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斎藤暁子の書籍一覧

航空会社の客室乗務員として勤務後、結婚。一児の母。心理カウンセラー。
当時、精神科医の夫が開業した心療内科クリニックでカウンセラーとしての経験を積む。
その後クリニックから転向した『さいとうカウンセリングルーム』にて「生きづらさ」「母娘関係」「子育て」などで悩む方を対象に、インナーチャイルド・ワークを中心としたカウンセリングを行っている。
2017年、HSP/HSC(Highly Sensitive Person/Highly Sensitive Child)概念と出合う。家族やクライエントさん、そのお子さんの多くがHSP/HSCの特徴に当てはまることに気づき学ぶ。2018年3月『HSC 子育てラボ』、2019年4月、オンラインコミュニティ『HSC親子の安心基地』を立ち上げる。
現在は、HSC子育て、不登校に関するカウンセリングも行っている。
夫との共著書に小冊子絵本『敏感な子の守りかた絵本』 (アート印刷)、著書に『HSC を守りたい』(風鳴舎)がある。
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ママ、怒らないで。(新装改訂版)
ママ・パパの共感を呼んだあのロングセラーが、
「新装改訂版」となって帰ってきました!


出版から5年目を迎えた『ママ、怒らないで。』。おかげさまでたいへん多くの方が読んでくださいました。
そして、カウンセリングでより深くご自身の過去や子育てと向き合いたいという方々と、セラピスト・カウンセラーとして、深く関わってまいりました。その『ママ、怒らないで。』が、このたび新装改訂版として生まれ変わりました。

初版出版後、書籍を読まれた方々のカウンセリングを行ってきてわかってきたのは、『子どもに自分と同じ苦しみを味わわせたくない』『同じ不幸を連鎖させたくない』 『その場しのぎではなく、根っこから変わって子どもに害を与えない親になりたい』という思いから、そのための知識や術を模索している方が非常に多いということでした。

自動車を運転するには、教習や試験、免許が必要ですが、子育てにはそれらがありません。子育てには正解も間違いもないといわれますが、知らなかったがために深い傷を抱えさせてしまうことがあるならば、間違いがないとは言い切れず、場合によっては教習も免許もなしに運転してきたようなものだったのだと気づいて後悔することも少なくないのです。

そこで、今回の新装改訂版では、安全・安心を実感できる子育てのために欠かせない知識を注ぎ込んでいくことを中心に、編集作業を行いました。

初版の『ママ、怒らないで。』では、『アダルト・チルドレン』、『機能不全家族』、『毒親』、『嗜癖』、『トラウマ』、『虐待』、『インナーペアレント』といった用語を取り上げながら、主に親自身が抱える“子育てや対人関係における困難さ”と向き合う内容になっています。

今回の新装改訂版では、初版の内容に加え、『複雑性PTSD』について簡単に触れ、新たに 『心理的虐待(心理的マルトリートメント)』、『愛着(アタッチメント)に関わること・問題』を加えることができました。

これらはどれも、「親自身の、子育てや対人関係に関わる悩みや問題の改善・解決のために」、同時に「子どもの個性や可能性、自己肯定感を奪わないために」、欠かせない知識です。

また、これらの問題の多くは、次の世代へと伝播(連鎖)しやすいという特徴を持っているものでもあるのです。

誰もがそのことを知らない時代だったために、無意識のうちに受け継がれてきた“負” の連鎖を断ち切って、私たちの代で、安全・安心を実感できる時代を築いていきましょう。
(「新装改訂版に際して」より)
1,650円(税込)
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