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生きるのが楽になる考え方
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生きるのが楽になる考え方

発売日 : 2015年12月12日
ISBN : 9784860815394
全文検索 : 非対応
先行き不透明な時代、私たちにはいろいろな場面で不安や悩みがつきまといます。
しかし、不安を持てばきりがなく、また、「気になる不安」から目をそらし、それに気づかないように自分をごまかしていれば、そのことがかえって「不安」に取り込まれることになります。
予測のつかないこと、待ちかまえているかもしれないピンチに対して、最低限「逃げない」「乗り越えてみせる」という決心ができている人は、
いたずらに恐れることなく日々の暮らしと向き合うことができます。
日々の生活に楽しみや幸せを感じることができます。生きるのが楽になります。
できることをきちんとやり、小さい目標をひとつずつ実現していくこと。
本書ではいたずらに不安から逃げず、「こころの準備」をし、何があって乗り越え、人生を楽しむ生き方を提案します。
●小さい目標を実現していこう
●「こころの準備」は「小さく」「きちんと」でいい
●あやふやに力より確実な力を武器にする
●安心できることがどんなときでも大切
●いちばん不安なことの知識・情報は押さえておく
●「知る」「確かめる」で「こころの準備」はできる
●ひとりで抱え込むと不安が大きくなる
●「そのうち調子が出てくるだろう」とダメ
●打つ手はその場で打つ
●「負けは負け」と認め気持ちをリセットする
●「あきらめない」と決めるだけでいい (他)
◎本書は小社より出版された『どんなときでも「こころの準備」が上手い人下手な人』を改題し、再編集した新版です。

(※本書は2015/12/12に発売し、2020/12/15に電子化をいたしました)

和田秀樹(わだ ひでき)

1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。
東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、アメリカ、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、現在、国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学専攻)、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部非常勤講師、和田秀樹こころと体のクリニック(アンチエイジングとエグゼクティブカウンセリングに特化したクリニック)院長。1987年『受験は要領』がベストセラーになって以来、大学受験の世界のオーソリティとしても知られる。
著書に『感情的にならない気持ちの整理術』『50歳からの勉強法』『医学部の大罪』『脳科学より心理学』『悩み方の作法』『40歳からの記憶術』『一生ボケない脳をつくる77の習慣』(以上、ディスカヴァー)『テレビの大罪』(新潮新書)『感情的にならない本』(新講社ワイド新書)『受験は要領』(PHP文庫)など多数。

目次

はじめに
プロローグ 「こころの準備」で生きるのが楽になる
「こころの準備」は モノやカネの備えではない
「そのとき考える」は 「こころの準備」といえるか
「備えあれば憂いなし」なら 生きるのが楽か
いいことばかりの 人生なんてない
小さな目標を 実現していこう
逃げない、 乗り越えてみせる
第1章 楽に生きている人の考え方
「こころの準備」だけは しておきなさい
会議やセミナーで 発言を求められたとき
基本を確認する、 当事者意識をもつ
バッターの素振りだって 「こころの準備」といえる
あわてる人ほど 基本ができていない
関わる気持ちが 「こころの準備」になる
「わたしは関係ない」 という人がいちばんダメ
謝らない人は 「こころの準備」が下手
いざというときに あわてないために
第2章 いまの自分の力を見定めておこう
自分の力を過信して、 ポキンと折れる人
弱気な人でも毅然と 覚悟はできる
「やり遂げます」という 態度を見せる
「やればできる」でなく 「最後まで逃げない」だ
「こころの準備」は 「小さく」「きちんと」でいい
ふだんから自分の力を 見定めておく
つねに長所を買われて いるんだと信じよう
自分を過大評価も 過小評価もしない
あやふやな力より 確実な力を武器にする
チャンスやピンチのとき 人は大きくなっていく
第3章 すべては、「ひとまず安心」から始まる
「気休め」をバカにすると いざというときあわてる
安心できることが どんなときでも大切
気休めの備えでも 「ひとまず安心」できる
「こころの準備」に 大事なのは続けること
「しまった」と悔やんだ だけで動揺してしまう
「いざというとき」が 突然訪れたら?
「ひとまず安心」という 準備をまずやる
目をそらしていたことを きちんと受け止める
第4章 リテラシーは身につけておく
不幸や不運を 乗り越えるリテラシー
いちばん不安なことの 知識・情報は押さえておく
知識があれば 備えの目標ができてくる
「ひとまず安心」するだけで 生きるのが楽になる
「知る」「たしかめる」で 「こころの準備」ができる
ひとりで抱え込むと 不安が大きくなる
困ったらすぐ だれかに相談する
予測もつかない 不幸から立ち直る
人とのつながりを 大切にする
第5章 兆しから目をそらさない
怖がらない、 ごまかさない
「イヤな兆し」は 素直に受け止める
「そのうち調子が 出てくるだろう」はダメ
「念のため」のチェックを 忘れない人、怠る人
打つ手は その場で打つ
小細工だっていい関係の きっかけにはなる
何が起こっても あわてることだけはない
おおらかな気持ちで 別れと向き合う
第6章 「自分をしっかりもつ」ということ
立ち直りが早い人、 立ち直れない人
ジタバタするだけで 後退している人
いまの自分に 足りないものは何か
いま準備できることは 何かと問いかける
チャンスにあわてる人、 チャンスをものにする人
やるだけのことは、 やっているんだ
問題がないときでも 問題を見つける
満足もしないし 不安にもならない
見えない兆しでも 動けば見えてくる
第7章 打たれ強さを育てておこう
ほとんどの負けは ごまかせてしまう
認めるしかない負けは あっさり認めよう
「まだ負けたわけじゃない」より 「負けは負け」と認める
「負けは負け」と認め 気持ちをリセットする
勝ちだってリセット しなければ前に進めない
勝ち、勝ち、勝ちの人、 丈夫だけが取り柄の人
負け、負け、負けの人は 自分の長所を知る
負けたらあっさり認め、 また前に進んでいく
短所も弱点もすべて、 丸ごと自分だ!
エピローグ 「あきらめない」、たったそれだけ決めておこう
「こころの準備」の スタートはひとつしかない
「あきらめない」と 決めるだけでいい

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