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希望の仕事術

ディスカヴァー・トゥエンティワン

橘川幸夫 (著)

発売日 : 2010年1月8日

ISBN : 9784862381576

全文検索 : 非対応

個人の喜びのない仕事は、もう仕事とは呼ばない！お金よりもステイタスよりも、「人の役にたちたい」「社会に貢献したい」を優先して働く世代に向けた、原点回帰の仕事術。「日本の仕事」を変えるパワーとアイデアがぎっしり詰まった、２１世紀の「仕事聖書」。

目次

まえがき 21世紀の仕事と働き方にむけて

学生時代に働きはじめた

リーマンショックで明確になったこと

21世紀の僕たちの仕事と働き方

仕事とは、あなた自身の欲望を社会化すること。

考えるとは、自分の信じているものに迷ってみること。

仕事には二種類の仕事がある。人を喜ばす仕事と、人のいやがることをやる仕事。

今、ビジネスに必要なのは「正義の心」である。

「生活のために働く」なんて、大の大人が言う科白 ( セリフ ) かよ。

遊びの時間と仕事の時間しかない人生は、違うと思う。

「やってみなけりゃわからん」ことだけが楽しい。

コミュニケーションに必要なことは、こまめさである。横着者は恋ができない。

あらゆる出来事は、まず起きたことに感謝せよ。

10代の自分、20代の自分、30代の自分･･････年をとるとは、自分の中に役者が揃ってくること。

社会で生きるには３つの選択肢がある。組織に入ること。組織に入らないこと。組織を作ること。

個人の力は最大限に使え。組織の力は最小限に使え。

簡単に手に入るものは誰でも手に入るもの。

相手が自分のことを信じてくれなければ、こちらが何を信じようと何の力にもならない。

プロとは、たったひとつのことを握りしめて人生を疾走していく人のこと。

新しい発想はなぜか笑いを誘発する。

突然見えたものは、突然見えなくなるから信用しないように。見えるとは時間のかかる作業なのだ。

熱くならなくて良いところで熱くなる奴はうっとうしいが、熱くなるべきところで熱くならない奴は信用できない。

あなたから何かを奪おうとする者は、まず、あなたを甘やかす。

うつ病は心の風邪だというが、それは違う。うつ病は心の花粉症のようなものである。

これからの社会で必要なビジネスを二つあげるとしたら「農業」と「銭湯」であると答えよう。

スタイルは拾ってくるものではなくて育てていくもの。

幸福な労働とは、頭脳労働と肉体労働がかみあうこと。

苦肉の策こそがナイスアイデア。

成功すると裏の仕掛け人と称する者がゾロゾロと出てくるが、失敗すると本人だけが取り残される。

30歳の君に贈る。いつまでも修業ばっかりしてるんじゃないぞ。

お客様は神様ではない。神様だとしたら、神様からお金をもらってはいけない。

資格がなくても生きていけるようになってから資格を取るべきだろう。

最低なのは、自分が買いたくもない商品を作っている会社の社員。

何もしないというのは、とても疲れる。

仕事に生命 ( いのち ) をかけてはいけない。仕事に人生をかけなくてはいけない。

それで、ライフハックで効率よく仕事して、喜ぶのは誰なの？

ゼロからスタートすることの爽快感を知らない人は不幸だ。

金を稼ぐことに長 ( た ) けている奴ほど、金の使い方を知らない。

現場とは、未来を切り開く最前線のこと。

ピンチをチャンスに変えられるのは、誰よりもピンチの意味と痛みを感じたものだけ。

問題解決には距離感と方向感覚が必要。

利益とは「試験の点数」みたいなものである。

忙しいことを楽しめなかった人間に、暇であることを楽しめるわけがない。

いまいちノレないのは、潜在意識がブレーキをかけているから。

幸福とは満たされた人のことではない。願い事をたくさん持っている状態のことである。

考える上で一番大切なのは、考えを聞いてくれる人がいるということ。

エゴイズムが悪いのではない。エゴイズムに振り回されてしまうことが愚かなだけ。

こうありたいと思った自分は、すべて自分の範囲だからな。

人生を豊かにする最大の素質は「気まぐれさ」にある。

能率を上げるとは作業を速くすることではない。速く目的に達するということである。

人をヘコます言葉は自分自身を傷つける。人を元気にさせる言葉は自分自身を元気にする。

就職と就社を混同しないように。

誰も教えてくれないのは、お前がそれに本気で関心を持っていないからだ。

自分以外の者に期待することができるようになったら、大人になったということ。

社会で生きるには、やりたいことを一つするために、やりたくないことを99ぐらい引き受けなければならない。

行き止まりになってしまうのは、誰かが作った道を歩いてきたからだ。

過去は消せないが再構築することはできる。

学校で学んだことはただひとつ。友だちと遊ぶことは楽しい、ということだけである。

疑問を質問に転化せよ。

競争社会とは、自分が勝つことよりも、他人を負けさせようとすることに情熱を傾ける社会である。

空気が読めないのは、そいつが違う空気を吸っているからかもしれない。

自分がやらないで人にやらせた方が10倍儲かる。人にやらせないで自分がやった方が10倍面白い。

あんまり自分を大事にしすぎると、人生楽しめないよ。

よく聞き込んだ歌しか、歌えない。

等身大の生活が、等身大の自分を育てる。

本当の弟子とは師匠を利用し尽くして、師匠を足蹴にして乗り越えていくもの。

頼まれた仕事はさっさと仕上げて、頼まれもしない仕事に着手しろ。

若いから新しいことができるのではない。新しいことができるから若いのである。

本気になれることはいつも、最初は「試しにやってみた」ことだけだ。

知らないということは、自由に思ってよいということだ。

何処でも同じだ、と思った人だけが、何処にでも行ける。

何よりも必要なマインドは「すがすがしさ」である。

未来は現在の延長にはない。ある場所である距離だけをジャンプしたものだけが未来に進める。

あとがきソーシャルビジネスを凝視める若い世代へ

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