチや本音を話せる人をつくる
⑩ 落ち込んだときは、考えるのをやめる
⑪ 疲れたら休む
⑫ 適度に肉を食べ、楽しく酒を飲む
⑬ 人生の選択肢をいくつか持っておく
⑭ 二面的なものの見方をする
⑮ まあ生きてるだけでもいいじゃないか
奥付

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