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国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法
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国語力のある子どもに育てる3つのルールと3つの方法

発売日 : 2008年8月20日
ISBN : 9784867762059
全文検索 : 非対応
どうすれば国語力が伸びるのだろう? と頭を悩ませている親御さんは多いに違いない。
たとえば算数なら、勉強の仕方や教え方もはっきりしているが、国語については確実な方法はないように見える。
しかし、長年の国語指導で実績をあげてきた著者は、明快に「3つのルール」と「3つの方法」を打ち出した。
本書を読めば、小手先の技に頼らない真の学力を子どもに持たせることができるはずだ。
文法の解説、敬語一覧表、覚えるべき漢字、要約練習の手法、推薦図書・教材リストなど、家庭での学習指導にすぐ役立つ事項も満載。
(本書は2008/8/18に小社より刊行された書籍を電子化したものです)

目次

まえがき
第一章 これが守れなければ、国語力は上がらない 3つの禁止
■子どもに甘くては、学力は伸ばせない
■親は子どもの教育に全エネルギーをそそがなければならない
■国語力を伸ばす方法もかなりわかってきた
■「3つの禁止」を守らなければ国語力は伸びない
国語力を伸ばすための3つの禁止
禁止1 テレビを見ない。テレビゲームをしない。 インターネットをしない。マンガを読まない。
  • ■テレビは受動
  • ■本は能動
  • ■情報量が豊富すぎるメディアを常用していると、読解力が弱くなる
  • ■電磁波による人体への悪影響も無視できない
  • ■テレビをまったく見せないのが難しいなら、ルールを決めて守らせる
禁止2 長文切り抜き問題を解かせない
  • ■長文切り抜き問題はテストにはよいが、読解力を上げるものではない
  • ■進学塾が長文切り抜き問題を解かせるのは国語指導力が低いから
  • ■国語力の低い子が長文切り抜き問題を解くと、かえって国語力が下がっていく
  • ■進学塾が長文切り抜き問題にこだわるのは、人件費節約のためにすぎない
  • ■塾より学校の授業のほうがはるかにすぐれている3つの理由
禁止3 作文、読書感想文を書かせない
  • ■文章を書くより読解力を伸ばすことが先
  • ■作文の技術指導など、小中学校では不要
  • ■無理に書かせると、作文嫌いの子どもが増えるだけ
  • ■小学生がうまい文章を書く必要はない
第二章 国語力のある子どもに育てる 3つのルール
国語力のある子どもに育てる3つのルール
ルール1 読書をさせる
  • ■読書力は訓練で伸ばせるが、成果が目に見えない
  • ■読書が得意な子どもは、すべての科目で有利になる
  • ■読書は人生を豊かなものにしてくれる
  • ■読書に必要な4つの基礎力
  • ①視力
  • ②文字を読む力
  • ③集中力と忍耐力
  • ④善悪の判断力(道徳=宗教)
ルール2 正しい言葉を使わせる
  • ■正しい言葉が正しい理解と知識を生む
  • ■正しい言葉を知らなければ、名作文学は読めない
  • ■言葉を正しく伝えるのが大人の役割
  • ■時代が変わっても、言葉は変わってはいけない
  • ■正しい言葉とはどんな言葉なのか
  • ■正すべき言葉遣いの代表10例
  • ①ら抜き言葉
  • ②れ入れ言葉
  • ③敬語の間違い
  • ④「的」の間違い
  • ⑤「です」の間違い
  • ⑥「……円からお預かりします」
  • ⑦「すごい」の乱用
  • ⑧「……させていただく」の乱用
  • ⑨「てゆうか」「てか」
  • ⑩「むかつく」
  • ■子どもの国語力を伸ばすには、正しい言葉遣いを親がしなければならない
  • ■あきらめず繰り返し教える。名作を読ませる
ルール3 友だちと(外で)遊ばせる
  • ■子ども同士で遊びのルールをつくることが知恵を育む
  • ■感情の動きを経験してこそ、読解力が伸びる
第三章 国語力のある子どもに育てる 3つの方法
国語力のある子どもに育てる3つの方法
方法1 子どもを読書好きにする6つの習慣
  • ①毎日十分間、家族全員で読書する
  • ②本は借りずに買う
  • ③名作全集をそろえる
  • ④読み聞かせをする
  • ⑤落語を聞く・映画を観る
  • ⑥教科書の音読をする
方法2 読書感想文ではなく文章要約
方法3 最低身につけさせたい「漢字」と「文の構成」
  • ①毎日五分間、学年相応の漢字の書き取りをさせる/読みは先取りする
  • ②文の構成を理解させる
付録
推薦図書
知っておきたい詩歌
知っておきたい唱歌
あとがき

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