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松村由利子の書籍一覧

1960年福岡県生まれ。歌人。朝日新聞、毎日新聞で記者として20年余働いた後、2006年からフリーランスに。著書に『与謝野晶子』(中央公論新社)、『31文字のなかの科学』(NTT出版)、『短歌を詠む科学者たち』(春秋社)、『ジャーナリスト与謝野晶子』(短歌研究社)、『科学をうたう』(春秋社)など。歌集に『光のアラベスク』(砂子屋書房)など。
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与謝野晶子 愛と理性の言葉
俵万智さん推薦!
今こそ読みたい与謝野晶子の「美しく力強い言葉の数々」を1ページに1項目ずつ読みやすくまとめました


近代歌壇を代表する歌人で『みだれ髪』や『君死にたまふことなかれ』などで知られる与謝野晶子は、
文学の世界のみならず、社会評論の世界でも活躍しました。
晶子が書いた15冊の評論集の中から、選りすぐりの言葉たちと、晶子の歌や詩を織り交ぜながら
「学ぶこと」「働くこと」「人生」「愛」「自由」などのテーマごとに読みやすく、わかりやすくまとめました。

▼購入者限定!ダウンロード特典

編訳者による「与謝野晶子 ブックガイド」および「与謝野晶子 おすすめ短歌10首(解説付き)」
ぜひダウンロードして、お役立てください。


<本文より抜粋>
「聡明な船乗りは、急流を渡るときには、上流へ斜めに舳先を向けて漕ぎ、ちょうど目的とする地点に着くように計らいます。しかし、聡明な船乗りがいつでも迂回するかといえば、そうではありません。波風の激しくない、潮流のおだやかな海を横断するときは、目的地に向けて一直線に舵を取ります。」

「人は誰かといることで鍛えられて健やかになり、孤独によって深められ、純粋になります。愛しあった夫婦でも常に向かいあっていれば、窮屈を感じる日だってあります。仲のよい親子のあいだでも同じことです。仮に半日でも、妻が夫から離れ、子が親から離れて、孤独のなかに自由に思索し行動したいと願うのは、自然であり、合理的な欲求です。」

【目次】
Ⅰ.幅広い読書で自らを育てる
Ⅱ.働く喜びは金銭には換えられない
Ⅲ.人生の海へ漕ぎだすために
Ⅳ.男女という性差を超えて
Ⅴ.愛は常に訓練されるべきもの
Ⅵ.子どもを育てる喜びを分かちあう
Ⅶ.さまざまな自由を求めて
Ⅷ.考える人として若々しく
Ⅸ.国家は個人のために
Ⅹ.芸術にふれる人生を
1,320円(税込)
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