カテゴリ一覧 著者一覧

松浦真澄の書籍一覧

公認心理師、臨床心理士。民間EAPプロバイダ、都内の労働衛生機関等を経て、現在東京理科大学教養教育研究院准教授。専門分野は職場のメンタルヘルス対策など。
0件
心理カウンセラーが教える「がんばり過ぎて疲れてしまう」がラクになる本
他人軸で生きるのをやめれば、心も体も軽くなる。
――苦しいのは「過剰適応」しているからかもしれません。


*新しい職場で努力しているが実績が上がらず、周囲からどう思われているか気になる
*人手不足の部署の管理職として、睡眠を削って働いて目標を達成している
*相当無理をしてがんばっているのに、上司が認めてくれないのが不満だ
*頼まれるとイヤと言えず、たくさんの仕事を抱えて、いつも苦しい思いをしている
……思い当たるかたは、ぜひお読みください。

周りに合わせて自分の気持ちを抑え、無理をしてがんばり過ぎてしまうことを「過剰適応」といいます。
常に緊張や焦燥、不安を感じ、心身の不調に陥って休職につながることもあり得ます。
本書は過剰適応について解説し、自分の状態に気づき、それを解決していく方法を提案するものです。
職場の健康管理やメンタルヘルス支援に従事する専門家(公認心理師、臨床心理士、産業医)が、さまざまな角度から、わかりやすく執筆しています。


【目次】

はじめに


「過剰適応傾向」自己診断テスト

第1章 過剰適応とは何だろう?
  「適応」が行き過ぎてしまうと
  過剰適応が起こる心理的なメカニズム

第2章 過剰適応の原因となるもの
  1 親子関係
  2 機能不全家族
  3 学校
  4 発達障害
  5 「見捨てられ不安」
  6 社会と経済の不安
  7 日本人の心性

第3章 過剰適応の状態を整理する
  第1段階 過剰適応の状況を整理する
  第2段階 過剰適応を捉え直すエクササイズ

第4章 自分をケアする
  第3段階 自分をケアするエクササイズ

第5章 過剰適応に働きかける
  第4段階 過剰適応に働きかけるエクササイズ

第6章 過剰適応のさまざまなケース
  事例1 評価を落とすまいとしての過剰適応
  事例2 役割を果たそうとしての過剰適応

第7章 過剰適応の人にどう関わるか
  1 部下が過剰適応だったら
  2 家族が過剰適応だったら
  3 「自分らしさ」「本当の自分」を疑ってみよう
  4 職場での配置とキャリア教育で過剰適応を防ぐ

第8章 過剰適応から体調を崩してしまったら
  病名にとらわれすぎないでください
  1 抑うつ症状
  2 心身症
  3 燃え尽き症候群(バーンアウト)
  4 パニック症
1,650円(税込)
書籍一覧を見る 戻る