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東洋的一

発売日: 1990/10/1 ISBN: 9784500005666 全文検索: 非対応
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西洋の二元論的思想に対し,東洋的一,あるいは無・空の立場から,文化や宗教・道徳を語る。
(※本書は1990/10/1に発売し、2022/05/17に電子化をいたしました)
目次プレビュー
  • はしがき
  • 東洋的「一」
  • 宗教の文化否定性
はしがき
東洋的「一」
宗教の文化否定性
  • 緒 言
  • 一 業の教義
    • (1) 自己の観念
    • (2) 業説と大乗仏教
  • 二 仏教に於ける罪悪観の発達
    • (1) 自己を超えたる実在
    • (2) 仏教の新生面
  • 三 受動性の心理
    • (1) 絶対的受動性と無自制主義リベルテイニズム
    • (2) 受動的生活
    • (3) 受動性と浄土教
    • (4) 生をそのまま受け容れるものとしての受動性
    • (5) 無知と受動性
    • (6) 無我の空
  • 四 受動性と忍辱
    • 常啼菩薩の物語
  • 五 祈禱と念仏
    • (1) 坐禅と受動性
    • (2) 禅に於ける公案の機能
  • 六 仏教生活に於ける受動性の完成
    • 空と禅生活
    • 註 釈
東洋的直観の世界――華厳経の妙処と考え方――
鈴木大拙
明治3年(1870年)、石川県金沢市に生まれる。本名は貞太郎。東京帝国大学(現・東京大学)在学中に、鎌倉円覚寺の禅僧、今北洪川と釈宗演に参禅、「大拙」の道号を受ける。97年、渡米。1909年に帰国後、学習院にて講師・教授、東京帝国大学にて講師を務める。11年、アメリカ人のビアトリス・レーンと結婚。21年、高校以来の親友である西田幾多郎のすすめで真宗大谷大学に転じ、学内に東方仏教徒協会を設立。英文雑誌『イースタン・ブッディスト』を創刊して、海外に仏教や禅思想を広める。36年、世界宗教大会に日本代表として出席。イギリス、アメリカの諸大学で「禅と日本文化」を講演。戦後の46年、蔵書をもとに鎌倉に松ヶ岡文庫を設立。49年に日本学士院会員となり、文化勲章を受章。90歳を超えてもなお同文庫で研究生活をおくり、66年、95歳にて没。著書に、『禅』(ちくま文庫)、『無心ということ』『禅とは何か』『仏教の大意』(いずれも角川ソフィア文庫)、『日本的霊性』(岩波文庫)、『禅と日本文化』(岩波新書)などがある。
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