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小説(国内)の書籍一覧

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江戸無情
お次女中・つやの操を賭けた探索で証拠の艶書を入手した寺社奉行・脇坂淡路守は谷中延命院を急襲、妖僧・日道らを捕縛した。しかし将軍家の体面を主張する大御所・一橋治済派の策謀で大奥中﨟らの密会は表向き伏せられ、口塞ぎのため日道は死罪。一方、日道に身を任せたつやは許婚の兵馬に捨てられて入水。助けられて淡路守の側妾に。浪々の身となった兵馬は無頼の日を送っていた。時代小説大作完結篇。
(※本書は1990/8/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
662円(税込)
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江戸無情
寺社奉行・脇坂淡路守は大奥中﨟たちが繁く参篭する谷中延命院に淫靡な匂いを嗅ぎつけ、近習・名越兵馬の許婚・つやを密偵に仕立てて大奥へ送りこんだ。やがて中﨟に連れられて参詣した延命院で、院主・日道に見染められたつやは、ある夜、意を決して寺を訪ねた。寺内部のからくりを突きとめ、動かぬ証拠の大奥女中らの艶書を入手せんがためであったが、つやの失ったものは余りに大きかった…。時代小説巨篇。
(※本書は1990/7/1に発売し、2022/3/25に電子化をいたしました)
683円(税込)
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江戸無情
放埒と奢侈に耽る十一代将軍家斉の治世。江戸市中では次々と大工が襲われるという事件が続いた。八丁堀の同心・鏡源次郎は殺された大工が馴染みの女郎に贈ったべっ甲の中挿を手に入れたが、倹約令によるご禁制の品、大奥女中の持ち物と判明した。一方、寺社奉業・脇坂淡路守は目に余る僧侶らの腐敗堕落を粛正すべく、近習の名越兵馬らを使い、谷中延命院を探らせていた。時代小説大作。
(※本書は1990/4/1に発売し、2022/2/10に電子化をいたしました)
660円(税込)
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生命の樹
ふとしたことから知り合った銀座のバーの女・由美子との情事。由美子は不思議な魅力を持つ女だが、その私生活にはどこか謎めいたところがあった。「先生、私、顔を切られちゃった」由美子からの電話だった…。親子ほども齢のはなれた女に惑溺する小説家の生命の渇き。透徹した文書で描く高見文学の傑作長篇。(※本書は1990/3/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
399円(税込)
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美空ひばりが主題歌を歌ったテレビドラマ「柔」の原作である、長編柔道小説上巻。
(※本書は1989/9/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
598円(税込)
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美空ひばりが主題歌を歌ったテレビドラマ「柔」の原作である、長編柔道小説下巻。
(※本書は1989/9/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
598円(税込)
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都会の憂鬱
「田園の憂鬱」とならんで作者の青春記ともいうべき作品である.「田園」における主人公・妻・2匹の犬は東京の日の当たらない崖下の家に無為の生活を送る.自己の文学的才能への疑惑,無名の新劇女優である妻との確執など――.作者はこの作品を書くことによって,「田園」に含まれていたモティーフを完成し,真の自己の領土を発見した.
(※本書は1983/1/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました)
440円(税込)
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分水嶺 濁流の果て
人は、 時に、想定できない形で、「人生の分水嶺」を迎える。 一人娘を遠隔地に嫁がせることに父が反対したため、週末に佳子(妻)が東京浅草の実家から福島県浪江町の純一(夫)宅に通う形で新婚生活が始まった。 幸せの絶頂で妻が懐妊したが、丁度その時、「幸福と不幸、平穏と不穏、安堵と恐怖」の分水嶺となる東日本大震災が発生。大津波と原発大事故が浪江町を襲った。 被災避難者となった純一は、福島県浪江町から妻の実家近くのマンションに移り住み、期せずして、寝食を共にする二人の生活が実質的に始まった。 支え合い、二人で仲睦まじく暮らすと思われたが、実際は、津波で母・家・仕事のすべてをなくし、将来への不安などで精神的に押し潰されそうな純一から、以前の陽気な性格は完全に消え失せた。些細なことでも夫婦の口論が絶えなくなった。 こうした日常的現実から逃避するように、純一は、元職場関係者で妻の性格とは真逆の自由奔放な佳奈子の魅力に惹かれ、その結果、不倫に陥るのにさほどの時間を要しなかった。 不倫の発覚を防ぐため細心の注意を払っていたが、ある出来事から妻に不倫を悟られたと思い込む。そのため、もともと結婚に反対されて嫌悪感を強く抱き続けてきた義父に不倫を告げられると感じて激高し、自宅台所で、妊娠中の妻を刺し殺した。 殺人犯のレッテルを貼られた上、長期の服役生活等を余儀なくされることに耐え切れないと思った純一は、逮捕直後から、「妻が先に刃物を持ち出し自分に突進してきた」旨、真っ赤な嘘の供述に終始した。 不倫相手の佳奈子も純一との情事を全面否定。 これらの嘘が分水嶺となり、裁判員裁判では、殺意が認められないばかりか、純一の供述に沿って犯行に至る経緯が認定されてしまった。 妻の父は、最愛の娘と生まれ来る孫を突然奪われ悲嘆の日々を送らざるを得なかった。 加えて、虚言で塗り固められた判決を受け入れ難く、墓で眠る娘に純一を絶対に許さないと誓う。果たせるかな、父は、純一と佳奈子の供述が完全な嘘であるとの「最期の証明」を試みる。
(※本書は2019/3/16に日本橋出版より発売された書籍を電子化したものです)
880円(税込)
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聞かせてよ、愛の言葉を
作家の夫と離婚した冴子はノンフィクション作家として、葉子と高志を女手一つで育てていた。中学に入ってから高志は学校内でのいじめがきっかけで不登校になり、次第に家庭内での暴力や奇行が頻発していく。ついに精神科にかかるようになるも事態はひどくなるばかりだった。処方される薬はどんどん増え、高志は数々の事件を起こしていく。家族が高志に振り回される様子が姉である葉子を通して語られていく。
母冴子を反面教師として、目立たぬことを信条として平凡な専業主婦を夢みた葉子だったが、結局は母と同じようにシングルマザーとして生きていくことになる。母と弟の高志の攻防に巻き込まれ続けた葉子は、冴子亡きあと遺品整理をしながら、心を病んだ子供の責任をどう取るべきなのか、生き方を模索していく……。
(※本書は2021年9月20日に刊行し、2023年6月9日に電子化したものです)
1,760円(税込)
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花月の神話
“ねぇ、真実は誰が私たちに教えてくれるの?生きていくうえで、何が一番大切なのか、誰が私たちに教えてくれるの?”無垢すぎる魂は、現実の世界で哀しいほど傷つきやすく、でもそれでも、生きる術はあるはず。何処かにきっと。
(※本書は2004/3/1に株式会社 新風舎より発売された書籍を電子化したものです)
1,100円(税込)
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