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DIGITAL STANCE スマホに支配されない生き方 テクノロジーとの「健全な距離感」を見つける
元Google人材育成統括部長が教える、アテンションエコノミーを賢く生き抜くヒント

あなたは1日に何時間スマホを見ていますか?

平均的な日本人は1日に約168分をインターネット利用に費やしています。
10~20代では、それが4~5時間に達することも。あなた自身はどうでしょうか?

□食事中や会話中に無意識にスマホを確認することがある
□通知がないか気になって、10分以上集中できないことがある
□朝起きて最初にすることは、スマホの画面を見ることだ
□「ちょっとだけ」とSNSを開いたら、30分以上経過していることがある
□スマホを忘れたり、バッテリーが切れたりすると不安になる

3つ以上当てはまった方、安心してください。これはあなたの意志の弱さではありません。
テック企業が数十億ドルをかけて設計した「ハマる仕掛け」の効果なのです。

現代社会においては、情報の質や内容よりも、
「どれだけ人々の注目や関心を集められるか」が経済価値を生むとされ、
それをめぐって無数のアプリやサービスがしのぎを削る、
いわゆる「アテンションエコノミー」が進行しています。

メール、チャット、SNS,動画、ニュースアプリ……
目が覚めた瞬間から寝る直前まで、気づけば私たちの時間と集中力は削られ、
本当に大切なことに向き合う余裕を失ってしまいます。

通知に追われ、目の前の会話に集中できず、気がつくと何も覚えていない数時間が過ぎている。

それでも「スマホを手放すなんて無理だ」と思ってしまう。
なぜならテクノロジーは生活や仕事の必需品であり、
完全に断つことなど現実的ではないからです。

本書は、そうしたジレンマに直面している現代の皆さんに向けて、
“デジタルと健全につきあう”ための新しいスタンスを提案する一冊です。

元Google人材育成統括部長であり、テック企業のビジネスをよく知る著者が、
「アテンションエコノミー時代を生き抜くためのヒント」を実践的に説きます。

「やめる」ではなく、「選ぶ」「整える」「距離をとる」
スマホやSNSに使われるのではなく、使いこなす。その選択肢がここにあります。

「最近、なんだかスマホ疲れしているかも……」
そんなあなたの行動を変えるきっかけとなる、スマホ時代の新・教養書です。

【目次】
はじめに
第1章 なぜ、わたしたちはスマホに振り回されてしまうのか?
第2章 デジタルテクノロジーの光と影
第3章 デジタルテクノロジーとの適切なスタンスとは
第4章 より健全なスタンスをとるためのマインドセット
第5章 デジタル資本社会で人生を自分の手に取り戻す
おわりに――自分らしい生き方を求めて

巻末付録:
中・高・大学生のためのガイドライン/親と教育者のためのガイドライン/一般社員・メンバーのためのガイドライン/ビジネスリーダーのためのガイドライン/人材育成・人事プロフェッショナルのためのガイドライン/スタートアップ・起業家のためのガイドライン/エンジニアのためのガイドライン/デジタルクリエイターのためのガイドライン/フリーランサーのためのガイドライン/ヘルスケア・メンタルヘルス専門家のためのガイドライン
1,980円(税込)
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世界の一流は「雑談」で何を話しているのか
Kindle総合ランキング ぶっちぎり1位を獲得!(2024.10.11-2024.10.22)
日本人が苦手な「打ち解ける」「間を埋める」「盛り上げる」を
世界の一流ビジネスマンはどうやっているのか?


■「雑談=無駄話」ではない

日本では、取引先との商談などを始める際に、本題に入る前のイントロダクションとして雑談を交わすのが一般的です。
天気の話に始まり、SNSで話題になっていることや、お互いの業界のウワサ話など、そのほとんどが「とりとめのない会話」です。

ビジネスマンは雑談を本題に入る前の「潤滑油」と考え、その場を和ませたり、無駄な緊張感を取り除いて、相手との距離感を縮めることを期待しています。
お互いの関係性を深めるのは大事なことですが、筆者は「それだけでは、あまりにももったいない」と考えています。
なぜならば、そこが「ビジネスの場」であるからです。

筆者が働いていたグーグルでは、「Let's chat!」というフレーズが頻繁に飛び交っていました。
あえて直訳すれば、「雑談しましょう!」という意味になりますが、世間話や無駄話をするわけではありません
アジェンダ(行動計画)が成立していない段階で、お互いのプランや課題をシェアして、

「どんなプロジェクトができるのか?」
「どんなアウトプット(成果)を目指すのか?」
「どこに問題があるのか?」


などについて、オープンで「ざっくばらん」な情報交換をすることが目的です。

■ 日本の雑談と世界の雑談は似て非なるもの

世界のビジネスシーンで、一流のビジネスマンが交わしているのは、日本的な雑談ではなく、「dialogue(ダイアログ)」に近いものです。
ダイアログとは、「対話」という意味ですが、単なる情報のやりとりだけでなく、話す側と聞く側がお互いに理解を深めながら、行動や意識を変化させるような創造的なコミュニケーションを目指した会話です。

彼らは明確な意図を持って目の前の相手と向き合い、「雑談」を武器としてフル活用することで、仕事のパフォーマンスを上げ、成果を出すことを強く意識しています。
日本のビジネスマンの雑談には、こうした戦略的な視点がスッポリと抜け落ちているのです。

雑談が苦手と感じている人の多くは、「目的のない会話」が不得意な人たちです。
どこに向かっているのかわからないような、ダラダラと長いだけの会話を毛嫌いしている人もいることでしょう。
視点を変えれば、無目的に何かをするのが不得意な人というのは、しっかりとした目的が定まっていれば、最大限に強みを発揮できる人たちだと思います。
明確な意図を持って相手に接すれば、苦手な雑談を武器に変えることができるのです。

本書では、雑談を社内や社外の人間関係の構築に活かし、仕事で成果を出すための考え方や実践法を徹底的に掘り下げて詳しくお伝えします。
世界のビジネスマンの雑談との向き合い方や、日本との考え方の違いを知ることは、雑談のスキル向上だけでなく、仕事のクオリティーを高めることに結びつきます。

■ 本書の構成

はじめに 日本人は「雑談」を世間話や無駄話と考えている
第1章 「世界」の雑談と「日本」の雑談
第2章 強いチームをつくる「社内雑談力」の極意
第3章 武器としてのビジネスの雑談
第4章 こんな雑談は危ない! 6つのNGポイント
おわりに リモートワークの増加が雑談の重要性を浮き彫りにした
1,650円(税込)
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