孤独脳 脳のSOSに気づき心と体を壊さない30の方法
発売日: 2026/8/21
ISBN: 9784799333297
全文検索: 非対応
★★★★★
★★★★★
0件
-
-
-
-
現代人必読!
脳神経科学の専門家が明かす、おそるべき真実。
孤独は、1日15本のタバコを吸うのと同じくらい命を削る
脳卒中リスク32%上昇
抑うつリスク約3倍
死亡率14%上昇
2023年、米国公衆衛生局長官は、孤独による早期死亡リスクの高まりを「1日15本のタバコを吸うのと同じレベル」と表現した。
2025年6月、WHOは報告書を公表し、世界人口のおよそ6人に1人が孤独に悩んでいると報告した。
日本でも内閣府の調査で、約4割が「孤独感がある」と答えている。しかも、割合が高いのは高齢者ではなく20〜50代の現役世代だ。
人とつながる手段は、かつてないほど増えた。
それでも孤独を感じる人は減らない。
SNSでやりとりしているのに寂しさを感じる。
大勢に囲まれていても、ふと虚しさに襲われる。
家族や職場にいながら「誰にもわかってもらえない」と思う。
それはなぜなのか? そして、どうすればよいのか?
本書は、最新の脳科学から、孤独感の正体を解き明かします。
寂しさを感じるとき、脳では何が起きているのか?
なぜそれが深刻な健康リスクにつながるのか?
私たちは孤独とどう付き合っていけばいいのか?
本書は、今日から試せる具体的な孤独感の解消法も30個紹介しています。さらに、職場、オンライン、SNS、AIなど、現代ならではの孤独にも、脳科学の視点から向き合います。
孤独感に振り回されず、健康で自分らしく生きるヒントが、ここにあります。
自分の孤独リスクを確かめられる「孤独感セルフチェックテスト」も収録(p.92)。
【目次】
はじめに
第1章 孤独感の正体とは?
第2章 現代人を孤独に追いやるもの
第3章 孤独が健康をむしばむ
第4章 ライフサイクル別・孤独の傾向と対策
第5章 孤独を予防・解消する
第6章 現代社会の孤独に向き合う(職場・オンライン・AI)
第7章 孤独の根っこを変える ──自己肯定感の脳科学
-
1 孤独感は生存本能だった
-
人間は「群れ」なければ生きられなかった
-
「社会脳」とは何か?
-
孤独感は脳の「命の危険」アラートである
-
孤立と孤独の違いとは
-
2 孤独を感じるとき、脳では何が起きているか?
-
脳は「活動すればいい」というわけではない
-
孤独は「身体的な痛み」と同じ
-
孤独は脳を変化させる
-
孤独は感情や行動にも影響を及ぼす
-
孤独感はストレスの一種
-
1 「ぼっち」だけが孤独感の原因ではない
-
偏見や差別が生む孤独
-
現代人はみんな、なんとなく孤独
-
つながりは「量より質」
-
孤独とストレスの危険な負のループ
-
自己肯定感が低いと孤立・孤独に陥りやすい
-
2 孤独に陥りやすい人・陥りにくい人
-
「孤独になりやすい性格」はあるのか
-
孤立・孤独になりやすい人/なりにくい人の目安
-
孤独リスクのセルフチェック
-
チェックリストの解説
-
1 孤独が心身をむしばむ
-
WHOが「孤独は健康問題だ」と宣言した
-
「健康」とは何か?
-
健康には「自己実現」や「成長」も含まれる
-
ウェルビーイングを生む「自己認識」
-
3つの自己とウェルビーイング
-
2 孤独が引き起こす健康問題
-
孤独が身体・行動に悪影響を及ぼす5つのルート
-
孤独は病気のリスクや死亡率を上げる
-
孤独による健康問題はなぜ解決が難しいのか?
-
3 孤独は「伝染」する
-
孤独はなぜ周囲に広がるのか?
-
1 乳幼児期(0~5歳)
-
乳幼児期は「脳の土台」の形成期
-
「愛着形成」が将来の社会性を決める
-
乳幼児期の脳の発達に必要なこと
-
愛着形成のカギを握る「オキシトシン」
-
「イヤイヤ期」は自律心の芽生えの証
-
幼少期の孤独と精神疾患リスクとの関係
-
幼少期の孤独の原因
-
2 学童期(6~12歳)
-
学童期の孤独は「寂しさ」以上の意味をもつ
-
学童期の孤独の原因
-
学童期の孤独がもたらす影響
-
3 思春期(13~19歳)
-
反抗期は「脳内アンバランス」が原因
-
「自意識過剰」はアイデンティティ形成の副産物
-
思春期の「揺らぎ」が孤独を招く
-
思春期の孤独の注意点
-
4 青年期(20~30代前半)
-
20代は環境の激変期
-
「複数の自己の乖離」が孤独を生む
-
「クォーターライフクライシス」とは何か?
-
デジタルネイティブ世代の孤独の特徴
-
5 壮年期(30代後半~40代前半)
-
ライフスタイルのギャップが生む孤
-
プライベートや個人の居場所の大切さ
-
孤独死を招く「セルフネグレクト」
-
効率化社会の陰で生まれる孤独
-
心理的安全性のない集団では孤独が生まれやすい
-
6 中年期(40代後半~50代)
-
「更年期」の孤独
-
「ミッドライフクライシス」と孤独
-
「ミッドライフクライシス」を乗り越えるために
-
「ジェネラティビティ」が自己実現の原動力になる
-
7 高齢期(60歳以上)
-
高齢期こそ「次世代に残す」活動を
-
「年齢ステレオタイプ」が高齢者を孤独にする?
-
高齢期の「喪失体験」が孤独を生む
-
認知症は誰にでも起こりうる老化現象
-
知的機能は衰えても、情緒機能は最後まで残る
-
1 会話が孤独をとかす
-
「ありのままの自分」で話せる関係をつくる
-
非日常の高揚感が孤独をとかす
-
聴いてもらうことが孤独を和らげる
-
2 「弱いつながり」を活かす
-
「六次の隔たり」と「スモールワールド現象」
-
「弱い関係」の人たちとのつながり方
-
3 アートが孤独感を和らげる
-
孤独予防の〝特効薬〟
-
「メタ認知」能力を鍛える
-
脳では何が起きているのか?
-
実践例:プレイバックシアター
-
アートは現代を生き抜く力の源になる
-
新たな自分と、新たなつながりを
-
4 自然の中でぼんやりする時間をもつ
-
自然の力が孤独から救ってくれる
-
自然とのつながりを感じる
あとがき ──「ケイパビリティ・アプローチ」による解決への道