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脳のため光を浴びよ肉を食べよう
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脳のため光を浴びよ肉を食べよう

発売日 : 2019年4月26日
ISBN : 9784860815837
全文検索 : 非対応
肉を食べると、元気が出て、明るい
気持ちになります。
肉をよく食べているお年寄りは、
元気です。
だれでも経験されていることでしょう。

歳をとると、明るい気持ちの維持に
大切な神経伝達物質のセロトニンや、
男性の活力に必要な男性ホルモンが
減ります。
すると、不安感を抱きやすくなったり、
意欲や活力が落ちたりします。

しかし、気持ちの明るさや活力に
必要なセロトニンや男性ホルモンは、
増やすことができます。

それが【肉を食べ、光を浴びる】こと。
肉は、気持ちを明るくするセロトニン
を増やします。
光を浴びることでも、セロトニンは
増えます。

そして何より、肉には、体をつくる
大切なたんぱく質が豊富です。
お年寄りになれば、筋肉は落ちやすい。
だから筋肉が落ちないように、
たんぱく質をたくさんとるよう、
気をつけなければなりません。

肉はたんぱく質を効率よく摂取できる
食べ物。
肉を食べ、光を浴びると、元気になる。

本書は、老年精神科医の和田秀樹先生が、
いつまでも若々しい体、明るい気持ちで
いるための、【肉と光】からみた
【生活習慣の提案】です。

●肉と光で、なぜ気分が高揚するの
だろうか
●光の中で動物を狩ってきたのが人間
●エネルギッシュな人の食生活が教え
てくれるもの
●脳は肉を求めている
●光が人間の体内リズムを作ってくれる
●見た目の年齢がどんどん開くのは
タンパク質のせい
●肉のタンパク質が免疫機能を高め、
脂肪が免疫細胞を作る (他)(※本書は2019/4/26に発売し、2021/3/8に電子化をいたしました)

目次

まえがき
プロローグ ヒトはもともと 肉食動物だった
肉と光で、なぜ気分が高揚するのだろうか
体の奥から目覚めてくるものがある
光の中で動物を狩ってきたのが人間
自然な食生活って何だろう
気分の若々しさが脳の老化を防いでくれる
第1章 閉じこもるのは 不自然だ 感じるとき
「こころの休養」と「体の休養」は違う
どんなに休んでもこころの疲れは消えない
そろそろこころの休養にシフトさせていこう
日光の下はなぜ「気持ちいい」のか
光が人間の体内リズムを作ってくれる
朝の光の眩しさ、なぜ大切なのか?
ペットや植物がもたらす幸福感
「成り行き任せ」の散歩もいいものです
収穫ゼロ、それが当たり前だった時代もあります
光を浴びると、どこまでも自由でありたくなる
第2章 こころに 素直な暮らし、 まず肉を食べよう
「いつまでも若々しくて元気な人」に学ぼう
エネルギッシュな人の食生活が教えてくれるもの
丈夫な血管を作ることも大事
「肉でも食べようか」=「元気出そうよ!」です
「肉系レストラン」の人気を支えるのは女性客?
理屈では抑えきれない本能のたくましさ
脳は肉を求めています
高齢女性が元気なわけ
肉へのブレーキをときどき緩めるだけでいい
「まだまだ枯れるわけにはいかない」 という元気が出てくる
第3章 何でも食べて きたのだから 自信を持っていい!
大坂なおみ選手はなぜ「カツ丼」と言ったのか
焼き鳥は日本が誇る肉食文化です
ありとあらゆる肉を食べてきた日本人
かつての「国民病」は戦後になぜ激減したのか
肉のタンパク質が免疫機能を高め、 脂肪が免疫細胞を作る
「フレンチ・パラドックス」が教えてくれること
ひとつの食べ物に偏るのはなぜいけないのか
コンビニ弁当を必要以上に悪者扱いしなくていい
「体にいいし好きだから」が 老化を早めることがある
いつも食べているものが老化を早めることがある
肉を遠ざけると老化が早まる
第4章 変化のない 生活が 老化を早める
いくつになっても楽しみのタネは残しておきたい
食べることは、死ぬまで楽しめる「変化」のひとつ
夫婦それぞれ、食べたいものを食べていい年齢
外で食べる、 それだけで気分を高めてくれるものがある
先の長い人生だからこそ、 夫婦はそれぞれの生き方があっていい
美味しいものを食べているときは、 孤独感が消えてしまう
見た目の年齢がどんどん開くのはタンパク質のせい
あっさりした食事は気分まで老け込ませてしまう
刷り込まれてしまった肉への誤解
肉を食べると少年時代の気分に戻ってしまう
生活の変化は自分で作り出そう
第5章 縮こまって 暮らすと、 こころも縮こまる
「その日」の備えにうるさくなってきた週刊誌
「あと何年残っているか」を 計算間違いしていませんか
「閉じこもる人」より「出しゃばる人」がいい
そもそも「平均年齢」って何?
いまの年齢から20歳引けばどうなりますか
最大最強の「かくあるべし」が消えてしまう
「遊び半分」という生き方
ノルマなし、逃げ出す自由だけはいつもある
「元気な国」と「寂しい国」、どっちがいいですか
外の風に当たるだけで 「よーし、やるか」という気になる
歳を気にする人から順番に老け込んでいく
第6章 自分の欲求に 耳を澄まそう
60歳が「夢見る年ごろ」であって悪いのでしょうか
定年前に描いていた夢はなぜ消えてしまうのか
肉食がいきなり草食に変わったら 自分から動こうとしなくなる
体の老化も定年と同時に加速されていく
暮らし方ひとつで 老化が進んだり抑えられたりする
定年はこころの老いを加速させる きっかけにもなる
「先は長いからのんびりしよう」で老いが忍び込む
こころと体、どちらを動かすのが 手っ取り早いだろうか
光も肉も、素直な欲求のまま眠っています
エピローグ 「元気だな」と 思うあなたは 元気そのものです
不養生でも元気ならそれでいい
「歳なんだから」とつぶやくたびに老いていく
「気分なんて根拠がない」とまだ思っている人へ
いつかまた会うときは笑顔でいられますように

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